毎日1人に2000ポイントが当たる楽天ブログラッキーくじ

653120
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

詩誌ＡＶＥＮＵＥ【アヴェニュー】～大通りを歩こう～

カテゴリ別記事

よく読まれている記事

お気に入りブログ

2024

2023

2022

2021

2020

2011年01月の記事

全12件 (12件中 1-12件目)

1

「コラボ詩」って？　（３０）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　wa! ひろ＆塚元寛一　＜３の１＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　wa!ひろ＆塚元寛一　＜３の１＞前回からシリーズで、「プログでコラボ♪」をテーマに塚元寛一の写真詩・書詩をご紹介しています。担当は、（いずちゃん休暇のため）カグヤ編集長です。ブログを通じて交流が始まる…それがコラボ詩へと発展する…実にクリエイティブですね☆ご紹介しているのも、そんなコラボです。塚元は、自身のブログ『灯台』で、ブログ友達であるH・ひろやすさんとwa!ひろさんとのコラボ作品を発表しています。その作品を下記のようにご紹介しています。　　　　　１．写真詩　　（写真：H・ひろやす　詩：塚元寛一）　　　　　２．写真詩　　（写真：wa!ひろ　詩：塚元寛一）　　　　　３．書詩　　　（書：wa!ひろ　詩：塚元寛一）尚、コメンテーターには、前回同様、詩人の水月りらさんとパー子！さんをお迎えしています。　　　　　塚元寛一さんのブログ　　　灯台　　　　　H・ひろやすさんのブログ　北條宏泰の音楽レビュー大興奮！！　　　　　wa!ひろさんのブログ　　　　明日を信じて！！Wonderful Life　　　　　水月りらさんのブログ　　　　つれづれ　なるままにでは、wa!ひろさん＆塚元寛一の写真詩の９作品（詩文付）お届けします。　　　＊　　　＊　　　＊作品１　　　　　　　　　　　　　　　詩人は言う　　　　　　　　　　　　詩人は言う　　海辺に蝶があつまるという　　蝶は蛇口の水を飲みにやってくる　　どこからともなく響いてくる　　大声音･･･、太鼓の音　　　　　　　　　　　　　　　　　詩人は言う　　　　　　　　　　　　　　　　詩人は言う　　　　　　喇叭の釘　　　　　　でなければ病める禿鷹　　　　干からびて裂けた利口な土地　　　　いくら見つめても小切手の上の頑丈な壁作品２　　　　　　　LOOSE　　　ROSE　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　H　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Tあなたの匂いが残ったら、あなたの花弁がちぎれていて花で埋もれたら、種子がひとつあるかもと作品３　ふしぎわたしの顔ですわたしの素顔です痛い目に遭ったという不景気なツラですが治外法権！　全思想は！下剤！というわけわけなのでございます･･。さて、チャ・ン・ネル　　テレ・パシー　ピイ・イン　　ポオ・オオン　　パアアアア・ン―――朝はオクトパシーふしぎなパスポートです作品４らくだ「わしって大きいかな？」　　　　らくだ　かっぽかっぽ歩く　　　　　水筒が、水平～斜め～傾き作品５　持論るんるくるんるん（ほら　るんるくるんるんサンタクロースの酔っ払いン･･ん？あ、路上で寝ちゃダメってか。まいったなあ。ところでお嬢ちゃん、何か欲しいものないか？･･･あのきらびやかな服お嬢ちゃん、結婚するのそう･･･そうかい！はいはい、ごそっ、ごそごそっ。一枚でいいかい二枚でいいかい？作品６　サラブレットシカ「わたしの角は何処にある？」　　　　　　　　　　　　　　　わたしのツノが好き　　　　　　　　　　　　　　　ツノ！　　　　　　　　　　　　　　　　カンツォーネ　　　　　　　　　　　　　　　　武者震い覚える響き　　　　　　　　　　　　　　　　ツノ･･･、かたつむり　　　　　　　　　　　　　　　の性感帯　　　　　　　　　　　　　　　　　ツノ出せ！槍出せ　　　　　　　　　　　　　　　　鹿を出せ作品７　ガラガラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　む娼婦　　　　　　　　　　　　　　　　　　く　　　　　　心「ねえ私を３０万で買わない？」　　　　　　ん　　　　　　に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だ　　　　　　しヤクザ　　　　　　　　　　　　　　　　　棕　　　　　み「あいつの場所わかったら　　　　　　　　櫚教えてくれよ」　　　　　　　　　　　　　　の　　レポーター　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葉　　「彼女は本当に日本人なんですか？」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　如　　画家　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く　　「俺はまだ絵を描きたい」作品８風景はいつも正しい時間が逃げない限りは、あなたの感情作品９　　　　　　　　　　　　　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ　AIM　　　　　　　　　　　　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ　AIM　　　ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ　AIMほ　ど　届　　　　　　　　ぼ　　空　　たに　く　　祈　　　　　く　　　は　　え　　　　　　り　　　　　ら　　　　　　が　　　　　　　　　　　　の　　　　　　た　　　　　　　　　　　　　　　　　　　い　　　＊　　　＊　　　＊では、りらさんとパー子！さんのコメントを待ちましょう♪

2011年01月30日

コメント(6)
「コラボ詩」って？　（２９）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の３＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の３＞続いて、詩人の水月りらさんのコメントです。　　　　☆ひろやすさん、塚元さん、おつかれさまでした（－－）　　　　塚元さんの詩を中心に感想を書きます。　　　　（写真のことはよく分かっていないので、あまり書けないと思います）　　　　　　　　「炎の影」　　　　タイトル、良いですね☆　　　　風景が愛人になる発想、良いですね♪　　　　　　　　「記憶から消える」　　　　二日酔いの朝など、このような気持ちになりそうですね＾＾　　　　系図を記した巻物、消えた記憶のことでしょうか。　　　　　　　　「作品１３」　　　　素敵なイマジネーションでした☆☆☆　　　　　　　　「作品１４」　　　　君は知ってゆく･･。－焼き払うべし　　　　という憂鬱な心の向こう側を　　　　　　　　この最終詩行、良かったです。　　　　離陸でもあり、着陸しています。　　　　　　　　「作品１５」　　　　うーん、写真と作品のイメージが少し、　　　　違うような気もしますが……　　　　　　　　「作品１６」　　　　切ない内容ですね。　　　　　　　　「作品１７」　　　　秀逸な文体なのですが、　　　　ひとり言になってしまいがちなのが　　　　残念なところ、のような気がしました。　　　　　　　　「作品１８」　　　　楽しい作品でした。　　　　　　　　「作品１９」　　　　ちょっと分かりづらかったです。　　　　　　　　「作品２０」　　　　この作品については、写真と文字のマッチが　　　　生きてくる作品です。好みもあると思います。　　　　客観的な感想が書けそうにないので、　　　　今回は控えさせていただきます。　　　　すみません（－－）　　　　　　　　　　　　拙文、失礼いたしました。　りら拝　　＊　　　＊　　　＊　　　＊「りらさん、パー子！さん、ありがとうございました。　ひろやすさん、素敵な作品をありがとうございました。　塚元さん、次回もヨロシクお願いします。」次回は、wa!ひろさんの写真と塚元とのコラボ作品です。りらさん、パー子！さん、お忙しいとは思いますが、コメントまたよろしくお願いします♪

