風狂夜話２

まずわが日本国宰相の麻生太郎氏。

なにかとても恥ずかしい。尻がムズムズしてきて、いたたまれない。

この人がわが国のほんとうに最高実力者なのか。

このたびは、「惜敗を期して頑張りましょう」とやったらしい。

いよいよもって最終電車のお迎えではなかろうか。

およそ世の中の「空気が読めないおひと」ナンバーワンといえよう。

あの安部・福田元宰相たちも同じように能天気であったが、この麻生氏は

さらにスケールが大きい。

サミットに出席して是非ブッシュならぬ、オバマとツーショットの場面を

世界に配信したがっているとも聞く。恥ずかしい！

われわれ庶民は、およそ我慢の限界に挑戦させられているのだ。

とにかく民主でも自民でもない、あの麻生氏の顔と下品なパフォーマンス

を朝っぱらからお目にかかりたくないだけだ。誰でもいい。

第二はTBSの夕方のニュースに出てくる小林某のぶりっこなコメント。

これもやはり抑えようのない怒りを覚える。

まあ無理に見なければいいのだが。しかし毎日くるくる変わる政治ドキュメント

に注目する側としては、この無能は致命的だ。

なぜこういう人をメインにあてたか。TBSともあろうものが。

これも麻生氏と同じく事前リサーチに欠陥があったのかな。

とにかく今のご時世スピードが命である。

ぐだぐだ先延ばしして、人心を冷却させるのは命とりになる。

いまや誰も「小沢氏の政治資金の不正運営」などに関心がない。

一部検察幹部や自民党選挙関係者のみが、きりきり舞いで民主党のダメージを深

めようと空気をあおっているのだ。哀れである。

メディアの幹部たちもこの疾風怒涛の世論の動きに対応しきれていない。

それとも毎日あの哀れな宰相のうろんな政治見解を、真面目に議論させようと指導

しているつもりなのか。暴走したらどうするのか。

なにかとても不安である。