僕の生きる道 に学ぶ
人間は 生まれてから余命何年かの 人生を生きている。でもそのことは忘れて 過ごしていると思う。まるで永遠の時間があるかのように。死ぬ ということ。どうして タブーなのだろう。明日 来年 自分がここにいないかもしれない。もし そんな事実を叩きつけられたら何が変わるだろうか?何が大切になるだろうか?この言葉は、2003年に放送されたドラマの『僕の生きる道』 のサントラアルバムの歌詞カードの中の言葉です。先日、お店で使う音楽を編中していた時に、何気なく歌詞カードを読んで、心に響きました。ドラマは、主人公の草なぎ剛さんが、癌になりながらも、その最後まで、懸命に生きるお話でした。主題歌の 『世界にひとつだけの花』 も大ヒットしました。この言葉の通りに、人は生まれた瞬間から、余命が始まります。僕らは、永遠ではないのですが、だからこそ、愛しい人が、心に留まるのかもしれない。ドラマの中で、癌を告知された主人公が、母親に、告知を告げられずに、自分が産まれた時のコトを、聞くシーンがあります。「やっと会えたねって。 それから この子のためなら自分の命を捨てられる...そう思ったかな」と、母親は答えます。家族を持つと、この言葉は、心に響きます。人は、自分を守ろうとすると、弱くなるし、誰かを守ろうとすると、強くなると思います。最大のプレゼントは、時間だと僕は、思っています。今、限られた時間、与えられた時間を考えると、優先順位も、少しだけでも分かって、具体的に動ける様な気もします。「この本を読む時間が なかったのではなく読もうという 気がなかった」と、ドラマの中で、主人公が言いました。時間は、誰にでも平等ですが、その使い方で、その長さや、濃密さも変化してしまいます。僕は、数年前の検査で、癌の疑いがありました。幸い、癌ではありませんでしたが、今でも半年に一度、検査をしています。最初は、恐怖もありましたが、そこで自分と向き合い、時には辛さもありますが、生きているコトに感謝のキモチが溢れました。タレントのIMARUさんの、名前の由来は「生きてるだけで 丸儲け」だそうです。淡々と過ぎていく毎日が、どれだけ、どれほど幸せなのでしょうか。自分の、エゴばかりを主張したり、言い訳を探していたら、時間は、あっという間に、変化もなく過ぎてしまう感じがします。いろんなコトを経験してきても、童謡の 『赤とんぼ』 の様に、過ごしてきた時間が、幻に感じてしまうコトもあります。今に焦点を合わせて、自分に条件付けをせずに、毎日を楽しみたいと、最近は感じています。↓僕のお店のブログです癒詩家シンプルライフ日記 ↓明日へ一歩踏み出すブログです癒詩家の明日への一歩