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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

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カタリナnote

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2007/12/01
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私の家の食堂兼居間には大きな十字架があります。
高さ6M長さ5Mほどでしょうか。
米松の一本もので、いまだに20年前の明るい木肌を保っているのです。
毎日、それを見ながら、坐禅堂風の室内様式にもかかわらず、建築家も
想定外だったでしょう違和感のなさに我ながら苦笑しています。

この時期になると中央クロス部分を常緑樹のリースで飾り、蜜蝋のろうそくを
時々ですがともします。
(春から初夏は7本の薔薇、あるいはクロスさせた3本の白百合も素敵です)
なお教会でのアドベントクランツは明日12月2日から礼拝ごとに灯され、
教会暦も明日から新年を迎えることとなります。
いよいよクリスチャンにとっても忙しいクリスマスシーズン開始です。

ところで久しぶりに『エロイカより愛をこめて』を読んでいたら伯爵がエーベルバッハ少佐
の部下たちに、サンタクロースの島に礼をつくして追い払われる場面に突き当たりました。
いまはトルコ領のゲミレル島です。
その前のエロイカのエピソードは空中のギリシア正教修道院群、メテオラが舞台で、そのリ
アルさが漫画でもとても楽しいものでした。
さてサンタのおじさんは空想上の人物でも、伝説の元となった二人の聖ニコラウスは実在し
ます。
ともに小アジアで活動したビザンチン時代の宗教者です。
雪の中をやってくるトナカイと赤い服のサンタさんの起源は知らないけれど、私の中でその
大袋を担いだ神さまの先触れはオオナムチ(大黒天)のようなイメージとなってもうすでに
クロスサンタです。

ずいぶん前から街はアドベントより一ヶ月も早くクリスマスの装いを始め、私のよくいくコ
ンビニでは誰にでも(~つまりキリストはこのさい棚上げにして)奇跡が訪れる素敵なクリ
スマスというキャッチコピーがいささかくどいように感じますけれど、
確かに奇跡は存在し、祈りはあるとき突然といった具合に聞き届けられ、私たちは人間以上
の何者かに愛されて毎日を送っています。

身近なところでは、杉アレルギーの私には悪戦苦闘の楽しいリース作り、
クリスチャンではないけれどクリスマスには教会なるものを体験してみたいし賛美歌も歌いた
い、でも宗教は嫌よという訳のわからない友人達のためのクリスマスパーティーの企画のお誘い、
今日は今日で胃炎で憂鬱なのか憂鬱だから胃炎になるのか考えていたら、
3人の訪問者による音楽と笑顔とケーキの無料配達プレゼントがありました。
神さまの意図は計りがたしというけれど、放蕩息子の帰還を無条件に喜ぶ父親の慈しみも、いたるところに満ちているように感じられる今年のアドベントです。






Last updated  2007/12/07 01:41:44 AM

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