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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

wa!ひろさん詩文控3

【153】


ああ言えば君はこう言う
美辞麗句のDANCE
踊ろう!ガスコンロの受け皿
裸足で歩くことのできた昆虫みたいに
僕のなかの染色体が
ドアの外から内側へ僕を引き込む
あてもなく余分で過剰なもの
原子炉が『冷温停止状態』
生活は垂れ流しだ
いいかい!海外の広告業界では、
広告代理店は一つの業種について、
一社からしか受注できないという
一業種一社制をとっている
でも日本じゃ採用されていない
電通のようなガリバー代理店が出現し、
メディアの財布を握ってしまうんだ
・・・古代を眠る石
いまでも水の気配を忘れない
猶予期間ギリギリまで従順な人の群れ
おめでとうございます
バラまかれたデマと憎悪煽動
白い路の晴れた日は蝶々の夢
ランプの光よりも淡い
ひねくれた花嫁
おめでとうございます
プロミスの企画が露骨に目立った産経
「週刊朝日」と武富士
・・・なんと五千万円の提供を
広告もせず金もらってたって言うんだ
素晴らしいバタンと戸を閉めたくなる
バタンと閉めるたび
自分の中のニュースが古い価値観だと気付く
他人にきかれて和式か洋式のトイレか
スターバックスで飲むかそれともドトールコーヒー
エクセシオールカフェ、タリーズコーヒー
「瞳」「睛」「眸」(字は違っても、)
扱っているものが一緒だ
不正じゃないけど独占企業があって
二位とか三位とのバランスがおかしかったりする
そういうことって割とあるよね
おめでとうございます
輪郭が歪んでたりする
グローバルスタンダードと言いつつ
何がグローバルかなんて
全然わかってないんだよ
まるでグローバルって虫がいるみたいだ
グローバルはあやめの花のにおいを嗅いで
発情した!・・塾講師・医者のナントカ
グローバルはゆりの花でひと休みした
おめでとうございます
桑田圭祐が「漫画ドリーム」を歌う
それでも何故だか自分は
プロバイダー契約と同時に
電話もNTTからJ-COM
1957年、スプートニク2号で初めて宇宙を飛んだ犬、
ライカ犬死す
化粧匣に寺院雨の中
グローバルはたぶん意味不明な秩序に流れてる
たとえば所々戦前の建物で
いまは瓦礫どころか元の姿ひとつも
残っていない
おめでとうございます


【154】


万華鏡の世界に遊ぶロールシャッハ
レントゲン、X線を発見するドイツ科学者
「フォーカス、フォーカス」
フラッシュバックのように甦ってくる
今日は誰だ!
そして僕は上の空だ
誰か教えてくれないか!・・夜、服を脱ぐ時
善良な生活を送るのが難しく思えるんだ
愛や喜びや光への道
アヴェ・マリアの歌ー大聖堂の写真
そして聖歌隊がクリスマスソングを歌ってる
でも天使、いまの僕は動物の皮膚のようなんだ
下品極まりないゲスなんだ
憎悪や苦痛や恐怖ー悪意に左右される
この残酷な世界で
妄想虚言突然なんの脈絡もなく
アルチュール・ランボーになるのさ
でも静かにしてくれ、心、じっとしていてくれ
外は雨が降ってる・・「雪にかわるかも知れない」
(俺の眼には、モノクロの画面に、
俯き加減で静かにピアノを弾いたショパンがいる。)
舗道の落ち葉が落ちたら
ツタンカーメンの墓もふたたび開くだろう
誰もひどい害を与えるわけじゃない
けれどニコニコしているわけじゃない
僕等はあまりにも神聖なものを穢そうとしすぎる
僕の自由への権利は、権威の前で監禁される・・
別の世じゃ、もっと酷い目に遭っただろう僕の魂が
こんなに眠れないのは
傷、おそらくストーリーが進むにつれて人生の
、ああ人生のくだらない彼等のあまりの酷さに
イライラがつのり出すせいだろう
包み紙がしわくちゃのやつをゴミ箱に捨てるように
梅干しみたいに口をすぼめた人々よ
僕が椅子を引くから・・「泣いて欲しい」・・・
涙を流す餓えた人たちよ
逃げ場所を失ってしまった憐れな人びとよ
この国はそんな弱い人達にギロチンを贈る!
生きるな!という・・なにより不運な人を、
足蹴にし、自分たちは困っていないからと
平気でお前たちをみじめにする
神様!・・これがあなたの考えですか
これがあなたの河で足を拭う浄めの儀式ですか
1971年、「ベトナムに平和を!市民連合」ベ平連、
ワシントンポスト紙に反戦広告
・・・このニュースにどんな意図がある
そんなものはない――ただ深層の羅針盤(が、)
背の低いレーシング・カーのように回りやがる
最後の瞬間まで
僕は君にウィンクする・・「もう少しだ、
待ってろよ――俺が死ぬ・・・俺が死んだら、
少しだけ慈悲のほんの小さな手がお前に、
向けられる」(愛を信じていいぜ、)
・・・別に僕は地獄に直行したっていいんだ!
ただ、蒼白な君、魂の傷んだ君の眼にうつる、
僕は、いつだって、主さ、神さ・・
みんな誰かれ構わず人を殺したがってる
呪いの言葉で苦しんでる・・ああ馬に鞭をくれてやる!
君はくわえ煙草して、流し眼している、僕を見て、
一切の苦しみや悲しみから解き放たれたらいい
だって僕の人生は呪われてる・・
僕が戦争を正当化する豚野郎に宣べるのさ
お前等は死せる機械だ・・月だ!月!・・みんな、
信頼を忘れちまった。ああ、みんな、
誰も信じてやしない言葉に、泥棒だ、人殺しだ、
自業自得だ!って・・明かりを暗くしちまいやがる
癪に障って見降ろせば、厄日!
今日もゴールテープを切れずに
コーナーでクラッシュしちまう・・
血に汚れた俺の旗は殺しの息で揺れる
ロバート・ケネディ
本当にうんざりするような僕の三振の山
すべての人の中に生きて!・・そう、生きて・・・
その悲しみの酒を呑んでやりたいのに
心がどんどん彼等と離れていく
殺し合わないように、憎しみを忘れられるように
愛が魂に必要な時代なのにスッキリしない
トルストイ・・・! どうしてなんだ、――
どうして年取った預言者や、偉大な僧侶よ、
僕に混沌や虚無から抜け出すための
日航機、サンフランシスコで事故、
航空史上初めて全員無事。ああ!・・
友人や、家族や、信頼できる相手と
伝達媒体に意識する努力を絵画的ー芸術的ー
つまり人が美しくあるための正義なら
それで矛盾が視覚的なほほえみを産むなら
僕は君に無知のあらわれた
伝統放棄のゴッホのようにいよう
UFOがあらわれて河童がいて
それでネッシーがいて雪男がいて
探知機」・・ほら、あなたのそばにも」
「フォーカス、フォーカス」
フラッシュバックのように甦ってくる
今日は誰だ!
そして僕は上の空だ


