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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

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> 風のないところに
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>  羽毛なんかがあったらいいなあ
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>   『夜』が動いている
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>    ・・・置き去りのままに鐘が鳴る『夜』
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>   空はゼリー状にぷるんとしてて
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>  機関銃というよりはやさしい動物が
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> 蝶を吐き出したり (また呑み込んだりして
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>  『朝』こんなボヘミアから遠く
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>   ・・・闇のなかにのびている白い鵞鳥の背中≪せな≫
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>    溺れずに跳べたなら 宙≪そら≫から
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>   白鳥の羽根がおちてきそうだ
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>  影・・・ うつくしい微韻≪ひびき≫だ
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> うつくしい微韻≪ひびき≫ ・・・とげとげしく
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>  磁石のように引き寄せ合った
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>   花の香より・・・ (花の香より・・・
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>    手紙を破いた音に似ていたりする
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>   知らぬ間にくちづける人の腕はどこ?
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>  知らぬ間に 手を握り合う人の指は・・・?
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> 誰も知らない 心に、ゆ ら り
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>  紫の毛があまえた声でゆれる
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>   くすぐったく、遊惰に、唄うように
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>  ゆるめた腕・・・ すれ違う風   
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>   『昼』誰もいない歩道で
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>     二五時間目の灯りをともす
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