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ガーデニングで癒しのひととき

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2011年05月14日
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カテゴリ:GW2011
5月2日、GWの家族旅行2日目である。翌日は雨が降るかもしれないので、どうしても行きたかった玄武洞公園に行っておくことにした。
16時50分頃だったので、駐車場は半分ほどしか埋まっていなかった。入口の階段や坂道は石畳になっており、雨の日は滑りやすそうである。上りきってすぐ目の前に玄武洞が見える。
玄武洞
160万年前の噴火によってできたこの地は元採石場で、玄武洞にあいた2つの穴は人間の手によるものである。手つかずとは言い切れないが、国の天然記念物に指定されているだけのことはあり、縦横の柱状節理が見事である。
2つの穴の間の柱のようになっている部分をズームしてみた。レンガを積み重ねたように見えるのがおもしろい。
玄武洞
右側の道を行けば青龍洞、左側の道を行けば白虎洞などがある。先に左側を見学することにした。
ほどなく、白虎洞が見えてくる。柱状節理は縦横に見られるが、かなりゆがんでいるところもある。
白虎洞
白虎洞
少し離れたところに南朱雀洞がある。柱状節理はやはりゆがみが大きく、カーブしているところもある。
南朱雀洞
穴はあいていないが奥まって洞窟のようになっている。その手前に水がたまっており、なかなかきれいである。
南朱雀洞
隣にある北朱雀洞は比較的小さく、外側に雑草が茂って明るい感じがする。
北朱雀洞
引き返し、玄武洞の前を通り過ぎて青龍洞を見に行く。国の天然記念物なのはこれと玄武洞の2つである。大きさからしても納得できるが、一目見るなり、これを最後に見てよかったと思った。柱状節理が見事なのはもちろん、南朱雀洞と同様、手前に水がたまっており実に見栄えがいい。玄武洞よりも気に入った。
青龍洞
横方向の柱状節理がきれいに見えている。
青龍洞
駐車場に戻ったのは17時15分頃である。玄武洞ミュージアムが17時に閉まったので車はさらに減っていた。人も少なめでのんびりできてよかった。
翌5月3日は午後から兵庫県豊岡市(旧出石町)の町並みを見学することにした。市役所周辺の駐車場の近くから渋滞でなかなか進まない。道をはさんで両側に駐車場があり、右側の方に入った。駐車料金を払って観光地図をいただき、車外に出たのは13時20分頃である。
とにかく人が多くて歩くのも大変である。辰鼓楼の脇を通って大手前通りを北上し、出石城跡とは逆方向に進む。そば屋や土産物屋がやたら多い。鉄砲町有料駐車場が右手に見えてくる頃、やっと人が減った。ここの駐車場もあと少しで満車になりそうである。
さらに北上し、13時半に中心部から外れたそば屋にたどりついて並ぶこと20分、皿そばを食って14時20分頃に店を出たが、行列はさらに長くなっていた。
ここから南下しながら見学開始である。豊岡市立出石資料館は残念ながら写真撮影は禁止だったので、あまり詳しいことは思い出せないが、古い柱時計や甲冑などの武具が展示されていた。中庭に白い猫がうずくまっており、引き戸に「猫が入るので閉めてください」と書かれていたのが印象に残っている。悪さしそうな顔ではなかったが、猫も見かけによらんからな。
少し歩くと赤みを帯びた土壁の大きな建物があった。酒蔵である。壁のあっちこっちに窓があり、なかなかおもしろい。
酒蔵
豊岡市立出石明治館の周辺は人が少なく静かでほっとする。
出石明治館
中の木造の階段もつやつやと光ってきれいである。ドアの蝶番にまで模様が施されていた。受付のある部屋の窓には出石の町並みがプリントされていた。出石町出身の人々の紹介パネルや古いカメラ、蓄音機があった。
出石高校の脇を通ってすぐ、細い川に橋が架かっており、お城のような建物があった。経王寺といい、砦の役目も担っていた寺らしい。
経王寺
再び市役所の前を通り、豊岡市立出石家老屋敷に入った。美術館と同じ敷地内にあるので、入口は共通である。大名行列に使われる道具類が展示されている。
出石家老屋敷駕籠 駕籠
かなり狭い階段を上ると隠し二階がある。刀を振り回して戦えないようにするため、天井はわざと低くしてあった。
出石城跡に続く橋を渡り、登城門から隅櫓を眺める。ちょうど八重桜が見頃できれいである。
出石城跡
隅櫓のすぐ前にも枝垂れ桜があるが、ほとんど散っていた。
出石城隅櫓
左折し、もう一方の隅櫓もパチリ。この脇には階段があり、赤い鳥居をくぐりながら上るようになっている。
出石城隅櫓
階段の途中で右折し、芝生の左側を歩いていると仙石科野大宮社があった。
仙石科野大宮社
突き当たりまで進み、相当急な坂道を上る。落ち葉が積もって滑りやすく、帰りはこれを下るのかと不安になった。ふと見ると、この坂道を年配の女性が数人下ってくる。慌てて道を譲り、通り過ぎるのを待つ。ああ、これ石で止めながら行ったらええんやわなどとぺちゃくちゃしゃべりながら革靴で下りて来られるのを尊敬のまなざしで見つめてしまった。
上りきると稲荷神社があった。その脇を通り過ぎると赤い鳥居が並んでいた。途中で右折しなければ、鳥居をくぐりながら階段を上ってここまで来られたわけである。あの坂道を下らなくてすんだことに感謝しつつ城を後にした。
辰鼓楼は目の前まで行けるが、その裏側にはまわれないようになっていた。引き返して大手前通りに出て写真を撮る。
辰鼓楼
土産を買って駐車場に戻ったのは16時40分頃である。車の数は少し減り、8割くらいの入りだっただろうか。人混みで疲れたので、この日の見学はこれで終わりにした。
続きは明日。





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最終更新日  2011年05月14日 06時29分32秒
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