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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

コラボ詩の心得

  1


いわれを問われ、歯の根が合わなくなるまで、咀嚼、舌が血ぬられた太陽のように空、かっと燃え上がるように鳥。唾液は、胃液は、さながら四方のノズルから液体をしぶかせ、かすんでみえなくさせる駅、液・・・毒の噴射、蛇の顔、めくらめっぽう逃げていくうちに、いくど、水溜まりを踏んだかわからない泥を踏んだかわからない足のうら、ぬれていたのが乾き、こびりついていた垢のようなものもはなれ、さてなんのいわれかわたしの出発してきた朝がはたうつ、死 死 死。のたうつあなたは偏狭になりながら次第に流れの中へ手を涵そうとしているのだ足の音をそろえて。棺桶がいるのだ栄養失調になりながらまだ酔っ払おうとしている男よ・・・! しめたと思って、物かげにかくれて息をひそめながら透明になってゆく<意志>とは何ぞや


  2


通ってきた道を振り返るのは、

簡単だが、

心の中はそうはゆかない、

人数はつぎつぎにふえてゆくが、

いっしんに話しつづけている人を、

おまえは孤独にしてはいないか、

じっと話をきく、

道のまん中につっ立ったまま、

案山子のように、こっけいなほど、

相手を見ることを、

怠ってはいないか・・・


  3


僕がなぜ、彼等をはげしく咎めるか、

なぜ、彼はそれに抗うか!


僕がなぜ、理想をはげしく求めるか、

なぜ、僕はそれに従うか!


僕がなぜ、自由を―――束縛と受け取り、

なぜ、僕はそれに一言も発しないか!





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