2010/09/27(月)22:24
エジプト世界遺産【スフィンクス】
ピラミッドエリアから下に下りて行くと・・・右手に見えてきました
これがあの有名なギザの大地に三大ピラミッドを守るように鎮座しているスフィンクス
カフラー王が自分のために顔を似せて作らせたと言う説もありますが・・・?それはどうも違うらしいです。にしてもでかいよ~高さ20m、長さは73m
ちょうどスフィンクスの正面あたりで車を降りる。
そうするとこんな感じでピラミッドを背にした形で見ることができます。
後ろに見えているのはカフラー王の第2ピラミッドです
ただ、いきなりここに行ける訳ではなくて・・・、まず最初に【河岸神殿】に入ります。
河岸神殿
もともと河岸神殿はピラミッド用の切石をナイル川から陸揚げした船着場だったんだそうです。
だから三角形のピラミッドは参道でつながる河岸神殿と必ず一つのセットになっているそうです。
せっかく作った立派な船着場を何か再利用しようとして河岸神殿にしたのかもしれないですよね~
↓いきなりお金の入ったこんな穴があります
実はこの穴、エジプト考古学博物館にある【カフラー王の像】が発見された場所だって
ガイドのお兄さんが「お札にもなっているでしょう!」と言うけどな顔をしていたら見せてくれました。10エジプトポンドの柄になっているのが【カフラー王】なんだって
王の河岸神殿は赤色花崗岩の巨大なパネルを嵌め込んで作られています。
この河岸神殿内部には、↓こんな凹みがあります。
23だか25だかあったというので、そのぐらいの数の王の座像が置かれていたのかも
通路を抜けるとやっとスフィンクスを近くで見れます
手足・・・なが~っ というのが第一声
↓足の真ん中にあるのがこの石碑。
説明されたんだけど~暑かったから~覚えていません
↓鼻もげてますよね~。
スフィンクスの顔
鼻が崩れてなくなっているのは、ナポレオンらが試射の的にしたためだと言われてきましたが、それ以前から鼻はなくなっていたようです。異教徒達によって崩されたとする説の方が強くなっています。
スフィンクスは風雨にさらされて浸食が進み、これまでにも何度か修復されてきました。
ファラオの象徴である髭は砂の中から発見され、現在は大英博物館に保管されています。
(資料集より抜粋)
日本のメディアだけが報道しているそうです。
スフィンクスが見つめているもの・・・ケンタッキー&ピザハットこの2つは同じ会社だそうですよ~
スフィンクスの謎
吉村作治さんの意見が一番納得できたので載せておきます。
ピラミッドを守護する目的だとしたら、かならず一対になっていなくてはならない。
何かを守護するためにあったのではなく、それ自体が一つの神、すなわち本尊として、信仰の対象となっていたと考えなくては、つじつまが合わないのである。
ところが第2ピラミッドの参道は、大きく東西軸からはずれ、しかも、河岸神殿の北にかたよった位置に達している。
最初から、スフィンクスは存在していた。そして、それを前提にギザのピラミッド群が設計されていた。とすれば、すべてのつじつまが合うという。
スフィンクスはピラミッドよりも古い時代に信仰の対象【太陽神ラー?】として造られたものだったというのは、1体しかないスフィンクスについての納得のいく説明でしょ
そして私たちはランチタイム
やっぱり野菜はトマトときゅうりなんだよね~。思いっきりかじってるけどこのパンおいしかった
真ん中にある白いものはゴマペースト。これをつけながら食べます
イカフライに焼き飯というかちょっとパエリアみたいな感じのご飯
そしてお魚も1人に1匹 多すぎるよ
めちゃくちゃおいしかったんだけど・・・、
ラマダンの真っ最中だったこの日・・・気にせず食べてねと笑顔のガイドさんは2つ向こうの席で
私たちが食べ終わるのを水も飲まずにじ~っと待ってるの・・・
つらかったぁ~
そしてやってきました【エジプト考古学博物館】
↓入り口前の噴水。
パピルスとハス
南部のハスと北部のパピルスを一緒にすることで、南北の融和を現しているそうです
この博物館すごいよ
めっちゃ大事な展示品だというのにけっこう無造作に置いてあって、みんな触り放題
日本じゃ考えられないよね~と言いながらやさしくタッチしてきました
一番興奮したのはやっぱり生ツタンカーメン見ちゃいました
黄金のマスクに、玉座に、寝台に、黄金の棺に、きらびやかな装飾品の数々凄かったです
そして暑くて、暑くて、意識が飛びそうになるぐらいの暑かったルクソールから始まり、
白い海も含めて、長かったエジプトの旅が終わりました。一人じゃ挫折していたはず・・。
Mちゃんホンマありがとね~
でも青い海に帰ろうね
ちょっといい感じに撮れたので最後に載せちゃいました