9月4日、庭の見回りをしていて黄色い花が咲いているのを見つけた。オニタビラコだろうと思いつつも、最近ネタ不足なので一応、撮ってみた。
だいたい、こういうキク科植物は似たものが多くてややこしい。調べてみると、オニタビラコをアカオニタビラコとアオオニタビラコの2つに分類する説があるらしい。
アカオニタビラコのロゼット状の葉は赤みを帯び、茎にも葉がつく。比較的大きくなり、花茎は1本である。花期は4~5月と短い。
一方、アオオニタビラコのロゼット状の葉は緑色で、茎葉はない。比較的小さく、花茎は複数出て赤みを帯びている。花期は春から秋と長い。
さて、うちの子はというと、草丈15cm、葉は緑色で茎葉はなく、花茎は1本だが淡い赤褐色である。アオオニタビラコのようだが、この区別はまだ一般的ではないようなので、一応、オニタビラコとしておく。
環境の違いで印象がずいぶん違う植物だと思っていたのだが、ここまで違えばアカとアオとに区別してもいいように思う。たかがオニタビラコと思っていたが、調べるのに予想以上に時間がかかり、いい暇つぶしになった。