【155】


子供の頃の、記憶が佇んで
魔法は 永遠に続くと錯覚して
いまじゃ、驚くことに、
解き明かせないものがない
「なくしたものは
言葉にしなければいけなかったもの」

そんな顔してる、神秘は――

「苦しい?」
・・・・・・(どうかなあ、)
細胞分裂のように、僕が
分身する――どうだろう?

振り絞った声じゃ
まだ一歩踏み出せないでいる
もの言いたげの凍てついた心臓じゃ
何事もなかったように 振舞う
冷たい風は何処から来るの・・ねえ!
ねえ!・・僕は過去の何も信じてないよ

やめたみたい 
 ふいごのような荒い息・・

そのあと
僕は過去形で
誰に何を言っていたのか
わからなくなってしまう

「・・かすかに」(きっと、)
惰性っていう魔物に
心の背丈喰われちゃったんだな
そう 僕が消える日

  ――あんなにあたたかい光
  (に、)手が、あんなにも震えて
  アスファルトの道路に
  「雪」・・雪 を 降らせた・・・

目ざましの音が聴こえてきそうな
星の輝きが薄れるころ
無数の水溜まりが 映る
僕の眼に 灰いろの雲(は、)

ねえ、みんな何処へ行ってしまったの
右へ曲ったの・・それとも 左かい
冷えてくるのは 冬のせいじゃない
心もとなさ このおぼつかない 
不安が くらい海のようにあるせい――

  ――そして 白い道を次の日
  (僕は、)歩いた、手をポケットに入れ
  追いかけても 追いかけきれない
  冬の心臓は もっと遠くへと行く・・

どうして離れたの
風が雲の切れ間から歴史を凍らせる
車はしろい光が散らばった 歴史に
熱を作って 風を増やしてゆく

  ――不意打ちを 食らったように
  僕は辷る 僕自身の 深まりのために
  そして・・いつも 翻弄され続けた
  ごめんよ 僕、まだこの悲しみを 
  手放せずにいた・・


【156】


the car gathers speed
the smiles of fortune
the shadow of death

――闇のなかに、争わずに並行する木々たち

牧場の向こうで
ぶんぶんすばらしくうなりながら
飛蝗たちが、噛んでいる、飛んでいる

――虐げられていたのだ

 遠い村がある。ほの暗い銀色に覆われ、卑屈に彷徨っている、かすかな灯が瞬いている。雪、乾草の匂
いのする道で、夏、日に焼けていた顔がいまは白く、赤く、胸に孕むそれは黒く・・・

鐘が鳴る、鐘が鳴る、夕陽が転がってゆく


【157】


病痾と希求のアラベスク
utopian idealists
love and hate
the experience of being alive

生まれたことを
後悔したことはあるかい?

春が来た! 春が来た!
君たちの楽しい季節が来た
一点の隅に消える彼方に魚族を遊ばせ
いま潮流は罪の三角洲へと行く
人びとは薔薇色に染め上げる
鉄となり鋼となった 青いユートピアを
胸の焔はやさしい夕暮れを求める
忘れ得ぬは象牙色の蛇紋と化した善人たち
おお 春が来た! 
懐かしい白とピンクの花びらの混沌が来た
花粉を吹流し
いつものように雲のシルエットに
地球の時が静かに流れる
それでも影は光と睦み合う
そして波はどうどうどうどうと
プリズムを生み
果物が空から落ちてくる
誰もが見なれた心臓のように


【158】


誰も永遠に生きることはできなかったんだ
――海よ、透明なリズムの力強い呼吸よ
continuing forever without end
a Mass for the dead
God will remit their sins
人間のために殺されて、人間のために生きて
人間のために虐げられ、人間のために闘った
・・・・・・いまも輝く、正義への情熱
・・・・・・いまも信じる、意志と行動に満ちた声
輪廻を信じるか・・
泉は底鳴りするか・・
しろい血液を認めるか・・
I must say good-bye to you.
もう誰も理解しないだろうけど、
何千年も、何万年も・・
もしかしたらずっと前から、
君のことを探していた気がする。


【159】


《divine nature》
永遠の愛を、永遠の平和を、
永遠の自由を、永遠の若さを、
永遠の悲しみを、永遠の苦悩を・・
・・・それはすべて、
魂に火を点け、
永遠に、そう永遠に
魂を輝かせるため――

・・・神よ、わたしの泣き声が聞こえるか?
・・・あなたのことは大分前から知っています。
・・・では、何故天上よ! お前たちは変わらない。
・・・いいえ、あなたもです。

  言って、千の声の合唱が、僕たちに顔を背ける。
  御覧なさい、秋の来るのを・・・
  「さようなら、」
  そして自由は絶えず、巣移りする蟻のように、
  夕闇が迫るに連れて益々元気になった。
  ぐしょ濡れになった、空に消えてゆく、
  涙さえも、僕は見知らず、
  家へと帰って来たのだ。

