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カテゴリ:花の名所
11月12日、兵庫県姫路市にノジギクを見に行った。海沿いの道を歩いていると、日が当たり始めたばかりの花がしっとりと濡れて光っている。
ここは花数はあまり多くないが、人がいないのでのんびりできる。運が良ければ野鳥も見られるが、メジロは海の上を飛び回るばかりで撮れなかった。 2匹の虫がノジギクの花に止まった。片方はキアシナガバチのようである。 もみ合っているようなので角度を変えて見てみると、キアシナガバチがオオハナアブの頭部の付け根にかみついていた。ゆっくり食事しようと思っていたところに邪魔者が現れたので、羽を広げて威嚇している。そのすぐ横の花ではツマグロキンバエが花の蜜に夢中になっている。きれいな花の上で繰り広げられる食う食われるのドラマも様々である。 とうとうオオハナアブの頭はとれてしまった。落ち着いて食事したいだろうと思ったので、ここでお暇することにした。 もう1か所、山のほうの自生地にも行ってみることにした。こちらは花数が多くちょうど見頃だが、少し人の手が入っているようなのが気になる。坂道を上っていると、ヤマガラとメジロの混群が木々の間を飛び回って大はしゃぎしていた。コゲラもいたが、幹をどんどん上がっていってすぐに見えなくなった。 黄色い花はキバナノジギクなのだろうか。やはり濡れてきらきらしている。 隅っこになぜか皇帝ダリアが咲いていた。ちょうど見頃である。 さらに進むと、ピンク色のキクが咲いていた。ノジギクの隣に植わっていたが、八重咲きなので、園芸品種だろう。 ここで引き返すことにした。キバナノジギクのところまで戻ってくると、赤いトンボがいた。胸部の模様ははっきり見えないが、腹部の太さや色、顔の模様などからするとナツアカネのメスではないかと思う。 足元に咲くシロバナタンポポを撮って次の目的地に向かった。 久しぶりに訪れたので懐かしかった。以前よりも花数は少ないような気もするが、ちょうど見頃でよかった。他の園芸品種と交雑せずに増えていってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月15日 09時03分31秒
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