1
彼が、暫く留守にするので掃除を頼まれた。
ダーリンの部屋を掃除するのは 初めて。
飲み残しのジュース捨てようか迷った。
ボーダーを気にする彼だから そのままにしておいた。
拭き掃除を終えて そっと心の形をグラスに浮かべてみたの。
2
ぼんやり 彼の机を眺めてた。
不思議な気持ちがする。 Overlap
いつか見たようなこの空間。
湖の底で ゆらゆら揺れている。
母の胎に居た頃、見ていたのか?
否- 私の骨の骨が組み込まれる時、眠りに沈んだ頃なのか?
暗闇に漂いながら 運命の人を鮮明に感じていたのだろう。
3
眠りに沈んだまま
映像が shade off され 未来回路に繋がれた。
彼の抱え込んだ領域に 入って行けるのだろうか?
きっと、この話をすれば
「君が感じたのは、デジャブだ」よって
笑うだろうね。
そして、私はこう言うの
「信じでくれない あなたは嫌い」って。
お互い言い争いながらも
きっと私は貴方の側に 居るんだろうね。
Agapeを追い求めて。
(2011年09月24日 11時36分47秒)