それから未来や、仕事や、愛について、
しずくを払い落すようにして、語る・・・
昨日は、静かな日だった。
冷たい雨が降っていた。
互いに一層勇気づけられる経験もないまま、
痩せ衰えてゆく、
自分の心が悲しかった。

  風の激しい冬のさなか、凍てついたこの街に、
  吹き下ろしている時代というものに、
  僕ははっきりと目覚め、ちょうど無力な豆電球のように、
  光景を空しくした。
  幻影を見るほどに静まり返り、いつしか、
  ほんとに眠ってしまった。
  でも負けたりしたわけじゃない。
  ねえ、と夢の中で・・夢の中で、君に繰返してた。
  雨に濡れているこの街には、
  眠らない誇り高い詩人が必要だ。
  そして夢を忘れないことの微笑も・・

雨に、僕は捕えられ、
感情が日増しにすさむ。
たとえば重たい石を抱かされたように、
灯の消えて真っ暗な夜の酒場町で、
愚痴や言い訳を、
言って自分自身を傷つけてしまいそうだ。
そのことに僕は疲れ、泣きそうな台詞ばかり、
この胸はなつかしく思い出した、
そして目を開けて光の中に顔を晒す、
かつて僕が罵った人よりも優しくあるために、
ひとり夜の中で、
ますます血を湧きたたせ、
誰かに呼びかけていた――


【160】


「一日の大半は無駄なことだと思う・・・」


    濁ったものの(深さ (安易さ


       そうして物語は。
   物語はあなたの種子のようにある。壁よ



               ――想う

  ・・・なにも変わらなくていい
  ほかの人は立ってる。
  意識は、ゆらゆらゆすりながら腰かけている。

                   ――深まれ・・。

「プレイボーイ」のグラビアがブランドだ。

    気品や知性は求めていない


         あなたはあなたの人種差別、裁判官、巫女

                ・・・まぬけな水牛


           影。

付属物のような悪臭というのは、AとBにおける環境であり距離であり、その環境や距離が今のように偶発的関係性を
                                         一時的仮説へと発展させた。

             一日すべてが無駄なことのように思える。
                       ・・・気にもとめない。

             ・・・遠い。


    僕は言う。今日もまた退屈な話し合いが過ぎてゆくようだ。
  いつも、たった一つのことに、数か月がふくらみ、何か月も前に後ろに。


           影のように引き摺っている。「遠い影の時代だ」


           太陽を染める。


               ――想う 今プールに目を奪われているのは
そのせいだ。空っぽの穴に、生命のふぶきを感じる。目をふさぎたくなる。結
局僕は嘘をついていたのだろう。今何を思っているのだろう。ただ、今僕は不
自由な太陽を、見知らぬ外科医のように感じている。何処か遠くで風が始まっ
ている。だとしたら、風は何処から吹くのだろう。



          太陽は見知らぬ傷。


【161】


 きっと忙しすぎるんだ、と思わないこともない。愛にののしられ、憎悪と結婚する。生活
になぐられ、自分自身によって虐げられる。システムキッチンのショールーム。お土産品が
壊れているのを、店員に注意しない。警察に財布を届けない。情報社会の悪影響。生活意
識の破綻。ねえBaby でもどうしてそんな当たり前のことがどんどん、家に戻るタイミング
を失ったように、どうでもいいこと、自動車のタイヤにチェーンを巻くか、巻かないかのよ
うに扱われてしまうんだろう。なだれを打って寄せてくる。それは何だ、ふたりの間に生ま
れたものが、沽券や、ほんのちょっとしたすれ違いの中で、短銃で、ひと突き! 歪んでい
るのか、それともそれが正しくなってしまっているのか。どこかで何か大切なことを忘れて
しまったような気がする。でも、どこかにBaby 昔のたたずまいが残って、人が良心を失っ
ていないことを夢見る。夢見るうちに、質問は続き、結局は敗北する。咽喉に絡みつくよう
な、古い考えだ、と笑われる。灯台のオレンジ色の灯が、ふたりにはあたらない。どうして
だろう。衛兵のように佇む。畳にへばりつくように、座る。みんなまるで、白人や黒人にな
りたがっているように僕に思えるんだ。夜景がオーバーのポケットに突っ込んだ指先の凍え
のように思える。カメラのレンズで目を向けても、この昆虫のような気持ちは消えない。僕
にはよく分からない。解らないんだ。ひとりぼっちにされた? 昔は本当にわかっていた
の? どうだろう、暗闇で父さんや母さんと話してる。手品みたいに、顔が消えたり浮かん
だりしてる。ぼんやりと地平線を見ているみたいさ。不思議そうな顔で、真っ暗闇の中にい
る僕は、その部屋に逃げ込んだのだろうか。それとも、迷い込んだのだろうか? 砂漠の真
ん中には、もしかしたらそんな不思議なレンズがある。レンズは眠りに落ちる、結んだ現実
との境界線を淡くする。頭の中で、何度も何度も夢見た生活に対するあこがれは、きらきら
したさざなみを製造している。入れ替わりのように立ちあがる、こども達の写真。アルバ
ム。いつか、僕も歳老いたんだね。マットレス、カーテン、蛍光灯、doorの向こう側には、
欲しかったものがいつのまにか、簡単に手に入るようになっていたんだね。でも、いまはど
んな光を見ていても、それがプランクトンの浮游のように、たとえば靴の中の上げ底のよう
に、ぼけたものしか、ぼやけたものしかうつらない。こごえ死んだのか・・それとも、そうな
っていくことが、僕等には必要なのか Baby よれよれの青いパジャマでいいんだよ。結婚
の日と同じ格好をするなんて無理さ。へべれけに酔っぱらうな、屁もするな、言うことを聞
け、なんてどっちみち、無理だと思うさ。苗床を失えば収穫物も失う。お坊さんだけが読め
る難しい漢字みたいなものさ。月も何もない、曠野にいることが、生活だというなら、これ
から競技に出る陸上選手のように素晴らしい十字架に祈ろう。キリスト教じゃなくていい。
ユダヤでもなくていい。ぎくしゃくしている僕等の職業精神に線香のかおりを、護摩のかお
りをくれたまえ! コンドームも、そしてメインストリートを突っ走ってゆくパトカーを。
でも、きっと生活ってどちらでもあるだろうね。確信犯という意味が、道徳的とか宗教的と
か政治的とか、ちぢんだ服みたいに、少し居心地悪い、着づらいというだけで、棄ててしま
うことがある。そういった意味の、めくれ、情報のやわらかな傾斜は、わかっていても、
そうだね!わかっていなくても、都合悪くない。わからない人の方が断然多くなってしまっ
ている嫌いはあるけれど、ただ、見つめてよう、どうしようもなく、ただ見つめてよう。新
しい言葉の認識が生まれる。紙袋にキャンデーを入れよう。スッと猫のように音もなく立ち
上がろう。必要かどうかなんて、後で考えればいい。ぎゅうぎゅう詰めの商店街も、そう
さ、図書館も、後で使い道を考えればいい。僕等が普通に使う確信犯という意味が、週刊誌
をきっちり小脇にはさんでいる。スポーツ新聞かもしれない。くすぐったい、良心は、知識
や常識を求めていない。知っていて損はないけれど、知らない方が賢いって、いま、鼻をや
られない、火薬のにおい。恥ずかしくて声も出なかった、あのひと達。僕も含めて、いま少
しだけ、さとうきび畑するのさ。ゆらゆら波のようなリズムにのせて踊るのさ。威張った
り、えばったりして、多くのものを犠牲にして、神々のやわらかな身体が、共通の祖先が、
夢のような女が、まるでシルエット写真!余韻を振り払うように立ちあがる、いつもそう
さ、灰皿が吸殻でいっぱいになってる。でもそうさBaby 絶望は必要ない。それならもう知
らなくてもいい、社会人のマナーさ、蛇を見竦めた蛙のような顔をしなくていい、いまは、
別の扉があることを信じている。ねえBaby 自分の考えを百パーセント示すのがベストじゃ
ない、もっと人の話を聞く、場合によっては相手を尊重するということが、どれくらい大事
かってことがわかるようになってる。いつか言っていたように、僕等はそんな風にしてどん
どん接客をする。でもそれも社会の在り方なんだ。自分よりも他人がいる社会においては、
十のうち、口にするのはせいぜい五つから三つの、後は胸に、あるいはストレス発散をして
解消するのがベター。どうして抱え込むんだ、と十代の僕なら言うかも知れない。でも抱え
込まなければ面倒臭いことがどんどん増えていく。防衛規制のように、こっそり心という骨
董品屋を回っているみたいさ。ごく当然の心境の変化、広がる海から、山や、保養施設が好
きになってゆく成り行き。若者は若者なりに成長していく、Baby たとえ今の僕が子供であ
ったとしても、みんな子供を見せるのが、好きな人だっていうことを知っているかい? お
どけているって、ああ!ふざけすぎていることも、やっぱり人に必要だったと気付くゲー
ム・プレイを告げるよ。


