庭のアカバナユウゲショウが満開である。今年はこぼれ種で生えた小さな株もいくつか開花している。写真は5月7日に撮影したものである。
アカバナユウゲショウ
この株は2005年に急に生えてきて、翌年から花を咲かせている。本来は観賞用で、明治時代に南アメリカから持ち込まれたらしい。しかし、現在は雑草扱いである。かわいいので1株だけ残しておいたら、ずいぶん大きくなった。今年は草丈30cm、株張りは20cmほどである。花の直径は2cmほどと小さめだが、たくさん咲いているので見ごたえがある。
アカバナユウゲショウはアカバナ科の多年草で、花期は5~9月だが、我が庭では10月末頃までである。夕方に開花するが、天気がよければ昼過ぎまで、悪ければもっと遅くまで咲いている。秋には一部の葉が赤くなり、赤くならなかった葉は枯れずに越冬する。
こぼれ種でおそろしいほど生えてくるのが厄介でもあるが、小さなピンクの花がゆらゆらしているのを見ると心が和む。我が庭では人気の雑草である。