テーマ:☆詩を書きましょう☆(8325)
カテゴリ:AVEコラボ作品
こと、こと、、ことばの火をもった(尖り、凍り (セイケイし、 ほおら 濁ったいろのささくれにも絵をかきましょう 「かきま しょう」 どうでもいいピンセットが銀色に、光る かんじんかなめ、の手前味噌 双眼鏡をつとめて忘れずに、ここからは く」と「ま、の、 区」と「魔、の くまの子こがれて、ころげる ひぃふぅみぃ・・・エクソシスト、とか・・・ ひぃふぅみぃ・・・ツチケ色の肉、とか・・・ とぉ、 の、お出ましかなうまで デンジャラス。 ○ ○ ○ ともすれば十二月は、あわ立つ。 家の端々で街の橋々で、ゆきかう雑事がしゃべくりくりこしごとに蝶番とか、かにやらの人の 「手芸の本を借りたんだけどさ、中ひらいたら、エロ本だった」諍いごとに何やらの耳立てすら も口惜しいほどの時すべり。滑り台にのぼっている、いずうさ。それを見て、こらどけ、とばか りに、かもちゃん滑りだして、いずうさ、ムッ。かもちゃんを蹴る! かもちゃんを蹴る。十二 月デンジャラス。しきりに呼びかけられる闘争本能。「いやあ、胸おおきいかと思ってたら、も うそれがバストアップブラ」うす紅いろ胡蝶ランのうつらうつらの花影に、ぐりぐり競り合おう とジュラ紀の口蓋がふんぞり堕ちる。破片だ。ジ・エンドのあらゆる意味、痙攣。錠剤を噛み砕 くみたいに、何処へだってゆくがよいぞという自由の瞬間。カフェオーレいろから脱落した、冬 枯れの庭。ハッシ、ハッシ、氷空にかかえられ、大掃除はスピード勝負だ。やがての「おつかれ さま。」(ドンブラコ)手とコトバとを白い吐息にこすりあわせ部屋にもどると、hiroyukiがビ ギンの「オジー自慢のオリオンビール」を弾いている。歌っている。そしてかもちゃんビールを 呑みながら、あり乾杯、とか、オリオンビールと合いの手を入れる。温かな空気に心がしどけた。 じゅわじゅわ、した。先程のことは忘れて、一緒に飲んだ。踊った。かもめスタジオの庭ぎわで は、この夏のドラゴン達も氷河のなかに鎮静化したようだ。夜の闇の中に目覚めよう。幾歳も、 かえりつかないでいる。幾筋も、ただ銀河をしどけなくコトバが哭いた。十二月はともすれば、 想い出もあわ立つ。蝶のように、ゆめを羽ばたいてイノチの蝶番をいきようか。 ともかくも、師走。あわてどこやの兎さん。 デンジャラス。 ○ ○ ○ 風に、ゆらいでるのは、 まわりはじめる引力、はてしない作業、虚無を掬う、 きっと定期便から、外れた、、しろいフォト/ いつからか窓は 、 ゆ き 赤い戦車が、およぐように喘ぐ “居場所もろとも失った個室” “悲惨な写真の刺青” 止まない黒への傾斜をみているだけで、エンドレスな境界 ( 日本海なら、お兄ちゃん、なんつってもカニにゆくでしょ。 ( カニにゆきたい、道楽に行きたい。 ( オレは遊びにゆくわけではないんだ。 ( カニだ、やったあー、カニカマじゃあないのだぞよ、 ( しっかり防護してゆくんだぞ。 ( はい、それはもちろんそうです ( 温泉で雪見酒、いいわね、ママたちもゆこうかしら。 つくられる安全神話がさみしくて 紅い茹でダコと皿に今さらに熱くもられた、夜のうみ」」 ――オジー自慢のオリオンビイール ――オジー自慢のオリオンビール ○ ○ ○ いつから窓は 、・・・という言葉が、・・・・・・という言葉が、 ゆ・・・ゆ・・・・・・ゆ・・・・・・・・・ゆ・・・ き・・・・・・い・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・・ 「サイバーアタックに貫通される、 白い流血が、社会の動脈をのみこんでゆく。」 (ぐんにゃりした自転車 (溶けて固まった屋根瓦 「幾千年続いてきたさまざまな国や民族、言語、 文化が砕かれてしまうかも知れない戦争。」 (テロリストの脅威 (君の安全保障の嘘 いつから窓は 、・・・という言葉が、・・・・・・という言葉が、 ゆ・・・ゆ・・・・・・ゆ・・・・・・・・・ゆ・・・ き・・・・・・い・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・・ 恋のおくりものは ね、なに? ――オジー自慢のオリオンビイール ――オジー自慢のオリオンビール ・・・蝋人形みたいな気持ちが、少し、スッとする、 呻きながら息絶えてゆく動物や植物のような気持ち、 サイレント・ナイトが、あふれでて止まらない 言葉が、とくん、とくん、心臓に波うってる ――オジー自慢のオリオンビイール ――オジー自慢のオリオンビール ほら、クリスマスィーな二つの色が、 ツリイィする、めろめろねチョコ、ふらふらなワイン、 カクテル、子供がいて、年寄りもいて、 幼くても編まれて、ケーキを食べて、もう二十世紀は、 二○一四年も終わって、 ゆく、(もどかしくって (でも、セイケイして 背い高のっぽの、毛糸のマフラー ――オジー自慢のオリオンビイール ――オジー自慢のオリオンビール 大人になっても、 (アダルトチルドレンようこそ!) この唇の赤さ、かわらないよ って、いっても、 (めまぐるしい情報に数知れず眼窩をひらいている僕等に、 それがわかるのかさえ随分と疑わしいことですが、) ラップランドのゆめの星と みどりの樅の木 ――オジー自慢のオリオンビイール ――オジー自慢のオリオンビール ・・・うぃっく。 ・・・・・・うぃー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月04日 11時05分54秒
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