テーマ:☆詩を書きましょう☆(8289)
カテゴリ:ムーヴメント
8 あたしの短歌
1 ボーナスが 出たら買うよ ぼけ!茄子をと 言った父上の浮気写真を 駅までの電車がなくてキャプテンと夜を燃やすためニワトリ燃やす アパートにホンダのカブあり株だから安売り・高値を気にする夜もあり 天才歌人うたわれる夜もあり節操もなく抱かれればいい 2 ブスを見てきれいだという女は駄目! 酢豚好き、とブスと刺されても 「部屋で飼うおたまじゃくしはしろいのよ「そうね、きれいな女はみんなそれ 誇りです! 感謝の念をもちながら、涙にきらめく、母と娘のケンカ 色に譬えブルウかグリインというのだがあなたはラーメンといわれる気持ち 3 G★SPOTはまぐりの里をぬけたら吸血鬼はスキャなダラス 潮干狩りスケベな貝をあさるため九十九里浜たとえが墓場 ダイエット無駄なジュースをのむほどにgi gi gi-カチャ と ふくよかな女 お尻に当たるチャックの皺うっとりとびりびりの手紙やぶいてつなげ 4 春ですね! けっ、じつは夏(笑)といれ鈴虫らしき鳴き声つめたく 叩いたわ二つ三ッつ四つ五六五六と夏目漱石の偏屈☆われにも 錆びたマイクこわれたマイク飾られたマイク・まいまいもマイク・つまむ バス停車きゅうっと卵にぎるよ比喩はわれても続柄のTAMA 5 わたしはいまも生乾きのパレット 部屋にうなじのともしびがのこり うつくしさ それを知るため薔薇を買い ささげることでその夢を買い 遥かはるかこう線が折れ矢印に瀬踏みをするが朝きみの部屋にいて 浴槽に泡いっせいにはじけてゆくオリーブの卵うまれたころから 6 終バスからあやまりますって体温計くわえたあたしどうすればいい たっぷりと洗面器からうるおってタオル/てのひら/あなたとのキス こぼれたのMILKさかずきが傾くよに交わる裸身のいまだうつくしき 言いかけてやめてブラウスを身に着け柱時計の音まねるわが乳ぶさ 7 タバコ吸うしぐさがフィルム・アートです! ジャン・コクトーよ、眸も貝の 天使うまれるはち月の終焉りとは悲歌に追憶あり風もあり あたかも夜の帳おりて魔術師・・・・煙・・草・・・・は余白を・・・・殺・・し・・煙草は・・ 囚人・・・! 悲しくて熱帯の雨――― 問いなき答え/答えなき問い 8 森のそよ風を買いにゆく柔軟剤それはあたしの優しいにおい 干す時も ルララ・・取り込む時も ルララ・・着る時もしてる あたしのにおい 「ドラム式洗濯機が、そろそろほしい・・・?」「いいえ、ふたりの部屋に置きたいの」 庭へゆくサンダルをいま履きながらこの庭にはない陽射しの楽園 9 ソックスに赤いペン折りて入れ林檎、蒸しタオルがいきいきと腐らせ ワインで、口の滑りがよくなったかしら/玩具、足裏やけつくいたみ ここはリーマン通り/蟻/さみしい蟲/ち・ぶ/ぺ・/にしりんはどんなひげから 羽根ひろげ て/ね、靴下スリッパう う ん/いまはMusic is My life 10 ポオの笛アイスくりゐむ・ふれゑずよ、透下テヰONで、「やり直せるか・・・?」の尾 汀/朝、雨に痩せたよ、/・・・転生したって、/12小節のブルース イヤリン心臓にBELL、BELL、BELL・・、LLEBよめなくてい い裏返して よ、胸 恋をし てあたしのそれが水いちぢく/胤もないのに、/蕩けてるてるて 11 幼児期より殻を破らねばひとしづくの灼熱もう一度生まれて みどりしたゝる すれすれにゆるめると(あたま)血ぬられ葡萄は紅き しづえ いたゞきにはサイボウの皿まはるごと下枝ひんやりと実を結ぶ それは水の紋 死の後を生き君の我慢/あた し は放浪する幹の皮剥がして 12 radio つぎの夏は、お もひでから始めたい(おほぞら)へガラスのわれる日記 おだやかに灰はカプチーノ へ/あた しの星/をさな児に乳ぶさ 喉をかすめつ 去勢されたソプラノは彫刻刀でアポロンのよこがほ・・・しずけ さが照 る つぎの夏は・・・bbb・・・、おだやかに・・・bb・・・、去勢された・・・FLASHBACK 