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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

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2017年11月20日
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AVE写真illus.詩N1626 1601-2 No.18



ある日突然
家が生まれるわけがない

Kamome studio 「家」









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 09時49分47秒
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AVE写真illus.詩N1625 1601-2 No.17



馬鹿a「わたしたち、ずっと仲良しよ。」
馬鹿b「ずっと仲良くしようね。」
馬鹿c「みんなのことが大好き!」
馬鹿d「こんな友情、素敵。」
馬鹿e「ずっと昔から、そうであったみたい。」

高校三年生のとき、aがbの彼氏を奪った。
そして、cが妊娠して、高校を退学した。
dは専門学校へ。eは交通事故で帰らぬ人に。

aがcに「bに殺される、bに殺される」と泣きつく。
うるさいので、電話に出なかったら、bがaを殺害した。
cはdにノイローゼになりそうだと言うが、
「そんなのわたしにきくな!」とつっぱねたら、数日後、自殺した。

dはeの墓へと行くと、aとcが「bを殺してやった。
呪いころしてやった。あとはお前だけだ。あとはお前だけだ。」と言う。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 08時00分28秒
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AVE写真illus.詩N1624 1601-2 No.16



ああ、ええわ。あああ・・。
風呂につかるっていうの――。
なんか、疲れが吹き飛ぶわ。
くうう――。ああ・・。
ちょっと、飼い主さん、
メシもろうてるから、いつもは言わんけど、
カメラとかやめてくれる?
わし、見世物とちゃうで。
わし、そんなことされたら、キレるで。
やめてよ、ホンマに。
ああ・・。しかし、ええわ――・・。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月20日 06時46分28秒
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2017年11月19日
 
AVE写真illus.詩N1623 1601-2 No.15



Converting Roman Numerals to Arabic numbers


たとえばその鍵の数字が 1020987 だったとすると、
暗号文のどの数字にもこれが加えてある。
だからAが 7 であらわされるにしても、
1020987 としては送ってこないで
鍵の数字を足して 1020994 として送って来る、

たとえば僕には 1900 人の友達がいる、
でも僕の1900には最初から一つの欠陥があり、暗号がある。
僕はその鍵を教えることはない。

数字とはそもそも、人間を解した瞬間、
アダムとイヴの羞恥のようなもの、
蛇と林檎になってしまうのかも知れない。

CDやレコード、本も、というか、人間さえも、
番号がある。

「虫喰い算」というのがある、虫に喰われて判読できない数字を、
推理の力によって判定する算数学のことである。

ところで子供のころ、郵便局を(1)市役所を(2)図書館を(3)
という風に、地図の上にその鍵となる数字を置いた。
僕は宝物の地図からヒントを得たのだが、
はたして、子供のころの僕よ、ゴールは何処にあったのだ?

でも、宇宙の中にもしもまだ知られていない法則があって、
今日という日を、長い数字の式で説明できるとしたらと考える、
僕はそれを「鍵の不在」として理解するだろうと思う。
人類よ、宇宙の謎の一パーセントでも解き明かしたと本当に思うのか、と。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月19日 19時47分36秒
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AVE写真illus.詩N1622 1601-2 No.14



radiate heat on all sides


「太初に言あり。言は神と偕にあり」
不規律放射像の不規則さの様式特性が定まる、
おいおいファウストのメフィスト気どりで、
擾乱が起こるが流線が集約する時にはそれが整斉される。

剪断応力の趨向、皺襞や裂罅を伴いながら、
拡散的漸進的現象。身の置きどころなし。不一。
generationか。混沌の怪物、末期の人間の歔欷か。
地獄の門をくぐれ、ダンテ。

貝殻の輪状構造。高周波振動をする水晶板で生ずる粉の像。
時間というポテンシャルにバウリングが起こる檜舞台。
ソロモン王の底知れぬ憂愁、マンネリズムの堆積。一刀両断の白刃。
峻厳酷烈なる惑溺の中の自尊心は脱穀機さながら。

僕は決定的因果律の根本的な修正の場面にいるのか。
統計物理学の領域的進出の曙光なのか。
鳳凰、極楽鳥の秀抜。
キリストを売れ!









