35.アメンボウ・ブルース35.アメンボウ・ブルースイメージしてみる、WATER COLOR の雑木林。 みずいろの 空。 キラッキラッ ビー玉になったよ。 コロッコロッ 葉っぱのスベリ台。 どこに コロがったの? アメンボウ の 水たまり 道は、池のような大きな水たまり。 アメンボウ・タクシーは、見上げるほどの巨大さで。 若い物書き、銀狼、国王、領主、の順で。 アメンボウの背に乗り込んで。 キャンドルの妖精は、若い物書きのひざの上で。 紅い唇が誘う むせかえる森のなか Bay Driver 俺はきょうも走る 水上の暮らし 「辛いかって?」 Oh ! Life is so. おまえがいれば、それで My happy life 濡れた唇が誘う むせかえる森のなか Bay Driver 俺はきょうも走る 水上の暮らし 「悲しいかって?」 Oh ! Life is so. おまえがいれば、それで My happy life ブルースを歌いながら。 迷路のような水路を スウーイ スウーイ 抜けて。 洞窟の前、タクシーは接岸して。 「お客さん、着きやしたぜ。 洞窟の中で、精霊さまたちがお待ちかねですぜ。」 写真:TS |