2011年01月28日

コメント(1)
「コラボ詩」って？　（２９）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の２＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の２＞ブログ「灯台」にお住まいの隠れキャラ、パー子！さんからお願いしていたコメントがとどいていますので、（いずちゃんのコメントとあわせて）ご紹介しますね♪　　　　二回目のコメントにやって参りましたパー子！です。　　　　　　　　今回の作品は、パー子！「お花がメインのコース料理みたい。」　　　　って思ちゃいました。＾＾　　　　　　　　　　　　では、コメントです。　　　　　　　　　　　　１１作品　ビルとビルの間の風景が、橋に見えますね。　　　　　　　　その間を太陽が沈んでいく。　　　　「傾いていく太陽は、晴れた一日の人々の肌に躍った。」が美味しいところ。　　　　　　　　シンプルだけど、「ロマンチックに料理を出すよ！」　　　　と、塚元シェフが言ってる様な前菜です。　　　　　　　　　　　　　　　　１２作品　　青紫のお花の蕾。青紫が朝をイメージし、　　　　背景のグレーが、老人のロマンスグレーを思わせ、恍惚の人を描いたのかなぁ？　　　　って思える作品ですね。　　　　　　　　　いずちゃん！　ハズレてる？　　　　　　　　　　　　１３作品　　滴が付いた艶やかな黄色の花が、暖かい物を　　　　塚元シェフは連想（教会、昼）　　　　　　　　でも、シェフにとって、教会や昼は情熱が湧かない物であって、　　　　ハートが湧く湧くしてるの？！　ワクワク＾＾　　　　　　　　　　　　　　　　１４作品　　　大きく開いた花を　口に見立てて、　　　　世の中の空しさを訴えているようです。　　　　　　　　パー子！お腹が空いた！お口に恋人を　　　　　　　　　　　　　　　　１５作品　　写真を暈したわね！　写真の暈しと言えば、篠山紀信。　　　　紀信と言えば、女性の暈し天才。　　　　　　　　シェフも暈して女性を書きたかったのね！　　　　　　　　　なおまちゃ？　笑ちゃった＾＾　　　　１６作品　　お花の料理を堪能し、お口直しのシャーベットみたいです。　　　　冷んやりと寂しい気持ちが、写真と一緒に伝わってきます。　　　　　　　　　　　　１７作品　　メインディッシュの登場です。写真をポエムで埋め尽くされてる！　　　　宏康さん、ごめんなさい。　　　　　　　　塚元シェフは、「彼の本意は隠されていた。」と主張したかった為、　　　　写真の素材を隠したのでしょうか？　　　　　　　　　　　　１８作品　　　メインディッシュ後のフルーツです！　　　　言葉遊びを楽しんでいる作品ですね。　　　　　　　　パー子！シェフの料理が美味しくて、灯台隠れキャラ　　　　ヤメレンガー！　＾＾　　　　　　　　　　　　１９作品　　　デザートのケーキです！コース最後の腕のみせどころ。　　　　「エンタテイメント目指して、興奮の頂点へ、登って行くんだよ！」　　　　　　　　てな感じですかね？　　　　　　　　　　　　２０作品　　　締めのコーヒーです！　　　　　　　　ほっと一息　いい夜です！　　　　　　　　　　　　あー美味しかった！　いずちゃん今度は、何料理食べに行く？＾＾＊　　　＊　　　＊コメントありがとう、パー子！さん♪　　　＞今回の作品は、パー子！「お花がメインのコース料理みたい。」　　　　って思ちゃいました。＾＾えへっ、コースはいずちゃんが編集したの。塚元シェフの美味しいお料理、楽しんでもらえると嬉しいな^^　　　　　　　＞１１作品　ビルとビルの間の風景が、橋に見えますね。　　　　その間を太陽が沈んでいく。　　　　「傾いていく太陽は、晴れた一日の人々の肌に躍った。」が美味しいところ。　　　　シンプルだけど、「ロマンチックに料理を出すよ！」　　　　と、塚元シェフが言ってる様な前菜です。うんうん、すっごくロマンチック～☆こういう景色を見ながら、こ～んな素敵な詩を囁かれたらウットリ～塚元シェフ、（＾◇＾）ハトをつかっちゃう　（ﾁｶﾞｯﾀ！）　ハートをつかんじゃう♪　　　＞１２作品　　青紫のお花の蕾。青紫が朝をイメージし、　　　　背景のグレーが、老人のロマンスグレーを思わせ、恍惚の人を描いたのかなぁ？　　　　って思える作品ですね。　　　　いずちゃん！　ハズレてる？ステキな解き明かし^^　パー子！さん。いずちゃん、『パズル』とか『トリック』が好きだから、、、恍惚の人と見せて～実はミステリーだったりして〈笑〉。イメージふくらむなぁ♪。　＞１３作品　　滴が付いた艶やかな黄色の花が、暖かい物を　　　　塚元シェフは連想（教会、昼）　　　　でも、シェフにとって、教会や昼は情熱が湧かない物であって、　　　　ハートが湧く湧くしてるの？！　ワクワク＾＾　　　　パッションは安息の時間を跳び越える？　　　　　　　＞１４作品　　　大きく開いた花を　口に見立てて、　　　　世の中の空しさを訴えているようです。　　　　　　　　パー子！お腹が空いた！お口に恋人を　　　　ヤキソバか鍋焼きうどんか、実体は口にウマシ？？？（ナンノコッチャ）　　　　　　　＞１５作品　　写真を暈したわね！　写真の暈しと言えば、篠山紀信。　　　　紀信と言えば、女性の暈し天才。　　　　　　　　シェフも暈して女性を書きたかったのね！　　　　　　　　なおまちゃ？　笑ちゃった＾＾障子のむこうに着物姿の女…なまめかしい～　　　＞１６作品　　お花の料理を堪能し、お口直しのシャーベットみたいです。　　　　冷んやりと寂しい気持ちが、写真と一緒に伝わってきます。　　　　“シャーベット”、うまい表現！さすがですね、パー子さん。　　　　　　　＞１７作品　　メインディッシュの登場です。写真をポエムで埋め尽くされてる！　　　　宏康さん、ごめんなさい。　　　　塚元シェフは、「彼の本意は隠されていた。」と主張したかった為、　　　　写真の素材を隠したのでしょうか？心憎い解釈、パー子さん^^いずちゃんね、塚元シェフとひろやすさんとの相性はとってもいいなって思うんですよね。ブログ友だちの写真への尊重と親しみ、こんなに覆われているのに、写真としての存在感あるって思うの、何故かしら。　　　　　　　＞１８作品　　　メインディッシュ後のフルーツです！　　　　言葉遊びを楽しんでいる作品ですね。　　　　パー子！シェフの料理が美味しくて、灯台隠れキャラ　　　　ヤメレンガー！　＾＾　　　　言葉遊び、ヤメレンガー！（笑）　　　　　　　＞１９作品　　　デザートのケーキです！コース最後の腕のみせどころ。　　　　「エンタテイメント目指して、興奮の頂点へ、登って行くんだよ！」　　　　てな感じですかね？　　　　コレ、ちょっと遠い作品かな。手がかりみたいな言葉があると、いずちゃんには楽かな^^　　　　　　　＞２０作品　　　締めのコーヒーです！　　　　ほっと一息　いい夜です！　　　ホントほっと一息！いい夜♪　　　　　　　　＞あー美味しかった！　いずちゃん今度は、何料理食べに行く？＾＾パー子さん、おつかれさまでした！次回は、wa!ひろさんの写真と塚元さんのコラボ。ヨロシクお願いしまぁす、パー子さん☆

