テーマ:☆詩を書きましょう☆(8326)
カテゴリ:象の椅子
黒い鈍い光の星が、空に飛び、夜の水族館の景色を見る、 、、、 見てる、金銭への執着。物質欲の肥大。 感情の欠落。向上心をなくした――現状維持の保守的な態度。 テールランプが長く尾を引く。下手な自転車乗りに。下手な口笛吹き。 うまくかくしてごまかす [U](a ) 歩いているだけで、きっと酔っ払ってしま――う、なつかしい匂い・・。 悲しい気持ちをずっと探していたような気がする――夜に・・・夜に・・・。 見積もりの、熱狂が、来て、 そよ風のように広く開け放たれた樹脂ワニスの空へ、 広大な野原へと、意識が自由に駆け巡る。 ド ゥ ー プ ダ ッ プ デ ィ ー プ ダ ッ プ・・・。 音 楽・・・。 林の梢に鳴る風の音に快い疲れに頭がつつまれている間に。紙やすりさ。 美しかった夢、寂しかった夢が、消えてゆく――のを・・止められない・・・。 ...(奴隷の境遇) ......(結局眼をそらせない限りは) 音 楽・・・。 壊れた車輪に、空飛ぶフライングソーサー。ああ・・・ああ・・・ 、、、 、、、 、、、、、、 、、、 ぼくが、きみを、みつけられた、きせき。 、、、 、、、、 、、、 、、、、、、 、、、、 ぼくが、こうして、きみを、あいしている、よろこび。 (ひどくロマンティックな気分でピイピイやってる馬鹿な気分を、 消しちゃ駄目さ、あの幸せがかつて刻み込まれた不安を消してくれる、) デリケートな指先が、神経質な白いすべっこい指の皺をなぞる。 五本の指の釣り合いのとれた黄金比率に、(に、) めいめい勝手な曲がり方をしているはずのそれに、 胸の奥がどんどん冷えていく――んだ・・・。 明/暗 <宇宙船に乗りこんだような気分だよ・・・> <ねえスペースシャトル、僕等は何処へゆく?> いまスイッチを切るように頭の中から全ての明かりを消し去る、都会特有の渇き。 ファベーラ 掘っ立て小屋の方がいいみたいに、 ゆるやかな雪崩れ。もやもやしてる――よ、それが耳馴れぬ異質なひびきを作り出す。 デ ィ ン ド ン デ ィ ン ド ン・・・。 音 楽・・・。 音 楽・・・。 でも、深く息をしてくらっとくるみたいに、呼吸をつづけてること、生きてるってことに、 眩暈があって、いまなお忘れ難いほどの不幸さえも、忘れさせようとする。 ス ケ ー ラ ビ リ テ ィ ... だけれども、にもかかわらず、 孵化したばかりの、世界に対する、恐れ。 プアマンズ・クルーズ・ミサイル poor man's cruise missile... どうすることもできやしない・・・。 、、、 しない、薄めることはできない怒りや悲しみが、どこともしれぬ闇を思わせる、 その先に、何が待つかも知らずに――――――。 底へ・・・そこへ・・・・・・底へ・・・・・・そこへ・・・うくく・・・ 無理矢理な空気で。ざらざらを表面上だけなめらかにして。奥まで届かない、 そんな切れ味の武器で。(で、)すべてを呑み込むことも、包みこむこともできない、 、、 言葉で。おお、言葉を。スライムのように増やして、増やすと・・して、 結局僕等は何一つ確かなことを話せなくて、分かり合えなくて・・・。 こだわりや抵抗が、精神を疲労させるものが、心の顫えのようなものが、 硬さをうしなってゆく。 命が尽きるまで、《継続・反復の終了》―― どこまでもどこまでも追い続ける。中断されたフィルム。 すっきりしない、漠然とした、あいまいな、 こめかみが痛くなるような不安、息詰まるような暗い穴の不安のなかを、 ブレス 句読点がゆく。am/pmへ。午前/午後へ。 シ ュ ビ ド ゥ バ シ ャ バ ダ バ・・・。 音 楽・・・。 ...(真理の夢) ......(磨かれてゆく身体は) motor-cycle under 50 cc... いや、いま、孵化したばかりの、世界に対する、恐れ。 プアマンズ・クルーズ・ミサイル poor man's cruise missile... 張りつめた何か消えてゆく奔流を失った鮭が、 ある日泳ぐことそのものをやめて、水槽の中でゆっくりと、 泳ぐことを覚えたみたいに。古いドアとなって衣替えでもするように、 そっとしまわれる、環境適応。 ...もうそれでいいよって...言って...言ってよ... 抑えていた気持ちばかりが...掻き立てられる... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月28日 14時51分13秒
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