【162】


電気に打たれたように
冬らしくなった
焼けただれた話に深入り
入れ替わりバネ仕掛けの標的
寒い 消毒
そして湯気たつ
けばだつ!
パズルをくれよ
電気ショック原始人的恐怖
呼べば樹のような俺が燃えている
釘づけ!
蛇口からしたたるお湯が
蛇みたい
草木もない
見えない 春
すべて裏返しの夢
あなたの言葉
さわがしい雨

Poetry Works
    Kamome Studio


【163】



「水面に浮いた草のように軽くなろうよ」
「そうさ、棒高跳びするみたいに空へ向かおうよ」
「自由を求めてるから声を出そうよ」

   こすり落とされて
   いまはへばりついている
   その言葉の切れっぱしで内側を洗う

「沈黙はもうやめようよ」
「ヘリコプターのローターを思わせる旋風をつくろうよ」
「生きてくことの火を強くしようよ」

  何年か経って子供たちが記憶にしまいこむ
  さあ、見てて僕がこの世界の灯台
  君を一晩中あたためることができる魔法を見せる

「かすり傷さえ負わない卑怯者たちがいたわ」
「どうせろくでなしなんだわ、守銭奴なんだわ」
「あんな人たちに感動したっていう気持ち悪いひと達は素敵だわ」

  錬金術なんだ、今日も汽車に乗って、海外の国へ行こう
  君を乗せてね、何処までも遠くへ行く神話なんだ
  欲望よ、景色を頭蓋骨に食い込ませてくれ
  
  
Poetry Works
    Kamome Studio


【164】


海よ!
クルーザーのマストが
おお、波の新しい枝が、葉が
折れてはちぎれ
生まれてはやさしい芽となる

手は?
そして目は?

うれしい報せが届いた
わたし達の国に
脚が、届いた
よろこばしい骨が届いた
嘘ではないかと目を疑うような光景が

でも聞こえた?
問う尻から、肯く気配


――二度と音を欺くな!

Poetry Works
    Kamome Studio


【165】


どんな呟きも空虚、
それは虚無の彼方に
消えていこうとする。

だが、その言葉は、
ふとした瞬間に
捕まえられるような
気がして、
   自分の喉に溜まり
   つづける。
想いという想い
を伝って。


でも僕等はここに手を振る、静かに過ぎ去った場所を思いやるように、
手を差し延べるように、       ここを大切にしようとする。
                  今しかないこの瞬間を、

今しかないこの場所を。
今しかないこの理由を。

「これって感謝のシルシ?」
おそるおそる尋ねてみる。
「シルシ」


Poetry Works
    Kamome Studio


【166】


Poetry Works
    Kamome Studio

「平和」

三十代? 二十代? 十代?
官能的な町、やさしくて、アアンな奴がいる(;一_一)
呼んだか(^◇^)
まるでエイリアンが
  腹を食い破るシーン
凄いと言うより、怖いよ
でも踊るよ、はと(^◇^)
・・・はとは、きょうも、元気にハンバーガーと大福を
食べるのだった。おしまいおしまい。おしまいじゃねえよ!