2011年01月27日

コメント(0)
「コラボ詩」って？　（２９）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の１＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜２の１＞前回からシリーズで、「プログでコラボ♪」をテーマに塚元寛一の写真詩・書詩をご紹介しています。担当は、（いずちゃん休暇のため）カグヤ編集長です。ブログを通じて交流が始まる…それがコラボ詩へと発展する…実にクリエイティブですね☆ご紹介しているのも、そんなコラボです。塚元は、自身のブログ『灯台』で、ブログ友達であるH・ひろやすさんとwa!ひろさんとのコラボ作品を発表しています。その作品を下記のようにご紹介しています。　　　　　１．写真詩　　（写真：H・ひろやす　詩：塚元寛一）　　　　　２．写真詩　　（写真：wa!ひろ　詩：塚元寛一）　　　　　３．書詩　　　（書：wa!ひろ　詩：塚元寛一）尚、コメンテーターには、前回同様、詩人の水月りらさんとパー子！さんをお迎えしています。　　　　　塚元寛一さんのブログ　　　灯台　　　　　H・ひろやすさんのブログ　北條宏泰の音楽レビュー大興奮！！　　　　　水月りらさんのブログ　　　　つれづれ　なるままにでは、H・ひろやす＆塚元寛一の写真詩の２回目です。今回は、予定より１作品増えて１０作品（詩文付）お届けします。　　　＊　　　＊　　　＊作品１１　炎の影橋みたいに見えるね、天凛(てんりん)の夜が　　　　　　こうして閉じ絵の具は体内の　　奥深くへ、と注ぎ込む　　（　傾いていく太陽は　　　晴れた一日の　　　　人々の肌に躍った･･･夜、きみは愛人になるーはじめての愛撫、薄暗い一室で夜のネオンも、知らずに、脆くて移ろいやすい絵が　　　　　･･･瞳を焦がして作品１２　記憶から消える朝、朝食の匂いがしなかった。水のきれいな土地に過去という織物に花模様をおいたばかりで･･。枕もとに眼鏡を忘れたと取りに戻ると、なかったはずの花が部屋に飾られ、庭の花の莟が消えている。そうかと思うと、ー冷蔵庫の食糧、ビールなどがすべてなくなっている。夜から朝にかけて、何が起こったのだろう、不意に･･･、系図を記した巻物が眼前をよぎる。作品１３わたしは波しぶきを立てる花のうえに詩を書きたいうるわしくさわやかなたわむれ沈黙の中に教会の姿さえ見るようだ　　だが突然、頁の上にー。･･認識され、　　　運命の衣を着せられ陽炎のように･･･、夢野国の地下水のせせらぎーすべてのマストをうしなった船のしなび縮んだ太陽すなわち月でもなく太陽でもなく　ただわたしの心臓が旗となり、･･･花々を　　やさしくふるわすそしてそのあとには情熱の眼のさえぬ昼と･･･、また昼と、そして昼と男は立ったまま息をととのえ、単調な“湧く”の中に遠くなってゆく硝子玉にかけられた心の中の声を魚の動作の習得とばかりー。落ちて･･、また檸檬のかおりをさせて･･･落ちて、こんなにも静まり返って誰の眼にもとまらないで　　そびえたつ、－青い草叢をこわすために　つぶすために･･･、夜を知るために　　　まだ誰も知らないために作品１４まじり合うだろう、さまざまな皿のひと口、ひと口がきいきい叫んだり、煙草をくゆらしたりしながら、だが、ひと足ひょいと夜へと出れば･･･眠れないという寝言がきこえ、いくら騒ぎ立ててみても、世情を憂えていながらも、しょせんは他人ごとー、世迷い言･･。更けてくる夜、支点に目を据えて、かかる孤独にすら･･･、ひどく飽いて今日の記憶の切れはしを数えわたしは皺をなぞりながら、　（　溝を走る泥水となりながら橋をくぐってゆく、じゆうな　。それもじゆうに　水の形になりながら越えてゆく　（　この世界の重みを、あやうくさらわれかけたのだ！海に達するほどの距離を君は知ってゆく･･。－焼き払うべしという憂鬱な心の向こう側を作品１５肢体から関節のふしぶしまでぢゆくぢゆくと鞣めし、なおまちゃ、･･･ねっとりとした花弁はなめらかになる羽織の紐を結んでいた手をとめつめと肉の間に、しろい生皮が紫と薄紅のあわいに染まり　止まり　（停止し、　からだの隅々まで　ゆこうと、眼から逃げ落ちてゆこうとはらはら花見客でざわめきはじめている大通りでもないのに　まだ　ばっと燃えあがらせる　いやらしさの奥の本能の健在拗ねたようにカーテンが膨らむ風が太陽を覆い隠す　　･･･迷妄と揶揄のリボンがどこからともなく女が作品１６自然が拮抗する･･･追い、－追いここまで押し寄せてきた僕は考える。－落ち込む冷え冷えとした夕方、ちらと寥(さび)しい考えがよぎる　　やはり沈んでいた･･･、静かな世界の夕べ、作品１７　どうしてこうも綺麗さっぱりと何もかもなくなられたのか。と話に聞くたびに涙が出る。その人は頭の上に花瓶を四六時中のっけて、そこに花をいれかえていたのだが、「あぶない！」という甲高い声がきこえたかとおもうと、ぱりん、と音がして、割れた。ーすごいバランス感覚だ。－むずかしいけれど、やれるものですよ。･･･あの一連の会話は、一種、つぐないような機能を持ち始め、今日という日まで迷走していたのである。顔をかすめて、すうううと落ちた時、彼がそれまで貯め込んでいた富までもが、一緒に落ちたのだ。まだ何も知らぬ、いたいけな存在であった男は、沈んだ声で喋れなくなる。あの時まで、ぼくらは気付かなかった。あれは拡声器だったのだ。･･･その日、彼は蚊の鳴くような声で話、ながく、あまりにもながく、彼はおどおどとして、うつむき、精彩をかき、まるで親に張られた少年のようにみじめであった。･･･みな、忘れようとしたが、胸がちくりとした、－あの時、誰もその花瓶を支えようとせず、それ所かその内側が、水垢で汚れていると囃したことをみな、悔いていたのだ作品１８　あなたの足に　　フェレットがいえいえニャンタロウ　マジンガーというより　　オジンガーこれを書いてるわたしもいっしょに　オドロンガーねこはねこで　オリレンガー作品１９ハハハハ。無視された一個の人間の彷徨の姿グレた、ソレただの、なまぬるいこれがエンタテインメントだ！　　選べ、･･･そして進め！　今日は何でも言えるぞ。　　呪文のようにフレーズよ死を孕んだ逃れられぬ現実も　憩いの場所がありましょう　　さあ、興奮の頂点へ！悲しみを湛えて　運命の糸を紡いで幾重にも鎖された網膜の奥底へ　、いつも。すぐ。そこ･･、作品２０　い夜い　　　＊　　　＊　　　＊では、りらさんとパー子！さんのコメントを待ちましょう♪

2011年01月22日

コメント(5)
「コラボ詩」って？　（２８）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の３＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の３＞水月りらさんから素敵な追加コメを頂きましたので、ご紹介させていただきますね♪　　　ＰＯ（詩マガジン：わたしの所属する同人誌）１３９号で、「フォト・ポエム」特集が　　　ありました。フォト・ポエムの魅力とは、という視点で、鈴木ユリイカさんのエッセイ　　　が掲載されました。詩も掲載されていましたので、ここに引用いたします。　　　　　　詩と写真　　　鈴木ユリイカさん　　　　　　わたしは詩をひとりの人間のように　　　立たせてみたかったのだ　　　あるときは（あるときは写真のこと　写真とはあるとき以外のなにものでもない）　　　一本の林檎の木のそばに　　　あるときは高速道路のぴゅんぴゅん走る車のそばに　　　あるときは駅の広場の乳母車のなかでほのかに光りを放つ赤ん坊のそばに　　　あるときは真っ赤な口を開けた食虫植物のそばに　　　すると　ひとりの男はなんとなく女たちの元気な反乱みたいだね　と言った　　　あるときは何百年もの時がきこえるオリーブの木のそばに　　　あるときは　ひとつの家族のそばに　　　わたしは詩をひとりの人間のように　　　立たせてみたかったのだ　　　すると　詩はなにがほしいか　なにをもとめているか　　　きっと　わかってくるだろう　　　詩は自分の意志で動き出したり　息をひそめていたり　　　ひっそりなみだを流したりするかもしれない　　　過酷な時代だから　詩だてなにかするだろう　　　なにもしなくったって　いいのだ　　　とにかく　詩が呼吸していて　　　そこでミシンとこうもり傘の幸福な出会いがあったのだから　　　こうして「something」という雑誌がうまれたりらさん、ありがとうございました。

