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カテゴリ:花の名所
4月5日、岡山県岡山市某所と玉野市の深山公園に花を見に行った。まずは岡山市内で某山野草を見学する。ここも盗掘の被害に遭っているらしいので、その他の生き物の写真だけを載せておく。
花を探していると、足元を何かが跳ねた。目を凝らして探すと、いたいた。ニホンアマガエルである。 ニホンアマガエル こちらが動くと、再び跳ねて移動を始めた。枯葉の下に体を隠してじっとしている。 ニホンアマガエル たまにホオジロの声がするが、遠いので撮影はあきらめた。しばらくすると、ヒバリのピーチクパーチクに少し似た声が聞こえ始めた。田んぼにセグロセキレイが2羽いる。求愛中らしく、オスが翼を広げて先っぽを引きずりながら、よたよたと歩いてメスを追いかけている。鳴いているのは彼のようである。 慌ててズームしている間に、メスは嫌がって飛び去ってしまった。フラれた哀れな男を写真に撮ってみる。失恋の痛手は全くないようである。 セグロセキレイのオス 彼はのんびりと羽づくろいを始めた。チャンスはまだある。男は前進あるのみである。 セグロセキレイのオス セグロセキレイのオス そろそろ車に戻ろうと歩いていると、モンシロチョウが飛んできた。菜の花の蜜を吸っている。春型のメスだろう。 モンシロチョウ春型のメス そこへオレンジ色のチョウが飛んできた。キタテハを実際に見たのは初めてである。 秋型のキタテハ 羽の表側も撮りたかったのだが、これ以上は無理だった。 秋型のキタテハ 秋型のキタテハ チョウたちに別れを告げ、玉野市の深山公園へ向かう。周囲の道路は一方通行になっており、道路の左側には「左側駐車」の立て札が立っている。警備員の姿も見える。今までにない混雑ぶりである。 なんとか車を止めて園内に入ると、人、人、人である。とりあえず、人間の少ないところを求めて歩き回る。ソメイヨシノは満開、オオシマザクラとヤマザクラは散り始めているようである。 とりあえず、池の周りを歩いてみることにした。レンギョウもちょうど見頃である。 レンギョウ コバノミツバツツジは、木によっては、早くも満開になっている。 コバノミツバツツジ もう少し上に行ってみると、アセビが咲いていた。 アセビ すぐそばを何かが飛んでいる。地面に止まったところをズームすると、交尾中のビロウドツリアブだった。 ビロウドツリアブ 再び池に出る。水面を飛んでいるのはセグロセキレイのようである。ふと気付くと、ほとりをハクセキレイが歩いていた。 ハクセキレイ ハクセキレイ フサアカシア(ミモザ)もまだ見頃で、鮮やかな黄色が遠くからでも目立つ。 フサアカシア フサアカシア 夕方になると、人が減ってきた。せっかくなので、一応、桜も撮っておく。ヒヨドリでもいればいいのだが、あまりの人の多さに恐れをなしたのか、かなり遠くで遠慮気味に小声で鳴いていた。 満開になった時期と週末が重なってしまったので、かなりの人出だったが、今日は多少はましだろうか。見頃は今週中、来週にはもう散り急いでいるだろう。思い切って出かけてよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月08日 08時33分24秒
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