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カテゴリ:花の名所
4月17日、某山に行った。GWにはちょっと山歩きをするのでトレーニングのつもりである。登り始めてすぐにメジロの鳴き声が聞こえてきた。桜の花の蜜をなめていたが、木の枝の陰になってしまい、きれいに写せなかった。その代わりに満開の桜を撮った。
ウグイスもよく鳴いているが、見えたと思ったとたんに逃げられた。少し遠くでホオジロの声もする。 しばらく歩くと、茶色い小さなチョウが飛んできて足元の石の上に止まった。大きさはヤマトシジミほどである。真上から見ていたら、なぜか体を横に向け、たたんだ羽がこちらに見えるようにした。こいつは撮れということか。 ズームしてみると明らかにシジミチョウの仲間だが、初めて見るチョウだった。 羽の表側も撮りたかったので、そっと足を踏み出して移動しようとしたらすっ飛んで逃げてしまった。 後で調べてみると、コツバメという早春に見られるシジミチョウの仲間だった。羽が日に当たるように体を傾けて止まっていることが多いらしい。あれは単なる日光浴だったのである。寒い時季に現れるので、胴体にびっしりと毛が生えている。 スミレの仲間やアセビなどは咲き始めで、あまり数は見られなかったが、アブの仲間たちはうれしそうに飛び回っていた。 シジュウカラやヒガラの鳴き声を聞きながら下山し、ふもとを散策していると、ビロウドツリアブが花の蜜を吸っていた。 帰る途中、桜並木があったので見に行ってみた。ちょうど満開である。 近くではシバザクラの間からツクシが顔をのぞかせていた。 この日は天気がよかったので歩くだけでも気持ちがよかった。思わぬところで花見もでき、なかなか楽しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月20日 09時03分17秒
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