2011年01月22日

コメント(0)
「コラボ詩」って？　（２８）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の２＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の２＞水月りらさんとパー子！さんからコメントをいただきましたのでアップさせていただきます。いずちゃんのコメントもね^^りらさんのコメントです。　　　　　　　塚元さん、おつかれさまでした＾＾　　　　　　　やすひろさん、はじめまして。水月りらと申します。　　　　　　　　　　　　　　写真と詩のコラボで危惧されることは、互いに相殺し合う関係になりかねな　　　　　　　い、というところへんなのですが。　　　　　　　写真詩を書くとき、写真の説明をしてはいけない、となると、写真にマッチす　　　　　　　る言葉を直線的にナイフのように綴るか、あるいは、写真と違った視点でのス　　　　　　　トーリーを描き、写真の世界が詩により、さらに新しいものへと導かれたとき、　　　　　　　成功だと言える、そう思うのですが、果たして。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作品１　　　　　　　森の写真、素敵ですね。　　　　　　　抽象的、ですね。（勝手にそう思っています。写実的で　　　　　　　あれば申し訳ないでう）　　　　　　　難解な作品です。詩のメッセージは何だろう。　　　　　　　メッセージを伝えるものでは、言葉遊びであろうか。　　　　　　　メルヘンチックな雰囲気は伝わってきました。　　　　　　　おそらく、画家が、「蛾だな」と笑ったところに　　　　　　　何かがあるのでしょうが、突然空が割れる事象から　　　　　　　なぜ、蝶だったのか、その運びがよく分からなかったです。　　　　　　　けれど、謎を秘めた作品なのでしょうね。　　　　　　　良かったと思います。　　　　　　　　　　　　　　作品２　　　　　　　ひと言詩はむずかしいです。よほど、マッチした言葉で　　　　　　　なければ、しらけてしまいます。　　　　　　　わたしには、ちょっと違うなあ。　　　　　　　　　　　　　　作品３　　　　　　　迫力のある階段ですね。階段にかけて、怪談のようで良かったです。6連目の　　　　　　　「うるせエ」は無いほうが良いと思いました。なんだか、この言葉だけが浮い　　　　　　　て感じました。　　　　　　　　　　　　　　作品４　　　　　　　抽象的な光に、マッチした美しい作品ですね。泡になる町、どうぞ、あなたの　　　　　　　子供、へのつなぎ方に新鮮さを感じました。　　　　　　　　　　　　　　作品５　　　　　　　美しい写真です。思い出をカタチに、ちょっと陳腐でありふれていませんか？　　　　　　　　　　　　　　作品６　　　　　　　面白い視点で撮影された写真だと思いました。　　　　　　　ダンジョンは良い発想ですね。ゆめのくに、につなげると、少しつまらない、　　　　　　　と思いました。　　　　　　　　　　　　　　作品７　　　　　　　ケイオスの視点で書かれていて、良かったですね。写真のシャープな神秘さが　　　　　　　生きていると思いました。最終は３行、同じ言葉、重ねないほうが良いと思い　　　　　　　ました。　　　　　　　　　　　　　　作品８　　　　　　　一行詩、良かったです。写真が生きていますね☆　　　　　　　　　　　　　　作品９　　　　　　　とても好い作品ですね。恐怖感が伝わってきました。　　　　　　　ひとつだけ、骨はどこかな？悲しい、で終わると　　　　　　　発見は？　　　　　　　　　　　　　　作品１０　　　　　　　一番素敵な作品でした。展開に無理がなく、スムーズに思考の流れを感じるこ　　　　　　　とができました。写真にも合っていました。もっと、乱れがちな呼吸で、とい　　　　　　　う最終が尚、全文を引き立てましたね＾＾　　　　　　　　　　　　　　以上です。　　　　　　　たくさんの作品を、ありがとうございました。　　　　　　　わたし自身も勉強させていただきました☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水月りら拝りらさん、丁寧なコメントをありがとうございました♪次に、パー子！さんのコメントです。ご紹介が充分ではなかったようでゴメンナサイ。パー子！さんは、ブログ『灯台』にお住まいの隠れキャラなんですよね^^　　　　　　　皆さん！初めまして＾＾　　　　　　　　　　　　　　今回コメントさせて頂くことになりましたパー子！です。　　　　　　　編集長！私は詩人ではありませぬ。灯台ブログに住み着いた「隠れキャラ」で　　　　　　　はありませぬか？！　忘れちゃ～嫌だよマンモス写真はひろやす！＾＾　　　　　　　　　　　　　　宏康さん！写真ありがとねぇ～＾＾　　　　　　　塚元さん！（大家さん）後でお説教しないでね。　　　　　　　　　　　　　　ではコメントと参ります。　　　　　　　　　　　　　　一枚目　絵描きが月の光で、つかの間ミュージシャンに　　　　　　　変身。我に返った時（絵描きに戻ると）音が蛾の羽音だと気づいてニヤリとし　　　　　　　たのかなぁ？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚目　笑ちゃいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三枚目　流石！大家さん！この階段をどう眺めてみても　　　　　　　こんな想像力は湧きません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四枚目　大家さん！ダメですよ。宏康さんの写真を目玉おやじに変えたら。　　　　　　　失礼！蛙の卵でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五枚目　ハートが光ってる！ピカピカ光線増量中・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　六枚目　「マイケルのネバーランドより不思議なの？」って　　　　　　　聞きたくなるね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　七枚目　広告機構のＣＭ「覚醒剤やめますか？人間やめますか？」みたいに何　　　　　　　かを問われている様な、インパクトがありますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八枚目　写真をモノトーンに変えることで　輝く物と反比例して、モノトーン　　　　　　　が生きる作品ですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九枚目　オゥ！プランテーンション農業を思わせる写真。　　　　　　　私はそこまで。亜熱帯の国に住んでないから、こんなポエムかけないやぁ～！　　　　　　　大家さん、何人でしたかしら？＾＾　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　十枚目　大家さんは何処からトレイン・ビューを　　　　　　　見てるの？パー子は、いずちゃんの車の助手席から。　　　　　　　いずちゃんとなら、もっと可愛く書いちゃうなぁ。＾＾　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんな感じでいいのかしら？いずちゃん！休暇なの？　　　　　　　パー子のコメントの援護射撃してくれる約束だったのに・・・。　　　　　　　　次回は宜しく頼みますよ！パー子！さん、読むのも楽しいコメントでした♪ありがとうございました。そして、休暇中のいずちゃんのコメントです。　　　　　　　援護射撃するので休暇をもらったの、いずちゃん。　　　　　　　バキューン！なんちゃって（笑）　　　　　　　　　　　　　　早く来たかったの。でも、チョットあって（汗）。　　　　　　　あのまま眠り姫になっちゃうかと思ってドキトキしちゃった（笑）　　　　　　　いずちゃん、復活!!!!!キャピキャピ☆　　　　　　　　　　　　　　パー子！さん、コメありがとうございまぁす。　　　　　　　　　　　　　　（カグヤ編集長はパー子！さんの書いた詩をみて　　　　　　　詩人さんだと思っちゃったみたい。）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊一枚目　絵描きが月の光で、つかの間ミュージシャンに　　　　　　　　　　　　　　変身。我に返った時（絵描きに戻ると）音が蛾の羽音だと気づ　　　　　　　　　　　　　　いてニヤリとしたのかなぁ？　　　　　　　　　　　　　　佳い作品だなって…なぜかなぁ？この作品ね、宮沢賢治の世界をイメージしたの。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊二枚目　笑ちゃいました。　　　　　　　　　　　　　　きゃはは、ムッシュウ・マヨネーズ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊三枚目　流石！大家さん！この階段をどう眺めてみても　　　　　　　　　　　　　　こんな想像力は湧きません。　　　　　　　　　　　　　　どこへ導かれるんだろう。。。すごい想像力だよね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊四枚目　大家さん！ダメですよ。宏康さんの写真を目玉おや　　　　　　　　　　　　　　じに変えたら。失礼！蛙の卵でした。　　　　　　　　　　　　　　カエルの卵に目玉オヤジ・・・ブログ『灯台』って、不思議ワールド？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊五枚目　ハートが光ってる！ピカピカ光線増量中・・・。　　　　　　　　　　　　　　明るい☆景色なんだろうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊六枚目　「マイケルのネバーランドより不思議なの？」って　　　　　　　　　　　　　　聞きたくなるね。　　　　　　　　　　　　　　帰り道、みつかるかしら。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊七枚目　広告機構のＣＭ「覚醒剤やめますか？人間やめます　　　　　　　　　　　　　　か？」みたいに何かを問われている様な、インパクトがありま　　　　　　　　　　　　　　すね。　　　　　　　　　　　　　　迷路？　　　　　　　　　　　　　　＊八枚目　写真をモノトーンに変えることで　輝く物と反比例　　　　　　　　　　　　　　して、モノトーンが生きる作品ですね。　　　　　　　　　　　　　　こういう写真に言葉を入れるの難しいと思うけど、流石ですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊九枚目　オゥ！プランテーンション農業を思わせる写真。　　　　　　　　　　　　　　私はそこまで。亜熱帯の国に住んでないから、こんなポエムか　　　　　　　　　　　　　　けないやぁ～！大家さん、何人でしたかしら？＾＾　　　　　　　　　　　　　　大家さん（塚元さん）の言葉の魅力を感じますぅ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊十枚目　大家さんは何処からトレイン・ビューを　　　　　　　　　　　　　　見てるの？パー子は、いずちゃんの車の助手席から。　　　　　　　　　　　　　　いずちゃんとなら、もっと可愛く書いちゃうなぁ。＾＾　　　　　　　　　　　　　　きゃわわ、パー子さん！と銀河旅行に出発～☆　　　　　　　このタイトル「トレイン・ビュー」　　　　　　　いずちゃん、すき♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パー子！さん、感謝！　　　　　　　りらさんのコメといっしょに日記にアップさせていただきまぁす♪いずちゃん、腕をお大事にね♪　　　　　　　次回も、H・ひろやすさん＆塚元寛一の写真詩をお届けいたします。