【167】


うざったくてどうしようもなかった、
気の利かないディジタル時計からこもれる
青白い光は蛍のようだった。
ビデオデッキやTVの電源を
何とか入れてみようとする。
自分の生気を奮い立たせ、
まず手始めにそうしようとしてみる。
だが、無駄だった。
僕には手を伸ばす勇気さえない。
眠ってしまいたいかった、
閉ざされた雨戸からこもれる光が涙。
もう家から出たくなかった、
嫌な事があったから、
貝殻のように物言わぬ、本当に
疲れてくたばっちまいそうな夜、
沈黙はシャワー/密林。

Poetry
Works
  Kamome
  Studio


【168】


Poetry
Works
  Kamome
  Studio


Tシャツに会いに行く度
胸がわくわくする

心が後ろ向きな時、色とりどりの服がいいのさ。
疲労した眼には、鮮やかな服がいいのさ。
鳥のように、潜在的飛翔能力ー飛躍の力を使って、
毎日を過ごす虹色の魔法。誰だって、
今日を明るく過ごす権利がある。

the pursuit
  of happiness


【169】


          美しい朝
        砂漠の何処かに
     いるとしても魂が躍る

      幾晩もわたしは信者
       神を愛す人を愛す
   でも喜びは打算に敗れ去る

           傷を庇う
     動物なら舐めるだろう
        そして丸くなる

       わたしは見つけた
      荒れすさんだ世界の
           休憩所を

    それは物音一つしない窓
     わたしの心が波の音を
聴いていた その時


Poetry Works
    Kamome Studio


【170 軽く流そうぜ】


額から背骨へと
内気な女同士の会話
茶色っぽい瞳
猫を撫でて撫できっている声
妹と姉のようなイメージが浮かぶ
おしゃべりも小声で、みゃお
執拗なほど、あなたの言うとおり
本当にふたりは仲いいのかなあ
パワーバランスってどうなの?
もしかしたら、ふたり、レズかもしれず、
レズは構わないけど、
一番気になるのはレズビアンが、
お互いを労わるというイメージが
ぼくにはなく、あるのは陰惨な恋人殺しの事件、
水商売をして、ネズミのようにコソコソ逃げて、
捕まった話。「本当に好きだったから、
許せなかった」
ふたりがもしレズビアンじゃなく、
仮にレズビアンでも幸せだったらいいな、
もし娘がいて、レズビアンでも、
仮に息子がゲイでも、
それはそれでいいな、
こんな瞬間みんな凍え死ぬ。
差別するな!という君が、
差別を助長する
「ねえ、(ヒソヒソ話の常だ)あの人、
ゲイじゃない」
あはは、嫌な女、女狐、豚、
自分が笑われているとも知らず、
平気で人を笑ってる。
こういう人が子供を駄目にするんだ。
子供は汚い言葉を使うから、
駄目なんじゃない、
汚い言葉をただ、悪いものと見なして、
はじめからなかったように振舞う。
丸いかぼちゃをメロンです、と言い張る、
というようなものかな、
ああそれにしてもあのふたりは、
レズだったのかな、
「かわっている」というカタチで、
処理されないかな、こわいな、
女がみんなレズだったら、
男がみんなゲイでもいいのにな、
それが平等だし、健全だよ。
そういう価値観の世界で、
病気があって、
どうしようもない気持ちでセクスして、
素敵な時間を過ごしてる。
それはそれでいいんだよ、
村上龍みたいだ、
あいつは嫌いだけど、まあ、
それはそれでいいんだよ。
でもレズビアンのために、
美しい花嫁衣装を。
そうさ、うつくしい花束を。
幸せに暮らすことの大切さを。


【171 ネットに巣くうアホたち 素晴らしい詩人たち】


そしてここに空などあろうはずがない

努力もしない孫悟空

ありもしないミラクルな髪の毛

ぷちぷち引き抜くぜ

彼は出発する天竺という

妄想の世界へ


【172】


いつもあなたの傍にPoemを
われわれのKamome Studio


ジェイソンに必ず殺される女タイプ
そうでなければ必ず一人で後やらなくちゃいけない
男前ヒロインの映画シナリオ的無茶なタイプ
僕はある映画を見て、そんなことを思った
でも現実的に考えて、そんな二極性の強い女
不幸と言わずして女優すてきと言う


【173】


【一行詩】
健康なのは若い内だけ、というのはお先真っ暗

○批評○


「夕明かりの感じが出ているかなあ、うん、よくわからないけど。」村上より
「ジェットコースターアイロニーかな。いやしかし、普通の文章にしか見えないな。」川崎より
「まあ、作者が8歳だから、・・・ここらへんと言えば、ここらへんだよね。うん」小川より
「たとえば、言いきっちゃうと面白くないんですよね。これって。」武井より
「8歳なのに凄い!若者礼讃主義とか言うが、けしからんことだ。遺憾に思う。薔薇の事件
を思う。いけないつい、博覧強記で頭脳明晰なところが、はしばしからにじみ出てしまう。
すまない非才どもども、く、く、く」サーベル竹本より
「一行詩のプロから言わせていただくと、あんたら、書いたこともないのに、よくもまあ、
わけわからんこと言うね。肩書きだけで、一行も書いたことないのに。いやあ屑だな。さす
が批評家大先生さまだ。さすが屑だな」世界のカモメ教授より


