8月5日に庭の花壇でヒャクニチソウ(ジニア)の写真を撮った。こぼれ種で生えてきたはいいが、葉も花もオンブバッタにかじられてしまい、無傷の花を見るのは今年初めてである。(オンブバッタについては8月4日の日記を参照。トップページ左上のカレンダーで2006年8月を表示し、4日の日付をクリックすると見られる。)
これからもいろいろな虫にかじられるのだろうが、私はあまり心配していない。
弱肉強食は動物の世界だけの話ではない。植物もかなりすさまじいバトルを繰り広げる。花壇を掘り起こせば、中央をベニカナメ「レッドロビン」の太い根が突っ切り、それをよけながらまっすぐに根を伸ばしているものや、短い根をびっしりと生やしているものなどが見える。地上では、背の高い植物のすきまから小さな植物が顔をのぞかせている。以前、アサガオを育てたときは、隣のつるに巻きつかれ、ボンレスハム状態になったつぼみがあったが、つるをほどいてやると、10分もしないうちに花が咲いた。弱い者もやられっぱなしではない。逆境に耐えうる強さを身につけ、どっこい、しぶとく生きている。ヒャクニチソウも例外ではない。これからますます大きくなり、周辺のクレオメやセンニチコウをなぎ倒しながら、たくましく生きていくだろう。
フリーページにヒャクニチソウ(ジニア)のコーナーを作った。栽培方法などをまとめてあるので、興味のある方はどうぞ。
ヒャクニチソウ(ジニア)