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カテゴリ:盆休み2013
8月11日、盆休みの家族旅行1日目は長野県茅野市の美濃戸で泊まる予定である。八ヶ岳を北に向かって縦走するので、車は美濃戸口に置いて美濃戸まで歩くことにした。
18時10分、八ヶ岳山荘のすぐ下の駐車場に車を止めた。荷物を運び出し、登山靴を履いて家族が駐車料金を払いに行く。ところが、下の駐車場はうちではないと言われた。料金所には誰もいない。八ヶ岳山荘の脇の駐車場に止め直し、11日から13日まで3日分の駐車料金を払った。仕方がないが、思わぬロスタイムである。 18時23分、やっと登山道に入る。最初は砂利の下り道で、橋を渡ったら凸凹のコンクリートの上り道になった。たまに平坦なところがあるが、ここから先はほとんど上りだった。道の両側には木々が生い茂っている。最初は脇を水が流れているので涼しかったが、そのうちに汗ばんできた。 平らな道はほとんどなく、コンクリートはひび割れ激しく凸凹し、砂利道は波打ちたまに石が埋まりガタガタである。車で美濃戸まで行けないことはないが、うちの車で行くのは絶対に嫌や。 こんな時間なのに下りてくる車がある。今まで何してはったんやろ。おそらく、向こうも同じことを考えているのだろうが。 19時3分、やっと美濃戸の宿泊先に着いた。19時にチェックイン予定だったのでかなり急いだが少し遅れてしまった。幸い、宿の方が寛大だったのでおとがめなしですんだ。ふもととはいえ、山小屋に19時にチェックインというのはそもそも非常識なのだが。 美濃戸は我々にとってはなかなかいいところで、部屋の明かりをつけていると初めて見るガやカミキリムシが多数入ってきた。床や体の周辺をうろちょろする奴は引っ捕まえて窓から出してやった。1匹出すと窓の隙間から1匹入ってくるという具合でなかなか世話の焼ける奴らだったが、なんとかつぶさずに一晩過ごせたようである。 翌12日は夜明け前から登山者が続々と上ってきていた。焦りながら朝食をとる。 6時25分、美濃戸を出発し南沢ルートで行者小屋に向かう。北沢よりも湿っぽく石がごろごろして歩きにくいというが、このところの猛暑と日照り続きとで土は完全に乾いていた。 6時42分、2つ目の橋を渡ると石が埋まった日陰の緩やかな上り道になった。浮石はなく歩きやすい。しばらくすると道迷いが発生しているので黄色いリボンに従うようにとの看板があった。左に折れて沢からそれ、ジグザグに上る。 7時30分、少し開けたところで休憩する。周辺のコケがきれいである。 7時36分、再び歩き出す。石が埋まった上り道はしばらくすると平坦になった。たまに日光をまともに浴びるが、ほとんど日が当たらない。午前中だからだろうか。 8時3分、開けた場所に出た。前方に横岳が見える。いい景色だが、前を行く人が写ってしまうので写真はあきらめた。ここは時間帯によっては日光をまともに浴びるだろう。ここから先は平坦で両脇に樹木とコケが生えた日陰の道が続いた。 8時20分、先程ではないが、少し開けた場所に出た。同じような景色が見える。今度はなんとか1枚撮れた。ここからは少し上りになる。トイレのにおいがしてきた。行者小屋は近い。 横岳 8時22分、行者小屋の前には大勢の登山者がいた。水を汲むのはやめてそのまま写真を撮る。 行者小屋と大同心 8時24分、阿弥陀岳方向へと続く登山道に入った。 続きは明日。なお、今回の山行はトップページ左下の「盆休み2013」という文字をクリックするとまとめて見られるようにしておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月04日 09時05分44秒
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