いつもあなたの胸にJustlceを
われわれのKamome Studio


【174 絵の具】


21色の虹
39色のクレヨン
120色のえんぴつ
色の絵の具

1002色の色紙
1200色のはだ
2900色の瞳
色の絵の具

色は無限です


【175 あなたが】


あなたが何処の誰で
あなたがどんな考えで
あなたが
いまこの瞬間に
立ち会うか

あなたの名前を知らない
あなたの性別も
あなたが
こうしてやって来た
理由さえも

あなたの時間の量を
あなたの分別と思慮の間に
あなたが
こぼしてきた
涙の悲しみさえも


【176】


Poetry Works
    Kamome Studio


仮想記憶というカテゴリー
ゼロというベクトルの分離あるいは区別です
誤っている しかし真実への抽象です
記憶とは擬人化する植物です
空間と時間は柵です
けれどもコンセプト・ナビゲーション
快適な歴史の視覚表現を齎します
魂は燃え 理想は輝くために燃え
サンスクリット語は古代文字は
夢の植物の蔓


【177】


「ところでさ、ペンギンA」
「なんだい、ペンギンB」
「おいおいおれも話しに混ぜてくれよ、AN」
「いや、違うよおれはBだよ」
「・・・わたしも、入っていい?」
「ペンギンE」
「・・・ちょっと、楽しそうだから」
「おい邪魔するぜ」
「ああ貴様! NだけにEに何する」
「何だとくぬやろ、くぬやろ、くぬぎのき」
「何だとくぬやろ、くぎぬき、くぎぬき、くもんじゅく」
「やる気かやる気か、くぬぎのき」
「やる気だやる気だ、くもんじゅく」
「・・・かわいい、ペンギンたち、おしずかに」
「ああ、おばあさまだ」
「Zめ、でしゃばりやがって」
「ぺたぺたぺた 掲示板でZのことを書いてやる」
「ぺたぺたぺた そうはさせるか、甘辛からし」
「ぺたぺたぺた やってみせるぞ、甘辛からし」
「ペンペンペシペシペペペノペン」
「ペイーラペイーラペペペノペエ」
「ブラチンフニャチンホウケイチン」
「あ、いまなんかペンギンじゃない奴が悪いことば使たぞ」
「おまえか、くぬやろ」
「こいつか、くぬやろ」


以下平和なペンギン世界の模様。

いつもあなたの傍にSimonetaを
われわれのKamome Studio


【178 玄関】


葉はおいしいねえ
こそばい?

ああもうすぐ帰っていらっしゃるわ
雫あのね
でもぜったいに内緒なの

優しさ
あの頃の情熱
あの頃のときめき
いま、思い出すと

ちょっと恥ずかしいくらいよ
でもそれから分かったの
淋しさって
無理することから生まれるのね

みんな
幸せになるといいね
幸せな夢で
あたたかかく過ごせるといいね

今日も――


【179】


「木村 卓寛。身長167cm、体重58kg」
のエロ詩吟を参考にして書かれた、マイナーな文章。


吟じます。
夏休みの宿題でええええ・・・・・・
小説読めとか言われてええええ・・・・・・
とりあえず漫画版読んでみたああああああ!!!
あると思います。
チャカポコチャカポコ、ホニャマゲラア
オタクじゃないです、ドウタクです
なんだかよくわかんないけど
なんだかイケそうな気がするウウウウウウ!!!
その後でYahoo掲示板とかに、
書き込みいれたりしてね。


【180】


裸のランチ、フィネガンズ・ウェイク、
重力の虹、百年の孤独、失われた時を求めて


 この言葉が示すように、この世には架空の町があって、そこには我々と何の関係もない男
たち、女、なだらかな円錐形、あえぐような激しい息遣い、悪意のフェルマーの最終定理が
厨房の凧のように――白い卵に生まれ変わり、それは暗い空間という噂である。寝室のテー
ブルの上に、1000万年に一度しか狂わないと充血し、胡散臭く光っているピーナッツ型
の腕時計があり、これは非売品である。その眩暈は、地球が壊れるということをノストラダ
ムス的記号とする。そこでは男女が蜥蜴のように、剃刀という名の本能を求めている。方解
石を通してみたかのように、映像が別の世界の玩具のふくらみのように脳内で青い火花とな
る。 さあ青い鼠、赤紫色に変色してくれ・・コンピュータセキュリティやネットワークセキ
ュリティが解除される。精神も黄身となる。一斉に、すべてが無意味へと傾く。息を詰め
て、見守る者は回転する。膨張する。痛ましい、ほかならぬそのいじけた、あさましさにお
いて怒脹する。さまざまの物体が衝動をもち、それは見えない世界のひどく小さな家の、庭
の、蛇口の、桶状の水面に映った独りあぐらを掻いて座っている男だけだ。青い顔は、赤紫
色になる。チョコーレーとの銀紙に薄くついた、あの色を思い出すがいい、窓辺の闇が淡く
剥がれる。そして君はこの怪しい風が靡く、赤紫色の産卵ー散乱を目にする。それが木漏れ
日である、と気付いた人はどれくらいいるだろう。だが、どんな忌まわしいパラノイアで
も、自由に、内側の隅々まで、どのようにそれを考えようと、さらに目を瞑ること以外に答
えはないだろう。破裂するか、それとも根気よく情報を探り続けるか。
 「思い浮かべていた・・・」
 この街並みは、助走をつけて、ぎゅっと、身体の奥ごとジャンプした砂場そのものなの
だ。最後は、誰かが蹴るかして潰されてしまう、(考えたこともない)それがぼやけてい
る、モザイクをかけられている、焦点が合わない、というより、それが物体であるかどうか
わからない、眼球を模造したようなこの街の中で、正しい理解ー観察するー状況把握する、
ということがいかに難しいかが彼にもわかろうというもの。でも、日頃ひとりで考え続けて
きたことが、壊れたラジオの音声を借りて、重大な秘密を明かす。鼻唄でも口ずさむよう
に。やがてどこからか、長い溜息が聞こえる。恨みでもあるように、粘っこい口調で。単語
が脈絡なく並べられていくような魔術的リアリスティックで。メスでこじあけて。舌の棘が
唾を刺激して、氷の俎上へ。心に浮かんだ案が絵を浮かぶように、思いもかけぬ、口から泡
がとんで。そこに、これから何十年も雨が降る、と僕は思った。そうだ、溜まっていた欲求
不満の雨が降る。
 その釦の一つ一つは、暗闇の何処かに、すうとこぼれてゆく。終わりのない、青い、冷た
い、血の色を隠した、永遠の墜落。循環はしない。建物は濡れたまま黴びる。窓は、斜めに
しか広がらない。夜の印象だけが、セロファンで貼られている。つややかな羽根のようなド
レスも、ハイとなる。永遠に正装は濡れている。夜の星のように限られた時間、点であるこ
とに疑問を感じた哲学者のように、手袋を外し、その暮らしの歌と財布をなげうって、研究
を始めた。大きな地図がある。バネのように(身体が、)跳ね上がる。半魚人を生息させた
快楽の闇の中で。感じる痛覚、その痛点が、虫のようになってしまった快楽の闇のなかで。
それは、小鳥たちの合唱であるかも知れぬ。色とりどりの春たけなわの雪融けの、ああ、腕
が、指が、蛇のようにうねっている。生命の胎動を感じる。雨は、この地にも、空にもみな
ぎり、そうでなければ、水がぶら下がっている針金細工。白黄色をおびた、空の色、冬の
間。僕は、どこかに、神が、誰もが目を瞑りたくなる、悪どくて、めまぐるしい影のふしぎ
にしずかな心地で、神は、棺桶にいれられている、と思った。切れ長の目のように、印象
が、常に俊敏な動きの鮫になッてしまったのだと思った。ピストルを撃つ。そうでなくと
も、不吉で、時間を忘れさせるような、青い雨がこの地上を覆う。
 「思い浮かべていた、それは幸せなのかも知れない、と・・・」
 働いても働いても、安穏に満ち足りた生活が遠い、打ちひしがれたような、人の心の不気
味な、愛想のよさよ。この街は眠りの底に沈む、とかくルーズになりやすい様々なルールを
隠して。