2011年01月19日

コメント(2)
「コラボ詩」って？　（２８）　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の１＞

　「ブログでコラボ♪」　写真詩　H・ひろやす＆塚元寛一　＜１の１＞今回からシリーズで、「プログでコラボ♪」をテーマに塚元寛一の写真詩・書詩をご紹介します。担当は、（いずちゃん休暇のため）カグヤ編集長です。ブログを通じて交流が始まる…それがコラボ詩へと発展する…実にクリエイティブですね☆ご紹介するのも、そんなコラボです。塚元は、自身のブログ『灯台』で、ブログ友達であるH・ひろやすさんとwa!ひろさんとのコラボ作品を発表しています。その作品を下記の予定でご紹介します。　　　　　１．写真詩　　（写真：H・ひろやす　詩：塚元寛一）　　　　　２．写真詩　　（写真：wa!ひろ　詩：塚元寛一）　　　　　３．書詩　　　（書：wa!ひろ　詩：塚元寛一）尚、コメンテーターには、お二人の詩人、水月りらさんとパー子！さんをお迎えしています。　　　　　塚元寛一さんのブログ　　　灯台　　　　　H・ひろやすさんのブログ　北條宏泰の音楽レビュー大興奮！！　　　　　水月りらさんのブログ　　　　つれづれ　なるままにでは、H・ひろやす＆塚元寛一の写真詩１９作品を２回に分けてお届けします。今回は、そのうちの１０作品（詩文付）です。　　　＊　　　＊　　　＊作品１　夜のふしぎぴーがっしゃん　ぴーがっしゃん　（　あらぬ声のきこえてくる　絵描きが　　　月の光に目をとめて･･･ぴーがっしゃん　･･･ぴーがっしゃん（　それで何が起こったの？　空は割れたの　　　パッと価値がなくなったのぴーがっしゃん　ぴーがっしゃん（　るるるそれはエエテル、それは音波扉がひらかないほど奥床しく扉にさわれないほどなやましく「ぴーがっしゃん。」と鳴るばかりバタフライ・リズムのけんもほろろ画家は　首をかしげて「蛾だな。」と笑った作品２「ハアイ、ポンジュール、あなたマヨネイズ食った顔」作品３この階段はたいてい身体のどこかに赤い傷口をもっていた。誰の若い血だろう？　真夜中、悪夢を見た。誰だろう、鑿をもって暗黒なる像を彫り上げたのは。　　死の口は白いシーツの襞のなかにある骸骨がどこまでもどこまでも浮かぶ　胃袋があったのだ、消化液が分泌されたのだ。血管はどこからでも見付けられる。そしてそれは胸の奥に沈んだ心を持っている者なら誰しも殺人者として。　　＊＊ねじられた生命を感じる　　人が怖れと後悔をいだきながら、　　　＊＊ピンクパアール　パアール！と　ランプに光をともして、孤独者たちがゆくのだ。骨と皮ばかりだ、うるせエ！　階段は郷愁にみちた曲を奏ではじめる　　夜ごと、あの行き先を夢見た、つよい匂いがただよっていた、マンドラゴラ、青いチューリップ。コンクリートの床や壁から夜は問いかける？でも何を？　　＊＊凍りついたあなたの昨日を　夜･･･。ー扉に鍵を掛けなくてはいけない、死の気配がただよってくるから。そしてそれがナイフの刃のように燦めく夜、―――蒼白　　＊＊あなたがのぞんでいる結末を　私が言い当てる（不思議でしょう？　　･･･でもそれは生まれた時から作品４　カエル王国電燈がほつれ　星は、かつてのその下を流れる　　街はやがて、泡になるどうぞ一生　あなたの子供で、作品５思い出を、カタチに　ヒトミに、やさしさを作品６ぼく、ミッキーマウスだよさあふしぎなダンジョンだよさあおいで、ゆめのくにへ作品７無力な夜にはバベルの塔のことなんかをよく考えるものさ合うようで合ってない、どれもしっくりきちゃこない　　　　　　　　　　　より大きな自己の内部で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｑ＆Ａ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　唇が切れて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いるたとえば舐めてゆくつもりだそのテクストで引き裂く　　　無力な夜はトンネルの中で硬直する　　無力な夜はトンネルの中で硬直する無力な夜はトンネルの中で硬直する作品８手が届かない星ってありますか？作品９蔦や蔓ゴムの樹　　冴えながら淡くけぶり　稍(やや)に重く翅音･･マラリヤに怯える　　空調設備なしに暮らせない　ロボットに外出を頼むただ、月が好きなんだ、ああ、夜だけは、･･･　　出るなと言われた台風の夜、　いまだ誘惑に駆られるー。ああして浮かんでいるーふたつなき日のはるかなる　　－ふたつなき目のはるかな　斜にゆるく流れる光は嗤(わら)ふ力も尽きはてたまた回らぬ日の夢か　　日の夢なら云ふにも足らぬ　云ふにも足らぬ　　底に沈みて悲しめる作品１０　トレイン・ビュー枯れ枯れと連なっている建物肥った柱　　なんて泥だらけなんだろう　　なんで蚊帳を思い出す　絶え間なく行き交う車両の騒音　　呪う人は曲がりくねった百の手をあずけ　　埋もれてしまった月下を歩み去る　　きっと、クセになる　また、アメが降る　　乱れた曲線　絶え間なく行き交う車両の騒音　　、もっと乱れがちな呼吸で　　　＊　　　＊　　　＊では、りらさんとパー子！さんのコメントを待ちましょう♪

2011年01月16日

コメント(11)
「コラボ詩」って？　（２７）　写真詩の変遷　２の３

　　　　　　写真詩の変遷　２の３水月りらさんからコメントをいただきましたので、ご紹介させていただきますね♪　　　　＊　　＊　　＊　　＊　　　塚元さん、批評をいただき、この上なく　　　幸せに思っています＾＾ありがとうございました。　　　ツイッターで、このサイトを、紹介しておきましたよ♪　　　さて、作品について、です。　　　わたしは、自分の書いたものを信じています。　　　そして、わたし自身、いつもおなじ形をしていない、と　　　いうことですね＾＾　　　真由美さんの写真を見たときに、　　　絶対に詩を書きたい、そう思って書いたのです。　　　そして、伝えたいことを伝わるように書こう、　　　この作品には、そういう思いで書きました。　　　一年後に、この写真を見たら、　　　わたしは別の詩を書いているでしょう。　　　詩、はそういうものだと思いますね。　　　時間の流れに、創造者も流れていく。　　　だから、作品は、わたしの生きた流れ。　　　どんなものであれ、わたしの一部。　　　詩壇が顔を背けても、関係はないでしょう。　　　ただ、詩壇によっても、それぞれで評価は違います。　　　どの詩壇に評価されるか、ですよね。　　　伝える骨は何であるか、それがしっかり伝わる言葉で　　　書けているか、そして、それは普遍性持っているか。　　　わたしは、そのあたりで、詩は誰のためのものか　　　常に考えています。その答えは出ているのですが　　　たいてい、答えどおりに書けば評価はない。　　　それだけ、のことでしょう。　　　逆に、詩を書いていない人の心に響く、と言われることが　　　あります。　　　どの詩を目指すか？　　　柴田トヨさんの詩集「くじけないで」は　　　ベストセラーに上っています。　　　芸術性は、何を基準にするのなのか？　　　わたしには、答えは出ません。　　　けれど、わたしは、自分で目指すものに向かって　　　書いていこうと思うのです。　　　自分の言葉で、自分の詩を。　　　詩について、わたしの考えは、そんなところで。　　　塚元さんの作品の感想も、コメントしますね＾＾　　　塚元さん、批評に深く深く感謝いたします（－－）　　　ほんとうにありがとうございました☆☆☆　　　　＊　　＊　　＊　　＊りらさん、ありがとうございました！これからもヨロシクお願いしまぁす☆　　　　　次回をお楽しみに♪