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月19日 17時48分42秒
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2017年11月18日
 
AVE写真illus.詩N1621 1601-2 No.13



the condition
of being sexy

彼女は色っぽくなまめかしく体をくねらせる、
胸が大きく開いた下着は男性を喜ばせる以外取り柄のないもの、
それでも温かで柔らかいものがはちきれそうなのは、
開きの幅や深さによってセクシーさを演出しているからだ。
女は父系の血統維持のために子どもを産むものという父権的な儒教倫理、
しかしいまでは、それも時代錯誤の心理劇。
鎖骨や、首や、顎が、しなやかなラインの息づかいを持っている。
プロポーションの美しい女性は見抜いてる、
男性が実際より立派で賢く見せたがる悪い癖を持っているのだと。
見る者を圧倒させるような迫力をもつ肉体。
くびれは角度という蝶番、
それは自分が今他人の眼にどのように映っているか、
たえずチェックするからだ、そして羞らいは自信となり、
そのフォルムはより優雅になる。
酔いや疲れも、きわめて肉体的な性への関心をあらわにする。
溜息が出そうなくらい魅力的な笑顔に白い歯をのぞかせながら、
女の子のふりをしたり、高嶺の花を演出したりする。
馬鹿で自分勝手なふりもできる、
そして気まぐれでミステリアス。でも多分、本当は、
犬の散歩をしている時の彼女が本当なのかも知れない。
日曜日、少し野暮くさそうな格好をした彼女と公園ですれ違う、
僕は挨拶しながら、思う。肉体だってそうだよなあ、と。
自分の意志でそうしてるということが美しいんだ。
服を脱いで下着になるのが美しいんじゃない、
もちろん、その美しさが悪いということじゃないんだけど、
本当は、そういう美しさを僕は信じたい。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月18日 08時34分04秒
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2017年11月17日
 
AVE写真illus.詩N1620 1601-2 No.12



女性詩人の瞑想


山腹の葉もすっかり色あせたわ、
プルーラ・ディアファナ・。
漠々とした古い日常の彼方から、
ある一日だけがめぎましくよみがえってくるのは、
何故だろう・・・?
モカシンの靴を脱ぎながら考える、
アビの言語ルーンが狂気の語と音が似通う、
キヴァのような半地下の広間が、
ずっと昔ここにあったように――・・。
バドワイザーとピッツアで夕食を済ませようか、
そう思う、老いたエゾマツ、
曲ったカンバ、ポプラにカエデ、
ざわめきや呼び声の自然の喧噪を聞きながら、
なにかつまらぬことで、
男に心を傷つけられた瞬間を思い出す。
驚き、揺れ動く、色彩――。
後には、大きな空っぽの繭が残った。
そして、繭の中で時が杜絶えた・・。
ロダンや、イブセンや、トルストイや、ゲーテの老年を、
思うとふと恐しく、ソムヌスとアェオラスが来る、
なつかしく、望みにみちたような気になるが、
イン・コイトウ・インルミナチオ。
いまでは――・・。
壊され、粉砕された、再生される、肉体。
壊され、粉砕された、再生される、肉体。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月17日 20時00分22秒
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AVE写真illus.詩N1619 1601-2 No.11



暗く、見窄らしい階段


夕暮れに・・・
 幽霊じみて見えた・・
   と思う――
    ボレロだ。

人間が生まれた時に記憶はない・
 輝かしい理性だ――。
   光の回復・・・。
    死へと至る段階。

神との取引、病状の否定、
 運命への怒り・・・。
   ローム層、砂礫層。
    へと、時が沈んで――

歳月の獄、か。
 情念のしかめっ面か。
   脳髄、骨、血液、シナプスも、
    電流に変わる。

濡れている、アスファルトの上を。
 風の低音が被さる。
   その虚空に浮かんだ表情ゆえ、
     足元がおぼつかない。

凄まじい空中の火花を見る、
 人生何度目の通り雨。
   歌ありし忘れたり ・・・。
    黄花の、ヘッドライトが見えた。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月17日 16時33分31秒
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AVE写真illus.詩N1618 1601-2 No.10



