笹ヶ峰 大永山トンネルから 2017/02/04
2017/02/04 笹ヶ峰 大永山トンネルから 3人(WA、YAMAKINU)このコース私の好みの一つになりそうです。天候 松山 西条 登山口にトイレ無し マイントピア別子で最終トイレ寒波は来ない 温暖化で年々四国の雪は減少傾向でも土曜日は晴れのマーク、どこに行こうか 出来るだけ雪があり高い山、でも近くで。大山、石鎚、霧氷は? 悩んだ末に2015、2月に行けなかった笹ヶ峰に行く事にした。相棒はちち山まで と思っていたようですが私は笹ヶ峰に焦点 雪が少ないから行けるでしょう。今日は3人なのでジムニーでGOとり急ぎ ヤマップ ヤマレコ主目的は 1.大永山トンネルから笹ヶ峰の完歩 2.雪山初心者の技術、体力テスト 3.霧氷の鑑賞Sスタート地点05:39 07:24大永山トンネル登山口07:39 08:31土山越09:22獅子舞の鼻09:40 10:54ちち山分れ12:00ちち山分岐13:27 14:30ちち山分れ15:21獅子舞の鼻15:22 15:57土山越16:26大永山トンネル登山口16:46 19:46ゴール地点G大永山トンネル登山口まで凍結無し、雪無し 除雪した雪は所々山積みになっていた1.2015/2/11の時より雪は少なく歩きやすかったので笹ヶ峰までなんとか行けました0739時の登山口スタートは夏時間でした、このコースの冬はやはり遅くとも明るくなり始める6時でしょうか。2.WA君、難しいトラバースの歩き、大きな転倒なく歩けました。一応この程度の雪のトラバースは〇ですが氷結したトラバースの訓練は私もWA君も相棒も必要と感じました。体力は紅葉谷分岐でOFFになってしまった。トレーニング不足、厳しい冬山に向けての体力トレーニング求む。冬山は動けなくなったら即低体温症で凍り付きます。3.霧氷、皆無 雪山で無氷の彩無いのは寂しいですね。今シーズン、霧氷はあと何回見れる事やら反省コーナー物を落とすな雪のこのコース、ヘルメットは必需品朝はもっと早出で冬山の休憩時間は短時間で 長く休むと体が冷えます地図を見ながら歩け冬山に行きたいなら体を鍛えろ久々に無線機のAPRS掲載 一定時間間隔の発進なのとオートパワーオフで軌跡は今回は疎ら登山者の車は他に無し、間伐作業の方の2台のみちょっと遅いスタート 本来なら6時には登山口に来たい。もう朝日が見えていた0749 2015/2/15も同じような場所で写真を撮ってます0803 登り始めてすぐに1/25000の地形図をおとしてしまいました。ここから相棒の1/50000の地図とスマホ頼り、まあ今回は天候が良いのと稜線歩きなので迷わない。天候荒れるのなら地図を落とした時点で撤退地図を落とした付近は沢筋の分岐の辺りと解っていた。道を確認するために地図とコンパスを出しました。引き返して探しましたが見当たらず。ポケットはすべてチェック済帰りに下を見ながらゆっくり歩くとなんと細かく折った地図が根に挟まって立っていて見つけ辛くなってました。もう少しよく探すべきでした。単独行なら命がけで探す事、いや地図や大切なものを落とさない事。あとで命取りになります。北アルプス手袋一つ風で飛ばせば予備が無ければ凍傷は決定です、紐を付けて飛ばさないように。0827 分岐 左は笹ヶ峰、右は銅山越と綱繰山0832 分岐 左中七番 右笹ヶ峰0836 凍った小沢に感動するWA君0851 馬道の分岐 右笹ヶ峰0854 このちょっと手前に作業同風の道から左に入ります 真っ直ぐに行ってしまいそうな道迷いの始まる分岐 今日は雪が少なく「行くな」の横たわった枝が見えてました 2015年はまっすぐ行き途中から尾根に入りました。0910 ここからちち山の支尾根に出るまで急登今日は何日か前の人とわんこの踏み跡があり迷う事なく歩きやすかった0940 獅子舞の鼻のピーク山と高原地図の獅子舞の鼻はもう少し東よりの1470m、ここはピークで1481mある。何が正解なのか? 鼻だともう少し先のピークだと思うがどうだろうか。0950 下りもあり これから登る稜線ありちち山の別れまでも遠い、笹ヶ峰はさらにその先だ。これはもう修行の領域なのか 修行なのにレジャーと言っているだけの私なのか、もうよく解らない1002 やせ尾根を行きます 両側切り立っている所が何か所もあります 落ちれば大怪我か死 これも修行なのか 修行とはやはり命を懸けるものなのか雪山はヘルメットは必需品アイゼンは無しで行きました凍結箇所も一部あります雪の下が凍結で解りづらく危険これから行くちち山の稜線1020 熊の足跡なのか 犬ではない 鹿?