2011年01月11日

コメント(6)
「コラボ詩」って？　（２７）　写真詩の変遷　２の１

　　　　　　写真詩の変遷　２の１2011年最初のトピックは「写真詩の変遷」です。二回シリーズの今日は二回目です。今日のいずちゃんはエキサイティングなのです。なぜって？いずちゃんが「名作だー！」と思っている塚元の『ＳＥＮＳＩＴＩＶＥ』（写真詩＋詩）と『海』（写真＋詩）の登場だからです♪あ～んど今日は、アヴェニューに「長編詩投稿サイト『りら』」が合流して初めて（主催者だった）水月りらさんが（写真詩で）登場です。では、グレードアップしたhiroyukiの曲と共に作品をお楽しみください★　　　　　　　　　　　　　　　　　＊　　　＊　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＳＥＮＳＩＴＩＶＥ　　塚元寛一あの人に恋をしてあの人に心を奪われてあの人に僕の言葉は伝わらなくて　　　埃っぽい薄闇のなか。－ばくん　　　、と心臓が高鳴る　･･･苦しいって、ううん。－さびしい　って　でもこんな。－こんな気持ち　誰も教えちゃくれな　い。　　　－思い浮かばない　　　ヴェネチアの。／ゴンドラ　　夜ごと･･･。滑り出す、暴れ。－出す･･。　心の潤い　に　狂いそうな作りものの世界は。－人って嫉妬や。－疑心暗鬼。･･･泥沼をして。･･･怯えて。ー不安のなかで相手の優しさを信じられな　くなる。　　枝を嘗めしむ人。－いたはず。･･･はず　　･･･落ち葉を食べて。－団栗　でも割れれば瑠璃。･･･玻璃ー。　　ああ　硝子ー。ガラス硝子硝子。･･　　　　ぼくの世界はそうです。（　いつも壊れやすい　　　ー夜よ急がないで（　時間はまだあるはずなの。･･　　月に僕は魔法をかけられた。（　雨？　　　　　　　　－クロロホルム。･･いつかのレインコート　　　･･･つあん　と剣と剣のぶつかる音。閑閑ー。　　　亡霊のいる、暗渠。－けれどすぐそばにある溝へ　　　深くて暗い河へ、　まるでまるでまるで･･･、夜を渉る風みたいに　ムズかゆいなつかしい香り。ほのぐらい、意識の淵誰かが･･･。ねえ、話してる。－ああ、雨の夜にはー。雨の夜にはまぶしくて目を細めて。－ねえ、何を見てるの　あふれだしそうさ。－碧玉。その髪の流れ･･　　　　まぼろしはモザイクのようにぼくの膚を狂わせる　　　－粟肌。･･･惟だ　飛ん　で。･･モノクローム　　また不機嫌の訳。－探す　　　けれど―。･･･その日　もすべ　てまぼろしで　　なんで好きなのに　　　　･･･どうしてだろう、傷つけるのが怖い。　　　　彼女の声が。－聞こえない　　　あの人が言ってくれた、･･･愛が、　　　うまく･･･ねえうまく、－信じられない僕は何？　　　＊　　　＊　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　詩：　水月　りら　　　　Photo：　左子　真由美水化粧　　　水月りら舞い落ちてくるあまたの別れを浮かべて水面は唄うレクイエムを凩に重ねてゆらめく波紋あの枝につながり空を見上げて風に吹かれていた望郷の記憶のように色あせた黄葉と紅葉は水の光沢にふたたび目覚めて母に贈りものを届けるように水面にあざやかに化粧する（あなたはおごそかな冬をひとりで耐えてゆくのですね凍てつく霧氷の悲哀をだれにも打ち明けることなく）時雨にながれてちりぢりになるまで手をふる人のように離れた故郷に伝えているいのちをありがとう花筏のように輝いて　　　＊　　　＊　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　　　　海　　塚元寛一uum．．．わかりかけてまたすぐに、　　思　い　出　に　変　わ　るおっぽりだされた心は何を、求め．．．　　　　　彼はきっと、梯子の上から彼等を見渡しているんだ。　　　あらゆる歪んだ表現、美しい表現　　　　　　　こんな薄暗いじめじめした所でわれわれにやって来る　　　　　愛情なんてない方がいい、進まない方がいい　―――取り込まれて、　　　　　　色褪せていくの...？ねぇ神様　すこしばかりの思い付き捻り潰してくれないか　　無　邪　気　な　少　女　の　た　め　　　　世界の果て．，世界の果て．，　　　　　　　　　　．．．僕等に、神の手が迫り始めた、風は僕等．．．　　　吹き飛ばそうとした。　　　　　　　･･･お前は絵を描こうとしていた、海の朝焼け．．．　　　　　するがまま、お前は泣いていた。美しい？．．．優しさが（ねぇ神様．，）　世界中の恋人たち　真実の告白を小さな胸へと持ち去　り人は微笑、人は愚かな頭　　ぞっとする、でも愛　し　い――― （ね　ぇ神様．，）愛するように．，愛するよう　に　　　＊　　　＊　　　＊　　　　　　続きは　↓　を見てね♪

