テーマ:☆詩を書きましょう☆(8289)
カテゴリ:ムーヴメント
昭和
昭和の子の仲間きえ核は外交へ byわたし達の川柳は ・・・ごとく愛すと 誓った人の 昭和だけ byシニカル内戦 ピアノにドラムにジャズかじる貌 byそんな時代だったのさ、きっと! ほんとうは 夕焼けこやけで「また明日!」 byちょっとおれ無職 ブランコに憲法と音楽があり byゆ*れ*る 昭和と言えばイタリア料理と かるぼなら byヘイ、おなーら オリンピック 平和に穴があいている by高度経済成長 手加減の遊びに飽きて宇宙VS byてか、まず地球 森を消すアンコールに諸外国 byイエッサー! 憲法から煙がふきだし「加熱です」 by電子レンジ 蛇口から尿意をおぼえる歴代首相 by悪い顔の奴いっぱい! トーストの暗い図柄 by米からパンへ 酒 ジョッキもち 喉仏みえるほど 噎せ返る byよごれちまったぼくの肝臓 麦酒のびーる麦酒たりーる麦酒おわーる byでもまだ飲みーる ビール腹? バチはないのに バチあたる by酒ン蜂 非常階段 吸殻と空き缶 コロがつて byそして誰かがぶっ倒れ 意識して 脈絡もなく もっと告げ by注げ、とも書く あまだれをのぞけば薔薇の一万本 byやれやれ・・。 小便小僧 水が美味いとガッツリ! 四つん這い byいや、いつかわかるから 頭痛い 迂回路に「まだ眠い」 byまだ、朝早い!も・・。 始発からコップ酒のにほひがし byていうか、寝ゲロ・・アウ! 一口目のビール by飲み会解散できない不思議さん コーヒーの湯気みたいな世界 byメマイマイ 酒さけ鮭をつるし蝶ならぬ腸わるくし byいい旅☆コワイ気分 4 川柳 その二 自然 雑木林も悲しからずや助太刀は微力 この癖は一問の値打ち大和河 通り雨、霹靂、そして静まり返つた 春 アイスキャンデーに見えるほど春もえにもえ 霞みゆく蛮人の槍もトロッとして ジジリと心でひそかな別れを告げた 会社 大勢の男の斉唱、呼んでいる とろりと飴が窓に垂れる度に囚徒めく きのこみお 蕈俯瞰ろしても思索充満す こめかみ ネオンの灯と石油ストーブの蟀谷 夕暮れ 夕ぐれは気障な感じが目立たない うす笑ゐ馥郁とした昔を憶はせる 松林黒鍵が鳴るやふなもの 便所の西隣 酒 酒が肴に ネクタイはピントに 酒をコップに注いでドアが風に 酔つて足下に人影見掛けたり 嘔けば装いも新たに船が沖 昼食 性格の悪い女ごみのにおいせかせかとする ランチタイムさもしいほどに脚が太い 手綱をとれば遠い場所でもXの値 夢の如し わたし何も存じません 色気に欠けてあたりの音に牛通る 風邪 消化するモーメント紅き林檎になれるか 比喩的な拡大用法 風ふたゝび やゝ黄色みを帯びた蟹 赤ん坊の皮が剥けたやふ 指いきいきと笑ふ 聞き捨てならない「熱い」より「冷たい」 からだじゆう汗がしたゝりました いたいけな汗この危うさは映画となりぬ 体温計肉を炙る香ばしい匂ひ クールビズ 野良犬が草を噛む/はだけた胸は断られ ちょいと慌てたよ蜥蜴の背に毛が 嗜好 スイーツ昼寝端に蓼喰う虫 偶感 太陽のない街に猫がいる サークル費 坊ちゃんのように感心しない リモコン 遠隔感応しくじりでは済まされない 山 目を離すと、動かない写真だ あかい靴はいてへりくだれサイダー 駅までは影のような奴等に同情する 凍てつく山に本心は白髪となつた 杉の幹まで雨過ぎて洗えるごとき 恋 北へ走ろう ぼくは或る恋のため 遠き顔、如何様するなら二年後に 気持ちを鎮めるまゝに飛び出した ひそかに埋めるレモンイエロウは戻らざる 痛み どうも身体の調子が天中殺 胃がきりきり痛む捕虜なら夢中でつい 髪がくしゃくしゃ いもしない昆虫を見る 東日本大震災 胃カメラは多忙くゞれば海は毒薬と化す 治安が失われ 武蔵野に手がとゞかない こゝろに異国、そして誰がこの遺言 いけ好かない 囲碁なら五目並べできるのに 幻想は硬い頭にグミを授ける 源氏物語 源氏物語 活造り異境にありて 女の子 けなげでかわいい指先に似た毛虫 いちい 膝の上は花の市井になつている 楽器は骨董品と思ひ患ふ 椅子 何時の間に椅子よ 家じゅうで一番すゞしい 夜は屋根、指紋とるのにいそぐなよ 考えれば靴のサイズが合わない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月07日 09時49分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[ムーヴメント] カテゴリの最新記事
|
|