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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

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2015年03月28日
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カテゴリ:象の椅子


 黒い鈍い光の星が、空に飛び、夜の水族館の景色を見る、
 、、、
 見てる、金銭への執着物質欲の肥大

 感情の欠落向上心をなくした――現状維持の保守的な態度。

 テールランプが長く尾を引く。下手な自転車乗りに。下手な口笛吹き。

 うまくかくしてごまかす [U](a )

 歩いているだけで、きっと酔っ払ってしま――う、なつかしい匂い・・。

 悲しい気持ちをずっと探していたような気がする――夜に・・・夜に・・・。

 見積もりの、熱狂が、来て、

 そよ風のように広く開け放たれた樹脂ワニスの空へ、

 広大な野原へと、意識が自由に駆け巡る。

 ド ゥ ー プ ダ ッ プ デ ィ ー プ ダ ッ プ・・・。

 音 楽・・・。

 林の梢に鳴る風の音に快い疲れに頭がつつまれている間に。紙やすりさ。

 美しかった夢、寂しかった夢が、消えてゆく――のを・・止められない・・・。

   ...(奴隷境遇

   ......(結局眼をそらせないりは)

  ・・・。

 壊れた車輪に、空飛ぶフライングソーサー。ああ・・・ああ・・・
 、、、 、、、 、、、、、、 、、、
 ぼくが、きみを、みつけられた、きせき。
 、、、 、、、、 、、、 、、、、、、 、、、、
 ぼくが、こうして、きみを、あいしている、よろこび。

 (ひどくロマンティックな気分でピイピイやってる馬鹿な気分を、

 消しちゃ駄目さ、あの幸せがかつて刻み込まれた不安を消してくれる、

 
 デリケートな指先が、神経質な白いすべっこい指の皺をなぞる。

 五本の指の釣り合いのとれた黄金比率に、(に、

 めいめい勝手な曲がり方をしているはずのそれに、

 胸の奥がどんどん冷えていく――んだ・・・。

       

   <宇宙船に乗りこんだような気分だよ・・・

   <ねえスペースシャトル、僕等は何処へゆく?

 いまスイッチを切るように頭の中から全ての明かりを消し去る、都会特有の渇き。
 ファベーラ
 掘っ立て小屋の方がいいみたいに、

 ゆるやかな雪崩れ。もやもやしてる――よ、それが耳馴れぬ異質なひびきを作り出す。

 デ ィ ン ド ン デ ィ ン ド ン・・・。

 音 楽・・・。

  ・・・。

 でも、深く息をしてくらっとくるみたいに、呼吸をつづけてること、生きてるってことに、

 眩暈があって、いまなお忘れ難いほどの不幸さえも、忘れさせようとする。

 ス ケ ー ラ ビ リ テ ィ ...

 だけれどもにもかかわらず

 孵化したばかりの、世界に対する、恐れ。
 プアマンズ・クルーズ・ミサイル
 poor man's cruise missile...

 どうすることもできやしない・・・。
 、、、
 しない、薄めることはできない怒りや悲しみがどこともしれぬ闇を思わせる

 その先に何が待つかも知らずに――――――。

 底へ・・・そこへ・・・・・・底へ・・・・・・そこへ・・・うくく・・・

 無理矢理な空気で。ざらざらを表面上だけなめらかにして。奥まで届かない、

 そんな切れ味の武器で。(で、)すべてを呑み込むことも、包みこむこともできない、
     、、
 言葉で。おお、言葉を。スライムのように増やして増やすと・・して、

 結局僕等は何一つ確かなことを話せなくて分かり合えなくて・・・。

 こだわりや抵抗が、精神を疲労させるものが、心の顫えのようなものが、

 硬さをうしなってゆく。

 命が尽きるまで、《継続・反復の終了》――

 どこまでもどこまでも追い続ける。中断されたフィルム。
 
 い、漠た、、 
 
 こめかみが痛くなるような不安息詰まるような暗い穴の不安のなかを、
  ブレス
 句読点がゆく。am/pmへ。午前/午後へ。

 シ ュ ビ ド ゥ バ シ ャ バ ダ バ・・・。

 音 楽・・・。

   ...(真理

   ......(かれてゆく身体は)

 motor-cycle under 50 cc...

 いや、いま、孵化したばかりの、世界に対する、恐れ。
 プアマンズ・クルーズ・ミサイル
 poor man's cruise missile...

 張りつめた何か消えてゆく奔流を失った鮭が、

 ある日泳ぐことそのものをやめて、水槽の中でゆっくりと、

 泳ぐことを覚えたみたいに。古いドアとなって衣替えでもするように、

 そっとしまわれる、環境適応。

   ...もうそれでいいよって...言って...言ってよ...

     抑えていた気持ちばかりが...掻き立てられる...







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最終更新日  2015年03月28日 14時51分13秒
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