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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

2012年03月12日
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    (忘れ得ぬ痛みよ・・

     ー大きくあれ器よ、・・・鉱山となれ。むすうくの空気の波動と化せ

     人を救うという偽善――また欺瞞という弾圧を! あらい息を!タイムを
                                   ケロイド
    己のなかに棲まわせよ! そして固く唇を結べ、繊維性腫瘍のような
                                いかり
    エロティシズム・・。-諧謔――その蝉のごとき忿恚にみちたユーモアで

  ウフフ フフ、冬のまどろみから、蜜を盗むようなプールサイドで

    また僕等! 僕等は絶望のなかに光を見出すだろう

      夢のように悪夢があることも。ー約束の地へと続く[街のいたるところで、

      ひまわり売り! 水着の少女売り! それでいい――それでいい!]

    あこがれが装飾を生む、雑踏の深みにも似た混乱を生む・・

    でも正しいものは常に誤解を孕み、ゆえに否定から始まる・・・

  ・・・あなたはまず、心の底から笑ってほしい、さらなる奥、さらなる美へと進むため

  恵み深い人生のため! いかなる不幸による困難をも克服できる人類であるため!

  ・・・解き明かしてほしい あいらしい魂。うつくしい魂よ。老若男女が見る

  てんびん座。12の内の冬でも秋でもない、この男

    お前を愛してる。――愚かな僕より、遙かにたくましい同胞を。無益な殺生を

    肉体の中でも特に! 特に青白い光の発光を愛してやまない男が聞く

    お前の名を教えてくれ、・・ただ忘られぬ一瞬の光芒、パチパチとはじける

    おお! ただひとたび、その果汁の滴りにも似たその名
                           はや 
   僕は疾走する! ビジネスマンや賢者より迅く、・・・消滅して、誕生する!
   ハードル
   障害を飛び越えるたび、すこしカオスなコスモスをさらしながら

   おいてけぼりにされたお前の心に、わずかだけとどまる、やさしさが僕にある、

   呼んで いた・・ 呼んでいた・・・

   あまりに 僕に似ている君よ――僕と違う人生を 生きた君よ・・

   生の根源に流転するたましい、時計がある、時刻がある、瞬間がある、

    響くがいい! おお、そしてレコードのようにすりきれて、聴こえなくなるがいい

    僕が祈る、沈黙を綿毛にかえて、君を輝かせる、一杯の水を飲ませる

    祈ってる、祈ってる。お前が赤子のすすり泣きをする瞬間、冷気を感じる時

    いつでも思うがいい! 想っていい、僕の手は確かに震えてる・・・。


  ――お前の人生はまだ 終わって ナ い

   ――狂おしく残された 理性を墓にするな

      ──もっと、もっと。もっと、あなたの苦痛をきかせて、

      もっと、女のような男の顔を見せて。醜く歪ませて。

      鉄の引っかき棒でやられて。泣き叫んで。殺される前の無表情を見せて。

      もっと、もっと! いのちの輝きのすさまじい形相を見せて・・・!

      この世のものとは思われぬグロテスクな真実を見せつけて!

      
    ( 狂れてしまいそうなくらい、殺意を! 呪いの言葉を吐いた男が

      なにを今さら――そうだ、何をいまさら・・。)


どくどく血があふれて止まらない、煤けて黒光りして停まらない、

虫になりたくてモノクロになりたくてこぼれる自分が終わらない

  ――そこへがあらわれる。Cは傷口から出血の止まらない僕を余所に

  医者というモチーフを借りて、咽喉がからからなおもちゃの喇叭みたいな僕に、

 いつまでも 平和だなんて滑稽。おまえという存在が滑稽と言い放つ

 あっけらかんと言えた時代は終わったよ


   空白 奇跡のような空白 、空白 合わせ鏡のような白日

    ・・・「でも 君の傷を癒すよ」


    ・・・その瞬間の心、あれから十年

    日本人はまったく成長しなかった。そうだ、

  僕等は――最低僕はその痛みについてまったく考えなかった

  すれ違ってた交差点で、空に向けて放つべき愛とは何・・?