2011年01月08日

コメント(7)
「コラボ詩」って？　（２７）　写真詩の変遷　２の２

　　　　　　写真詩の変遷　２の２塚元のコメントです♪ 前回とは異なり、今回は「写真+詩」で、そのおおよその３typeがここにのぼりました。一つ目の写真詩（以下写真詩とするが、写真+詩の略）は詩のあるつまみを表現したもの。これは何処を写真と接続させても構わない。そこにおいては、ロダンの考える人のようなもの、本来は地獄の門という作品で、・・・考える人はその一部という意味で、ロダンと呼ぼう。そしてこのロダンは、写真詩と写真詩といっても過言ではない。次のりらさんの写真詩が今現在の主流というか、銀色夏生黙殺型詩壇のひとつの典型的な在り方ともいえる作品です。（ほかの人は知らないけど、ぼくはそう思う。）評価点としては、写真と詩が別の人ということで、これはいずちゃんが写真詩をつくった時のように、そこではとてもアーティスティックな路線が確保されている。たとえばこれをミロのヴィーナス的とでも言おうか。うしなわれた両腕で受け止める行為、あるいははばたく行為、抱き締める行為、・・・それらを含めて、何かを行うという想像の飛躍。ヴィーナスと呼ぼう！　・・・ああしかし、両腕のないヴィーナスはひとりでは芸術性を確保できない。最期の写真詩が、写真を加工することで（おそらく二枚目も、加工というより、修正されているのかも知れないが、）とりあえず、かなり分かりやすい加工、イラスト化することで、詩の演出をもたせようとするもの。そしてこれを、ある種卑怯な一面も理解しつつ、トロイの木馬、・・・あるいは、トロイアの木馬だが、トロイと呼ぼう。ああ、こんにちはトロイ！ひとりで芸術性を確保するために、ぼくは木馬のなかに隠れた。・・・でもこのあり方は、たとえば、絵や書を書くのと同じで、簡単でもいいから、とりあえず創造性を確保する手段だ。ところで、お察しのように、ぼくは二番目に対してあまりいい印象をもっておらず、これは結局、とても古い感じがするからです。いまさら、それか、と思います。でも・・・、これは連詩の広場の再構成とでもいえる、永井さんとぼくといずちゃんのコラボで垣間見られたように、それを否定するわけじゃない。ぼくが問題としているのは、それが芸術的か、否か、ということなんです。たとえば、これって説明を必要とする。「アラスカに住んでいるお爺さんが写真を撮ったものを使いました」という風なら、これは想像的におもしろい。ありえないから、評価できる。でなければ、アーティスティックな写真を使うとかしないと、これは、ほんとうに評価がむずかしい。（さいてい、ぼくは詩人的な意見を述べている。詩人ではないのなら、それはそれで絶対におもしろい＾＾　価値が個人単位のものであれ、どういうマーケットがあるのかわからないのであれ、です）ここで持ち出すのがぼくがやっている「連詩の広場　is」というもので、これは永井ますみさの「山の街から」主催の「連詩の広場」をぼくが制約をほとんど破って、タイトルだけ借りて作っている、それはもうかなりめちゃくちゃなものなのだが・・・、そこでぼくは、（写真+You tube+ウィキペディア+楽天の商品情報の添付+詩）という感じで作っている。何故そこまでするのかと色んな人の疑問だろうが、それぐらい詩というものが弱い存在である、という立場があって、さまざまなものと寄り添わなくてはいけない、という意見をするがゆえだ。アーティスティックな要素なしに写真詩はありえない、というのがぼくの結論である。でなければ、> はじめから写真と詩が融け合う意味がさっぱりわからない。> ただ、かえすがえす言うが、ぼくはけして否定しているわけじゃない。> たとえば、ひとりですばらしい写真詩をつくれる可能性がないわけじゃない。> ロケットに乗って月をうつしたあと、詩を書く。> ・・・とまで、大袈裟にしなくても、ある要素、この詩にこの写真は必要なのだ、> という必然性さえあれば、ぼく、大いに賛成である＾＾> > またカメラマンが詩を書くのなら、> （俗な意見かもしれないが、）それは専門的なものであるという保証を、> まず世間的にされているので、それは立派なコラボであり、写真詩である。> ぼくが言っているのは、価値あるものをつくること、ということにおいて、> 写真詩がある、と述べている。そこにはアーティスティックな必然性がいる。> > ただ、最後に亀の甲羅をひっくり返して終わるが、> これがすべての結論ではない。たとえば前回のそれも、> 詩篇をまるごと載せるくらい大きなものにすることもできる> （注、これはＨ・ひろやすさんと写真詩をコラボした後。> ひろやす氏は、大きな写真がお好き＾＾　ぼくも好き）> > なお、注意点で書いていること以上の大きな写真を使っての、> 詩作品も、ぼくはありだと思っている。> たとえばＡ４サイズ以上の写真でも、ぼくは、> 詩を書くのはよいと思ってる。ただ、それが楽天ブログにアップできるか、> という現実的な問題と、またそれが読みやすいかという問題はあるけれど、> いやでも発想としては面白いよなあ、とぼくなんかは思ってしまう。> そこまでやったら情熱で、ぼく、脱帽＾＾> > たとえばヘリコプターで上空からＬＯＶＥのパネルを撮る、> あるいはビルディングに文字をうつすようなものも、> ―――ポエムだし、芸術運動的だし、ビルディングは演出だけれど、> ぼくはよい写真詩だと思う。> そこまでしておいて、詩です、写真詩です、と言い張るのがえらい。> たとえば、しゃちほこにまたがった写真を撮ってくるとか、> ハチ公に首輪をつけて、はい、ピースの写真とかでもこれに転用できる。> アナコンダ首に巻き付けてとか、はちのてんぷら食べましたとか、> ようは、ありえないことをすればぼく評価する。> 面白いことをすれば、評価です。> > センセーションを、というのが良いか悪いかは知らないけれど、> 最低、ぼくはそういうアーティスティックな試みを、> どんどん詩の中に取り入れていくべきだと思っているしね。> > ただ・・・ただ、きみ、―――そんなことはどうでもいい、> 一応わかっていると思うけど、> 一番肝心なのは詩だからね(；一_一)> > 前回はあんまり触れなかったけど、写真詩そのものは、邪道。> またそれはイラスト詩や、顔文字詩さえも邪道。> ・・・ただ、ぼくのいいところは、全部やっちゃってるので、> いっしゅ、正岡子規みたいだっていうことで、何言っても許される。> ここは強調するけど、アカデミズムの奴等はこういうことをしないで、> あーだこーだ言う。これは人間として駄目、・・・誠意がない。> ともあれ、ぼくらは詩を書いているんであって、写真を撮るわけでも、> イラスト描くわけでも、顔文字を作る（注、使う）わけでもない。> ものすごく初歩的な意見だけれど、さっきまでアヴァンギャルドしていたぼくと、> 同一人物に思えないかも知れないけど、・・・悪いけど、これは当たり前。> > ぼくがいままで書いてきたことって、確かに詩の新しい一面を明るくするけど、> ・・・ぼくらはまず、詩人だからね。> うーん、あえて具体例は用いないけど、悪い例をぼく結構見ていて、> いずちゃんでも、りらさんでもないよ、・・・なんだろう、携帯写真詩っていうのか、> ほとんど許せないくらいひどい。ポエムだったら、> もっとすごいポエムをつくって写真に載せてくれたら、うん、とぼく肯く。> そんなの悪いけど見たらわかる。・・・価値あるポエムなら、> 写真もさぞかし引き立つだろう＾＾　まず詩人でいて、> アーティスティックな態度を、という順番を辿って欲しい。> でないと、詩らしきものを書いて、写真を撮って、> くっつけましたという人みたいだから。なんというか、誤魔化しのにおいが・・・。> （注、いやあ誤魔化してるんですよー、あはは、ならぼく許す。> 詩がわかっている人じゃないと、これ言えない。下手でも上手でも、> まず謙遜がいる。それが何をするにしても一番よい態度。厳しいなら厳しいで、> それなりの覚悟をもって発言するべき。なにしろいちばんひどい輩は、> 開き直って、だから何、流行でしょ、と言う）> > まあ、ざっと書いてきたけれど、> 写真詩の変遷を書く気持ちとしては前回が理詰めで、今回がエッセイ的なもの。> いや、とは言っても、詩壇に提出するならこの百倍くらい難しくするけどね。> でもそれはごめん被りたいので、みんな、よろしくよろしく。> > まあなにはともあれ、> 写真詩はビジュアル時代のひとつの結果だし、> 情報を載せていくという意味でも当然ありうべき形態だと思う。> そのなかで、個性的な写真を撮って、> 変な詩を書いたりする詩人もあらわれるだろう。> > また官能写真詩詩人なんていうのも、純文学路線で、あたるかもしれない＾＾> 残念なのは、ぼくが男だからだ。歌舞伎の女形やってます、だったら、> そういう道もまだ開かれるけど、やっぱり華がないね。> うなじをうつしたり、生足をうつして、> エロい詩ばっかり書くのだ。世の男性の沽券（○コカン）を増長させたのに、> と思う。なお、被写体がいる場合は、ぼく、便宜的に、> （注、写真投稿サイト足成の写真を用いる時に、人がうつる場合を避けるが、> それでも人の姿がうつっているので、超法規的措置扱いだが）> ・・・ぼくはそれをモデル詩といっている。> > いちおう、現在は一枚だけで、会社の同僚の中国人とさびしい限りだが、> また作品も、名前を載せただけのもの、という悲しすぎるものだが、> 一枚目が信頼できる者であることは嬉しいことだ＾＾> 将来的には、職業シリーズとかいって遊びたい。> 人と関係するなら、その人載せようぜ的なアプローチができる、> かなりローカル色アイディアだけど、地方巡りながら、> その人に方言しゃべらせて詩を書くとかも楽しいね。人がいる楽しさと、> その人を詩に出来るよろこびもある。また政治的な情報もいずれはあつめて、> 運がよければ（潰される前に後ろ盾つくるし、お友達いっぱいつくるけど、）> 詩的政治介入もするつもり。たとえば、小熊秀雄さんの復活だね。> そしてこういうことが出来ると、ジャーナリストも、> 詩を書いてくれるんじゃないかなあ、と期待してる。> > メジャーが正しい時代なんてとっくに終わってる。> ＩＴ関連の仕事よろしく、時代はトップダウン！　> ・・・みんなもこち亀を読んで、楽しいアイディアをいっぱい練ろう＾＾> > さて世の諸君！　写真詩には二つの形態があることを学び、> ロダン×ヴィーナス×トロイを覚えて帰ってほしい。できるなら流行らせよう。> 作った本人が健忘症するおそれはあるが、アカデミズムの馬鹿を挑発するのは、> ぼくの人生のささやかな楽しみのひとつです。> そして最後に、モデル詩というものを覚えて帰ってください。> では、ごきげんよう。　　　＊　　　＊　　　＊「塚元さん、りらさん、ありがとうございました。」次回は、塚元がブログ友だちH・ひろやすさんの写真とコラボした写真詩をお届けします。あ、パー子！さんに次回のコメント予約が入っていますが・・・　　　　　　　「パー子!さん、よければコメントを下さい。　　　　　　　　はあとだよ（＾◇＾）」ヨロシクお願いしまぁす。あ、TITANにカレンダー制作の相談しなくっちゃ（汗）　　　　　　　　　　　　皆さん、次回もお楽しみに♪

