神道大意詞夫(そ)れ神(かみ)とは天地(てんち)に先立(さきだ)ちて而(しか)も天地(てんち)を定(さだ)め陰陽(いんよう)を超(こ)えて而(しか)も陰陽(いんよう)を成(な)す天地(てんち)に在(あ)りては神(かみ)と云(い)ひ万物(ばんぶつ)に在(あ)りては霊(れい)と云(い)ひ人(ひと)に在(あ)りては心(こころ)と云(い)ふ心(こころ)とは神(かみ)なり故(ゆえ)に神(かみ)は天地(てんち)の根元(こんげん)万物(ばんぶつ)の霊性(れいせい)人倫(じんりん)の運命(うんめい)なり当(まさ)に知(し)る心(こころ)は即(すなは)ち神明(しんめい)の 舎(みあらか)形(かたち)は天地(てんち)と同根(どうこん)たる事(こと)を |