 
【181 蝋燭的天文学、バラ殺し、孤独へのハミング、】


うまい世の中だ
(ド - レ - ミ♭ - ファ - ソ♭ - ラ - シ♭ - ド)
・・ブルーノートスケールみたいだ
つよい光にあたって濃い影をあらわす―

     )藍色の花」
     )愛色の花」

 棄てられた道がざわめいている。泥のように、跳ねて
いる。おぼろで薄暗い物語を綴った。夜の雨、点綴

  点綴>点滴>
  点滴>点滴>

 鉄のように、アハハ笑えない!アハハ曲がり角、泣い
ていても気付かれない、まるでゆらゆらとあがる油煙、
それで切り立った壁、・・壁は蓬、布や麻のにおいがする、
草を敷き詰め、悲しみを燃やした愛と警告。家を出れば、
森の頂きを照らし、ホルンが鳴る

   母よ、母よ、壓倒されよう、
   父よ、父よ、壓倒されよう、

 なにについてできることがあるの? 狩猟家、刃物商、
整形外科のお医者様、世界で殺されてゆくものは、実は、
氷りであった、雪であった、と気付いて、それが永遠に
固まり続けていると知って世界で一番孤独な星を探してい
るわたしの首を撫で、煙を吐き出す息をも撫で

    夜」 夜」 夜」
 
         ・・・わたしだけが孤独のように思える


【182 しっかり稽古してくれ】


こはれんばかりの
樹がある
いまもやさしい
君の叫びが
きこえる


【183 Yellowish green】


わたしの胸はあなたへの唇
あなたが耳を寄せる唇
明るい蔦の橋憶う
輝きは傾き搖れ
あなたの囁きが
この街を仄かに
彩ってゆくようだ
葉の影が暗い波から
生き返る
  (蘇生ーいつまでも
   ・・十字架の少年を憶う)
あなたは青い波の上の白帆
あなたは沈む日
  (名残り尽きない金の顫え)
先生!
師よ!
わたしもいつかそう呼ばれ
わたしもいつかそうなることを
知っています
愛に嘯かれ、神に呪われ、
わたしの人生は
破滅的な運命に揺れる
一艘の小さき舟
  (孤独ですー孤独な鼓動です、
   ・・・死の国の、まほろば!)
わたしの愛すべき弟子よ、子供よ、
君たちはけして悪くはないのだ
北の町でお別れした牧師館、教会で、
たちまちすさまじい雷雨がやってきた・・
  (花をあげますー奥さん!)
・・さみしいことがあると、思い出します
わたしは牧師さまも、あなたのことも、
本当の両親のように想っておりました
いまでも泣かれます、交通事故・・
  (ダイヤーサファイヤーエメラルド
   ・・・みどりのソファーにもたれ、)
ますます孤独です
ますます地獄もろともな空虚
師よ、愛とは何です?
おお!愛とは時の大地にくちづけて
 ・・・ひび割れ、孤独の水脈を湿らすこと
愛は死なない
愛は死なない
愛は甦る、愛は百度も千度も甦る
愛はあなたの名、愛はあなたの名、
愛は続く、
愛は続く、
はてしなく続く、
はてしなくはてしなく続く、
それがいかに混沌と等しく、
ああやはり世界が血で濡れようとも・・


【184 top-down programming】


意味を失ったカテゴリーに酔い痴れ
恍惚と夢にボーイは鳩を持つ
手品しようか子宮しようか生まれた頃からナフタリン
化粧室と呼ぶ回転木馬
昔風のベッドはどれも匂いー結節的花冠
昼も夜も弾いていたヴァイオリンは聞こえない
パンもとめて餓えているワンシーンーclose-up
たとえそれが(closed)だとしても
到達しえないコンピューター、
忘れられたサナトリウムーcomeback
有為転変下水道的浮浪疫病
・・・君はきっと精神病院に監禁されてる、
ヒアシンス的夜更けの波ー合図は銃声ー愛撫
うつしとる墓はどんなもの
風は鼠いろのこまかい縞目だったもの
飛翔する火炎、ぼうだいすぎる闇の底から
毒、過ぎたるは及ばざる如し
将を射んとすればまず馬を捨てよの世界
・・・いれあわせるアナデュオメーネ
ああ 見すぼらしい妄想の貝も崩壊する
贋ベンジャミン・フランクリンは
「時は酒なり」と言っている
君はゆられてる、そよいでる新しく巻き起こる印象の
センセーションの中を逆説矛盾の形態を参与という
色どりは碧く愛を追う心