    '11 ・3・11 「東北地方太平洋沖地震」
   
    福島第一原発事故の評価をチェルノブイリ並みのレベル7に引き上げ



   時代は静かにやってきた、静かに叫び続けていた人達の愛を・・

    愛を、諦め退いてきた 夢を、ためらいを 愛を――


     いま それぞれの心の中に 生きているだろう・・


   語られるほどに美しくなかった、滅亡へのプロセスが不安を生むとしても、

    君ら自身が、心が、・・墓標だ――未来永劫 死だ!悲しみだ!不幸だ!


     ・・・・・・違う 思春期だ!反抗期だ!初恋だ!


   大いなる神よ!・・ただひとつの神よ・・・

    これから世界はどんな風になってゆくのでしょうか――

   (神は答えない・・答えない神なら、いらないだろう、
 
     人それぞれが神にならねばならぬ おお!・・失われた愛の負債たちよ・・・

     貪欲に身を苛むがいい、胸を苦しくして呼吸困難に陥るがいい!

    誰も助けてはくれぬと嘯くがいい!・・おお! 何と人間とは辛い生き物だ

      真っ白なページのように、君が何か・・呟く あたらしい時代 (に、)

       悲しみ を・・そしてまず 僕は愛を 牢屋のようにうす暗い 愛を――








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最終更新日  2015年08月04日 12時48分42秒
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Re:311 by 塚元寛一 (3/3)(03/12)   AVENUE2010 さん
塚元さん、ありがとうございました(*^。^*)


「311」の詩に寄せて…

あの3・11から一年経ちました。
大きな宿題を幾つも抱え日々奮闘する私たち、
へこたれずに頑張りたいですね^^

「言葉マップ」

TV番組で知りました。
前向きな言葉が発信されるためには
元気の湧く事を一つ一つ積み上げてゆくことなのでしょうか



     花言葉、弥生の空に抛りなげ。

     雪ぬか踏みしめ、春描く。


                      by いずちゃん@編集室

(2012年03月12日 10時19分14秒)

いずちゃんへ(*^。^*)ン   カモメ7440 さん

実はぼくも、これを作った時、
色んな人と話をしていたのだなあ。

葛原さんから、震災の話を聞いたり、
水大丈夫か、と聞いたり。
なんか、したいなあ、とずっと思っていた。

朗読とかしにいってやりたいなあ、とかね。
でもそれよりも詩人として成長することが肝心だ、
と思って、旅行費を全部本に変えたりした。

嫌な情報もたくさん知った。
本当のところ、ぼくにもよくわからないまま、
色んなことが風化しているのも感じます。

でも少しでも何かのためにありたかった、
拠り所を作りたかった、とも思う。

・・・一年経ってみると、ぼくの手法は、
大きく変わった。成長したのか、
あるいは幅がきくようになったのか、
よくはわからないけど、こうして、
あたらしい黙祷を捧げてる。

前よりも確かな状況を感じて、
今更だけれど、
みんなに何かを伝えてる。

そしてそれはきっと、
よい兆候なんだ、よい始まりなんだ、
とぼくは思っています。

何かを信じなくちゃ、
前には進めないものなあ(;一_一)


(2012年03月12日 10時30分18秒)

カモメさんへ^^   AVENUE2010 さん
>何かを信じなくちゃ、
>前には進めないものなあ(;一_一)

本当にそうですね
ガンバですね^^

(2012年03月12日 11時58分07秒)

感想です♪   シェリーいすちゃん さん


親愛なるO君へ


 3・11、傷ついてた。

 詩を読まない、君。

 「詩人の仕事なんてものは、役立たずで自己満足にすぎない。」

 とべない翼で、とべない心で。

 失語した、僕。

 発語しつづける人の群れがとおりすぎる。

 無人駅のツバメ返し。

 君のもとにも春は来ただろうか。

 種子は芽生えのときを知る。

 たとえ君の見たことのない生命であっても。

 311、やがてただの1つの数字にかわる努力をして。

 それぞれの芽生えを育てて。

 いつかその森に君も憩うと信じていよう。



(2012年03月13日 14時00分15秒)

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