13 河原のvivid 段ボールを敷いてすのおぼおどみたいにD?j? Vu すべべッていくんだ くさばなはcolorfulなマニキュアを塗りあたしはビューなビュウ・ingをつけて 百年後でもきみの小石や/恋しや・・・、指にふ れるセツに狂れた くもありや 「ここで曲がって「ここで行き止まり「恋は二叉路、あなたの歩みに友するのが嫌 14 あいくりうむ LOVE アフガンダイオウサソリ/プレデタービートル/ツチジムカデ/ギュリキマイマイ あ、・・・引いた? ごめん虫好きな子ナノデス、デス、です・すとおかあになりたく ど・ちがうだ・かあぽ/ふぃ・ふぃ・ふぃっじぇねらるぢど・ちがうふぃにゅっしゅ マリヤの胸にナイフ立つるをとめごよ透視をゆめむふかき絵去りかねつ 15 やわらかい夜のTeapot 耳なしヴァン・ゴッホむしりとられるまえにヘッドフォンのよるのあかるさ ねむってよいかくび筋のpendantなめ、へたnaピアノがぱすてるnoカラア 「ねえ、ごら んよぼくのRain子音、こおと、「ふざけたコオ ド、蚊アド、でもドア 非国民と呼ぶがいいエロティック・アアとアアケエドという平和宣言 16 e-i-ga ねうち ほほえみは百万ドルの価値あり日本人やめたしStreet Stroke 十月 くちびるがとれた、火事めぐり来むコンニャク・ふるうふ上手くいへなひ ボンネット押し倒され(たように思う・・・)カジョーなやめてをやめてよカノジョ 「ブス・・・「ですというのも「泣き顔だから? ひそかに皺が蹴り合うアイもある 9 自由律俳句詩「拡声器」 ー豆電燈 寝がへれば豆を獲ている遡るかに 灯にみだれ/脚ばたつかせるみだらなほどに め 昇天せよ! 瞳に降る雪が離れない ー星を憶ふのは何故か? それは拡声器のように要所要所で雑音が入った しだいにやはらかく月に佇つ て つゆ載つたまゝ掌にインクの色をかすめとる 古き感傷/活字のごとく膝にこぼれたり -そういえば梅雨であるなあ たばこ と彼はヴェランダに腰掛け、烟艸を吸つた 紫陽花が咲いていた ・・・“若者”は火の粉なのに 風呂敷みたいに――夕立ちは きえ ばらいろのまゝに影はモディリアーニ 10 自由律短歌詩「姉妹どんぶり」 ――yeah ありえないくらい彼は絶好調で、エクスタシーの波に漂って、レーシング・ カーのように時速1000キロで突っ走っていた。止められないのだ止めたくない! ていうかどうやってブレーキかけるの! yeah まったくもって彼は、ドント・ストッ プ・ミー・ナウ、、ドント・ストップ・ミー・ナウ! 何故二度言ったのかそれもよく わからないファンファンファンじゃ酔えないからってそれもあまりきちんとした説明に なっていないぜワンフラットとりあえずそれらしいことを言ってみたかった彼は同級生 の家へ。もちろんその時、頭の中で岡村靖幸の「聖書」が流れていて、ワーゥオ! + + + ・・・お茶です。――あのお、これ不味くて飲めるかい! 大 切 な こ と は 縛 る こ と で す HEART★LOVE + + + 制服は汚れてもいいよ 家だから コーヒーなんだよ牢屋の差し入れは 映画みたい! 燃焼系青春! 捌け口はまず 「わたしで」と言え + + + ・・・お姉ちゃん。――あ、ごめんなさい! 鉛筆削りが欲しくて 大 切 な こ と は 撮 る こ と で す HEART★LOVE ・・・妹よ ナイフで削ってみたくないかい? + + + 大丈夫かたい膨らみ ドアノック つぼみ 姉のゴム鞠、妹の幼蕾 「ほんとうはインポなんです」 え!え!え!え!え! 邪魔スンナボケ 艶めかしいは声 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月07日 09時05分52秒
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