【185 資本論(カール・マルクス)】


さあ始まり
反り返る衝動に《フェイス》
コカイン、覚醒剤、大麻、阿片、ヘロイン、LSDを愛用した
 ピンクのリボンを風になびかせていた。
 へべれけ・・・俺のことを感情をもたない鳥や魚としたのは
 よみ人しらず。あなた=彼方。謎・・意味論的理由から
の沈殿物を凝結する。弾圧された離別のかなしみ
 それが狂気じみた夢ー悪意に満ちた詩を墓石に彫り
 「お荷物」・・これからさっきに巡回しろ、俺はエキセン
 トリックに生きる
何の秘密の色つや、日々傷を負う蛭、
・・・秘密を解くカギは
クリームのふんわりとした時計となった
ダダはgood-byeヴレーション(形容語名詞化)
第二次世界大戦のために第三次が永遠に訪れる
ねえお願い」彼女は優しく殺された
 セ ックス!バイオレンス!ドラッグ!(マタイの福音書より、
 福音書的!・・さいわいかな、と言ったので殺された
百人ごろしー専制パンチという宇宙においては「水をぶどう酒に変える」
「嵐を静める」「いちじくの木を枯らす」
あなたがたの敵を刺せ、といわれる。道中挙げ句ぼこぼこにされる、
 強盗流星の如く焼け去った!
 マヤコーフスキイ的はだけたシャツから大量の麻薬発見!
 蛞蝓め、蛆虫め、生きている価値のない屑め、正気な人間のふ
 りめ!・・・なおも魂を存在させる神は殺された
ぐっすり眠れるさ」彼も永遠にな
 殺せ殺せ!」殺された
  嗤うなかれ怪しむなかれ、今日の敵は明日も敵!
 カエサルのものはカエルに詰め込め、神のものは貯金箱にいれて
 俺に寄こせ。-横領、職権濫用、貪婪、皮肉、虐殺!
ピラニアがいようが、氾濫する和解、蜜の憫れ!
 ・・・文学の看板もおろされた、後は・・ネオンイルミネーション
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
 格言的断定文、「大金持ちが神の国に入るよりも、
 らくだが蟻の穴を通る左目的錯覚がまだ易しい。
  - マルコをたずねて四千里10:25
どういう強調なんだ、どういう誇張なんだ、「わからないてめえが、
 馬鹿ってことだ、」像から外れれば象のように歩きだすTrip
  「ヤイロの娘甦る」「ナインのやもめの息子甦る」「ベタニヤのラザロ甦る」
・・・そういう人びとが女子供を妊娠させる
ああバイアグラが欲しいんだよなあ巨根薬がほしい・・・目薬を飲んで死にたい
嘘八百!三千観音的地獄の橋わたし
 ・・・きれいごとの世界は、蝉のようにこと切れていった
(アドルフ・ヒトラー)(ハンス・ウルリッヒ・ルーデル)
(アブドル・アルハズラット)(イザヤ・ベンダサン)
工夫の痕跡はみとめない、自由は依然蔑まれて読まれていく
 いのちの幻想は、物を避け、絶望にたえながら、渾沌を整理することだ。
不真面目で意味のない文章を書き続ける 完全自殺マニュアル(鶴見済)
あくまでも生きようとするからハッシシが欲しいんだ」のために殺された
天文学的インパクトが欲しくて主人公殺しされた
 殺された場合ケースバイケースとは言われない。たんなる才能の行き詰まり
 「意外な」は「意外すぎる」とはいわれない天衣無縫的感情混乱の坩堝
  ――闇鍋!」のためにそいつも殺された
女をはべらせ、酒を鯨飲し、セ ックスピストルズし、あやしげな
 中国秘伝の体位術をためした・・ゲイし、レズする幸福な家庭!
 近 親相姦は愛され、独裁政治は特に愛された
 そんなこと許されるはずはない!」 /何調子こいてんだよてめえと殺された
ギャルゲーにスーパーサイヤ人する批評家はKAMOMEに殺された
 逆らうなら死を!」と同調したKAMOMEの奴隷召使も殺された
剣より槍より楯こそ世界で一番長い蛇であるので殺された
しろいこなの王国、てんごくよりすばらしいKAMOMEワンダーランド
「キメたい奴はここにきて一緒にストロベリービートルズしようよ」
槇原敬之が覚せい剤取締法違反で逮捕される2ヶ月前に
  「Hungry Spider」 ・・・俺も逮捕される前に、「Hungry Spider」
どうしてそんなことをしたんだね誇大妄想に陥りたかったから
壊れゆく世界で、世紀末的恐怖感にヴルルしたかった!
もっと人間から逸脱したかった、全員抹殺したかった、
  カントやデカルトという麻薬密売人に焦がれた俺の末路だった!
動物その植物のため命を捨てるこれより大いなる愛はない。」
 人殺しはパンと林檎を食べない、食べるのは土!
 実に宗教的範囲を超えて仏教的色即是空の領域で空中楼閣!
いわんや悪人の衝動的な穴埋め 「埋めろ!」「埋めろ!」「埋めろ!」
僕はなんて素晴らしい人格者なんだ」それに逆らった彼女は殺された
道行く人も殺された、常識的論理も殺された
絶望的に殺された、他力本願のために殺された
問題は本願にあらず」といった佛陀も殺された
神よ、神よ、なぜ私を見捨てられたか?
(エリ・エリ・レマ・サバクタニ?)」面倒臭いので、殺された!
悪人の国である、最も行けないのは借金を払う男や女
ゆたかな暮らし、スローフード、謙虚さ、金や権力こそすべてさ」
と言ったKAMOMEは絶対支配したむかつく奴は殺された いらないから殺された





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