、猪ではない熊目撃情報は事実なのか熊の爪痕らしきものも名野川からの登山道で見ました1033 ツボ足になるきつい坂が続きます締まったところや埋まる所があり歩き辛い1033 瀬戸内が綺麗に見えました大山らしき白いものも見えましたが定かではないちち山の別れまでまだ雪坂が続きます1048 クラストして固くなった雪面、雪靴でキックステップが難しくなりエッジを使いました相棒とWA君は夏靴、非常に厳しくなりつつあったのでこの先のトラバースでアイゼンを装着する事にしたここはでも滑落しても岩は無く笹原で止まりそうですが危険です相棒からアイゼン要求は正当な要求、危険、自信無いと感じたら発言スベキデスね。我慢すると滑落してしまう、怖いと思って下ったり登ったりすると腰が引けて滑落の危険度が増しますから。厳冬期に雪が少ない山を見るのは辛い赤石山山系冠山、平家平方面通年でマダニが出そうな笹原になってしまうのか1056 笹ヶ峰も石鎚山もまだ見えません左から主な山は 伊予富士、手箱山、筒上山、寒風山、西黒森、瓶ヶ森1056 ちち山の別れまで来ました 2015年2月はここで撤退雪は標識の首下までありましたここで小休止 ここから笹ヶ峰まで夏道で65分今日は獅子舞の鼻からちち山の別れまで夏道時間で60分のところ74分掛かってますから計算上は笹ヶ峰まで80分掛かります。遅くとも16時までには下山したいので休憩時間を入れたら途中時間切れは見えていた1109 これからトラバース、歩行技術を要求される場面、アイゼン無しでは厳しい滑落した先に岩が見える安全な場所でアイゼン装着した夏道の1.23倍よりさらに時間が掛かりそうです1124 笹ヶ峰がやっと見えました 見えるまでが長い1156 自然にできた歪なドーナッツ紅葉谷分岐まであとすこしだが12時を超えるのは確実1059 紅葉谷分岐に着きました バックはちち山 トラバースしました1204 紅葉谷分岐で12時を超えた 二人ともここで待機とか言い出すので荷物をデポして山頂に行く事にしたちち山の別れから紅葉谷分岐まで夏道時間の約1.5倍(休憩時間含む)1212 きれいな雪面を歩く 空荷でもきついね~1216 笹ヶ峰山頂まであと少し1228 山頂に着きました遠かった 雪が少なくてなんとか30分オーバーで来れました。もっと早く出るべきですね。遅くとも6時登山口スタートかな だったらゆっくり出来ましたのに 余裕のない山行は事故の危険性大です。反省反省はしましたがこの景色を見ると忘れてしまいそうです。太陽に照らされる雪面もっと白くありたい温暖化は進んでますよトランプ青空が出てきましたここでシリセード出来ましたWA君、ピッケルの使い方悪く姿勢制御出来ず回転してました、これ非常に危険です。いい経験が出来ました、岩が出ていたら頭打って死ぬところです。2016/5月に雪面に出た岩場を転がる人を2人見ました、一人はNOヘルで死亡、一人はヘルメットをかぶっていたのか命は助かりました。このブッシュと雪面に苦労したトラバースちち山稜線を行くべきですねトラバースは雪崩の危険もあり滑落の危険もあり1351 ちち山の分岐 時間に余裕あればちち山も行きたかったのですが1359 今日ははっきりしない天気だったでも遠景も確認出来たので良し、青空も見れたので良し1412 雪崩そうな雪面は一人づつ渡りました今日は雪少ないと思いスコップは私しか持ってません 雪の多い時はスコップ必需品かも ラッセルでも活躍するので1417 渡り終えて振り返ります 全層雪崩になってもおかしくない気温です本来ならば稜線を行くべきですね ここでも反省1436 下りは楽かとおもったらランダムツボ足攻撃1506 アイゼン外しましたが薄く雪が乗った場所は雪下が凍結してました。痩せ尾根なので非常に危険ですもう下山してないといけない時刻獅子舞の鼻からの下りは雪の状況が良くて歩きやすかったちょうど下りに良い固めで踏み跡の無い所をザクザク崩しながら安定して下れた植林を抜けて沢沿いの道は凍結箇所が何か所もあり朝とさほど変わらない状況日陰だからか。慎重に歩きました1615 最後に沢の氷結に癒されました大永山の何処かにアイスクライミングエリアがあるとの事装備 19キロ装備個人装備長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター マフラー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ヘルメット共同装備ロープ ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング今日も無事下山 合掌 by JJ5KLK