テーマ:☆詩を書きましょう☆(8289)
カテゴリ:ムーヴメント
題:テディ・ベアのぬいぐるみ
私の心はだんだん広がつて生きた血を持つに至る 題:ラバー・ダッキー 冷たい水のや う に いつでも同じ温か さ 題:砲撃 ずばばばばン! 戦車の玩具マトリョーシカを砲撃 題;冬眠カプセル 余光が嶮しい連山の 樽の、底に、 水 題:少女マンガ 親代わりだった・・過剰なほどの心配性。一人称は「俺様」 題:逆転現象 チョームカツク/あのお眉毛って描いてるんですか? 題:ダンテが這い降りてゆく 電車のさわがしさも 人は、人に、 愛されかたに対する注文 題:千年王国 千年モ贋物(あたたかく埋もれ(とろけ果てしない潜上の夢見 題:素直 集中出店し集客の相乗効果を狙う野心――ぼく、田舎っぺ駐車場が広いべ・・ 題:素直で優しい少女、好意に不慣れで鈍感 嫌いな食べ物:なし(梨喰え(えー 題:呼出音 PPPPPPP/RRR/UUUUUU/DD/I 題:花屋 薄給で酬われる運命、ざんぶと心切な教示、と驚く・・僕を手に取つた人 題:客の行き先階を聞き、ボタンを押す箱娘―― ほら地上は、高く翔ぼうとする 題:うしなはれた目的 沖は、)裂いてる (ひどく渇いた離愁の果て・・) 題:孤独な樹と、つめたい椅子 かくれんぼをするここもまた一つの国 題:歩行者天国 歩行者天国がベルトコンベアーに見 /え / る 題;登場人物の微妙な心理の変化 “それって・・”何が起ころうと『○×』進行中 題:鳥居を工場の二階の窓から斜め向きに俯瞰す 心狂ふばかりなるヘレン・ケラーの声 題:愛しい人へ あなたが信じる温か い 夜の しずけ さ 題:しあわせな家族 夏の晴れた青空にゆいつとけてゆけるもう何処にも存在しない 題:他界の扉 ときおりわたしは、ふいの羽音 題:人生の眼 “散弾”のごとき散文的事象 に 夢は、 ま た 化膿す る 題:ランボー 未生の言語の草叢 堆く積み捨てられた気味の悪い本のかな し み 題:鞦韆(ブランコ) やまなみ 花になぞらえ、雲にたとえ [山脈]はくづれ 題:耳の奥が鳴るような無垢 熱烈な接吻 蛾と、戯れる ほか は、な い 題;自由律一行詩のイメージ 川岸につづく「内部」 石垣にからむ“言語”の・・「影」 題:乱れ舞う蝶 風はまるで あな たの悲し み 題:凍結に至るまでの道 罠にとらえられた欠落感は窓のあかりのやうに 題:11月 稲はもうない、蟷螂は苦しみを取り除く必要 のな い 世界 へ 題:アンモナイト、恐竜の化石のある博物館 なほ雨、蜂がにぎわつた鍵穴の密葬 題:小さな生きものの中のわたし ゆつくりと揺らせば、傷口すこし見えるほど破れて 題:明けきらぬ朝 てのひらは蜉蝣 ぎつしりと真珠 胎しつゝある魚卵 題:月のない夜、昨日僕の町に月が明るく輝いていた 痛みはあきらかに無造作に畳まれ 題:沈黙している劇場 出口のない太陽がひしやげた、色彩の夜 題:伊勢神宮 バスに乗つている ツウと 懐深く 森へ 題:王も奴隷もあまた釦を外した 助けて 傷が疼く 折 れ た矢の如き、夜迫 る 題:九月のうっすらと汗ばむような陽射し 白い歯を見せたblue,red,green, (きみは、)気味のわるい溜息 題:症候群 荷の中を 依然 捜査する 紐は鎖 ほどけば 無数の脚 死への助走 題:準備、プール、協奏曲 何の躊躇いもなくそれはとある深い霧のなか 題:夕映にあしひき うすれつゝ、うすれつゝ、うすべに 題:高く、高く、高く、高く、 途切れはしない、記憶 レンズ コバルトブルーにうるむ 題;モディリアーニの風景画 葛藤は婚姻なれども夢の冷める帆柱 題:幻視の倒錯 あられもない蛍光灯まもなく白骨が埋もれるだけ 題:まぎれもない脈拍、均衡をつくつていく心臓だ ジャックマイヨール青い小さな針にきずついたおまへ 題:半円形のパレット 動揺に悲しむな、葉ずえにいくつかの水滴 題:平等の標的 合図の旗が精神的欲求を告げる匕首のわがまゝな傷口のために お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月04日 20時29分14秒
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