1985

僕たちはそのころ、新鮮で苦しみおおい日々を続けていた。繋船ホテルの朝みたいに。もちろん、夕方三十分みたいなこともあったし、ちいさな遺書みたいなこともあった。囚人か? そうであったかも知れない。ミッキー・マウスか? もちろん、そうであろう。それが他人の空だったからだというのなら、結婚行進曲であったかも知れない。
僕の水晶狂い。僕のサフラン摘み。でもそういう、ところに、I was bornがあり、終電車の風景があった。でもレトロな僕は、言葉のない世界から、孤独な泳ぎ手を、感情的な唄を。バロウズを読んで、ホッパーを理解したというのか、ベーブルースから、ハンク・アーロンを理解したというのかな。相変わらず、竹も氷島もいい。食わず嫌いだ
った、おっと読まず嫌いだった戦前の詩にも眼を通した頃、ハイネや、ホヰットマン、ボードレールにランボー、エリオットに、リルケ、多くの詩人がそうであるみたいにその世界の動向を探った。シュールレアリスム、ダダイズム、モダニズム。パンクに、ラップ。ジャズに。言葉は色んなものを模倣する。毛沢東。毒虫飼育なんてのもいいよ
ね。冬が来た、とか、風景純銀モザイクとかね。自分は見た、あたりもよかったなあ。永訣の朝も。朔太郎が邪宗門より、思い出の方がいいと言ったけど、僕は逆だったな。シェイクスピアより素晴らしい劇作家はいるような気もするんだが、そいつが、どこまで言語感覚を持っているのかというのは疑問だ。でも、言語感覚が、詩である必要性
はまったくない。消費される、廃棄される文明の中では。死刑宣告、抒情小曲集とか、転身の頤かな。測量船に、体操詩集に、戦争に、パウロウの鶴。静雄も、富永も、立原も、中也もか。蛙だらけの男に、鬼だらけの男。そういえば、どこかで人魚をテーマにした詩があったな、すげえ、つまんなくて金返せって思ったけど。ミショーからカフ
カ考える馬鹿は僕ぐらいな気もするけど、あの根っこにマラルメがいたり。エリュアールとギンズバーグを並行させて見たり。いまではもう誰も知らない気もするけど、そういう時代が僕にもあった。僕等が言うところの「詩とは何か」は「変わらない」ものであり、それは人口に膾炙しながらもクオリティを引き上げるものでも、制度や、体制
を変えるものではなかった。それは文体にも、スタイルにも見て取れる。ソネットも、俳句も短歌も。でも「さまざまなもの」であり「さまざまな人間」であり、「さまざまな価値観」である。詩を書くのが楽な詩人が多いことか。三分で書けるカップラーメン詩。そこには叫びもない。危機感もない。何かを与える要素もない。もたれあい、姿
かたちを変えながらSPOILを続ける。心理的な歪みや、不器用さ、葛藤。さまざまな醜悪を表現を嫌う人もいる。新しいことは苦手だからと老いる人もいる。でも思考は変わり続ける。愛が、憎しみであるように、詩も、時代のさまざまな負債である。だが、だからこそ可能性は拡大する。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月17日 16時15分04秒
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2017年11月15日
 
AVE写真illus.詩N1617 1601-2 No.9




Castle


言葉を封じる力があった。突き出た岬に黒く浮かんだ古い城砦には。
八十も室があり、その一つの室には海の匂いがし、専門の兵士がいて、
海藻や、魚を獲る。しかしその方法は先祖代々のもので、誰も知ることが、
出来ない。一つの室には山の匂いがし、ここにも専門の兵士がいる。牛の肉、
猪の肉、羊の肉。一つの室には、畑の匂いがする。そこから米や麦を、野菜を。
――そうなのだ、この城は、外部との連絡が一切遮断されている。
外へ出られないのである。光陰は走る箭の如くまた流るる水。
だが、森はあるし、湖もある。だが、もちろんそれは、外部ではない。
書物もあるが、それは、この城の中に住んでいる者たちが書いた物だ。
遊びの本、性の本、哲学の本、さまざまある。だが、そこには面白いほどに、
聞いたこともない学説が並ぶ。ところでこの城には年に一度、
栗の木の根元に二つの馬車が並んで楽に通りぬけられる程の大きな穴に、
どちらが迅く駆け抜けられるかという競争がある。
私はどうしてこんなレースが一年に一度なのか、と聞いたのだ。
ちなみに私とは、この城へと迷い込んだ者であり、
これも数年に一度の割合でやってくるものらしい。
ともあれ、彼等は私にこう答えた。
「ずっとずっと昔には、こうやって外の世界へと出ていったということでさあ」と。
彼等は、私がどうやってここへ来たのかとは聞かなかった。
気にならないのだろうか、と思った。それが件の言葉を封じる力だと思うのだが、
実を言うと、私も、どうしてここへと迷い込んだのかまったく、
思い出せないのだ。またここが、本当に突き出た岬なのかさえも――・・・。









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詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a






最終更新日  2017年11月15日 08時45分07秒
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