2011年01月07日

コメント(7)
「コラボ詩」って？　（２６）　写真詩の変遷　１

　　　　　　写真詩の変遷　１2011年最初のトピックは「写真詩の変遷」です。二回シリーズでお送りします。アヴェニューのホームの頁「今日の写真詩」コーナーで、塚元の写真詩をこれまで100作品近くご紹介してきました。アヴェニューでは近々、塚元の写真詩カレンダーの制作を予定しています。そこで今回は、2010年（10.24～年末）アップした写真詩の中から塚元おススメの６作品、年末年始アップした中からizchanおススメの２作品、計８作品をご紹介します♪カレンダーにどの写真詩を入れたらよいか、皆さんの意見も聞かせてくださいね。バックナンバーは、ホームの頁の右側にあるフォトアルバムをクリックして見てね♪[AV-PP69][AV-PP81][AV-PP100][AV-PP118][AV-PP120][AV-PP122][AV-PP161][AV-PP142]では、塚元の話です。写真詩の流れというのは、いくつかに分かれていて、初期・中期・後期と便宜的に三段階に分けるとして、最初の写真詩は「～っぽい」または「～らしき」ということになる。これはポエム路線と呼べるもので、現在の感覚とはものすごく開きがある。写真にいかにして文字を移植して（＊加工して）詩にするかという問題で、まずまず無難な作品がつくられた。まず、手頃なもの、イメージとして作り易いものが俎上にのぼった。この時期を女子高生がつくる写真詩、というイメージで説明しても、ぼくは一向に構わないようにも思ってる。餅は餅屋ということで、世界観の提示があまり具体的ではない。そしてこの初期の段階は、ぼくのブログ「灯台」のなかで発表されたもので、いくつかは、優れた写真詩と評価してもよいものもあるが、そのほとんどがまず失敗している。作品的にも駄目だし、・・・あくまでも写真詩のフレーム、情報の取得のイメージ化という利点を得ただけで、なにしろこれは駄目だ。詩作品としてまず失敗している。それが中期、「灯台→ＡＶＥＮＵＥ」のために作るという風になってくると、（ぼくのブログでの写真詩の発表はなくなった、ということ。）初期から中期の間で、実験性（＊前衛的な作品）や、油絵路線（＊イラスト化）によるものが多く占められ、初期とは比べものにはならないほど、豊穣になり、洗練され、いろんなアプローチが可能になったのが、第三者にもわかるようになっている。これはおそらく、ぼくが写真詩というものが、どういうものがわかってきた、―――突っ込んでいえば、ぼくが詩人から、写真詩詩人という顔を持った、自覚を得た、ということになる。なお、特筆すべき路線として、２チャンネル的ネタのアプローチが挙げられる。初期の残り香みたいなものが、２チャンネル的なものに化け、そしてそれが、洗練を促し、実験性や、油絵路線へとつながっている。また、この時期によるものは、なにを書いていてもまず、ああいうイメージの、ということがよく考えればわかるようになっている。これはいずちゃんからも指摘があったけれど、詩文が写真とコラボしている、混ざり合っている、という現象ゆえだろう。ようは慣れた、と。ここらへんでぼくは筒井康隆的大量生産が可能になり、一日１０枚前後つくったりしている。なお、最高記録は２６枚で、是非とも写真詩詩人には３０枚の新記録をつくってほしい。そして後期。・・・これは今現在のものということだが、複数の写真のつぎあわせや、合成写真、あるいは写真のこれまで用いなかった加工法、それと併行して、ＣＭ化、広告塔化、貼り紙化している。これは近代詩から現代詩のひとつの符号で、考えようによっては、かなり時代的なものをくっきり浮かび上がらせてくれる。つまりそれだけ写真詩というのは手つかずのもので、それゆえに、近代詩から現代詩までを疑似的に再現することが可能であったのだ。・・・とりあえず後期は、写真自体の加工にも詩がある、つまりどんどん違うところに詩を見出すことになる、という将来的な視野が、現実味をおびてきている。つまり写真の意匠、ということだ。なお、ここにはまだ１行詩的なアプローチや、俳句・短歌・川柳などの世界との融合など、いくつか課題はあるが、これらを踏まえて写真詩とぼくの今現在の詩が、近づいている、―――あるいはまったく同じ土壌である、ということが説明できるようになっている。なおこれは「写真＋詩による世界」の話ではなく、「写真詩という一枚の世界」の話である。最後に写真詩がこれからどういうものになるかについての意見だが、（実は葛原さんからも指摘を得たのだが）とりあえず、これは巻き込む、ということなんだろうな、とぼくは理解している。写真詩は文法的な試みであり、癖や型をつくって楽しむ、かなり創造的な分野になると思う。ぼくぐらいのクオリティーがあれば、ポエムと詩との摩擦や葛藤、情報格差みたいなものもなっていくだろうし、そういう意味でいくと、現代詩人が参入しやすい分野ということになる。まあこれはぼく個人の変遷で、世の中の写真詩はちっとも変遷していない。これはたぶんにぼくがイメージをつくることに長けた詩人であるという証明で、というより、ぼく自体が取捨選択、粗製乱造という過渡期にいるがゆえだろう。これからの写真詩を考える上で、有能な詩人のなんらかの参考になれば、これはかなり幸いである。実際、詩は批評性を持ち合わせないでやってはいけない。というのも、そうでないと、いま一体自分がどういうことをしているのか、という自覚に乏しくなるからだ。自覚に乏しい人にイメージは与えられない。でもこれはけしてむずかしい話じゃなくて、何かを作ろうという意識において、ただ詩を書くということをやめればいいだけの話だ。ちょっと堅苦しい話になって、ちょっと説教しているみたいだが、ようは、写真詩を読む人にはまったく関係がなく、写真詩をつくる人のために、ぼくは書いている。よい写真詩を書いて欲しい、と思っているのだ。ああ、いつのまにか写真詩詩人になってしまったぼくとしては、この後をきっちり引き継いでくれる、優れた詩人の登場をぼくは待っている。　＊　＊　＊「塚元さん、ありがとうございました。」いかがでしたか？変遷に注目したアルバム捲りというのも楽しいかも♪ですね。皆さんのコメント、お待ちしていまぁす★※　AV-PPの番号は制作順につけていますので、　　最新の作品ほど番号が多くなっています。※　2011年「今日の写真詩」コーナーの予定　　　　　月曜～木曜：　１作品　　　　　金曜～日曜：　３作品　　　　　　　　　　　　　　↑　　　　　　　　　　　コレ、塚元さんの希望なの。。。　　　　　　　　　　　「きびしいノルマだけど頑張ってください～」　　　　　　　　　　　と応援するいずちゃんでした。　　　　　　　　次回は、「写真詩の変遷　２」です☆おたのしみに☆

2011年01月02日

コメント(4)
アヴェニュー編集室から：　★謹賀新年★お知らせ

　　　　　　★～謹賀新年～★　　　　　　　　　今年もよろしくお願い申し上げます。　　　　　　　　　＊　　＊　　お知らせ　　＊　　＊　　　◆カレンダー（塚元の写真詩）とポストカード作り★　　　　　　くわしくは追ってお知らせしま～す。　　　◆アヴェニューに「長編詩投稿サイト『りら』」が合流しましたぁ！　　　　　　作品の一部をフリーページに納めますので、ぜひ読んでみて下さいね。　　　◆定期的な「ポエム・コンサート」を企画していまぁす♪　　　　　　担当は、『りら』の主催者だった水月りらさん。楽しみにしていてくださいね。　　　◆世界へ～☆　　　　　　第一歩として、　　　　　　　　　専門家の方に翻訳をご協力いただいています。　　　　　　　　　　　　「ヤモリ」　　　フランス語訳　　　　　　　　　　　　「こころの耳」　英語訳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お楽しみにっ♪♪♪2011.1.1

2011年01月02日

コメント(0)

全12件 (12件中 1-12件目)

1

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

ミステリはお好き？

ローズマリーのあまき香り

(2024-04-19 13:20:04)
私の好きな声優さん

マジか！？声優のTARAKOさん急死　63…

(2024-03-09 02:30:02)
読書

たった3つのサインを見るだけシンプ…

(2024-04-19 22:28:53)

© Rakuten Group, Inc.