テーマ:☆詩を書きましょう☆(8326)
カテゴリ:JOKER color
詩:はかいしさん
バイバイ、ブラックバード。彫像の孤独、姦しいワックスマン、恋はまだ知らない、悪の華とボードレールと夢、仮にそうであったとして、いますか。して、引っかかってくる、読みと音階に、空想の果てにある肉食獣の、空想の産物、ランボー詩人の声をかけてみたが無視された。徒歩。徒歩。と歩く。意味の重複が、存在を連鎖させるのだ。そのことがわからんのか? 何? わからん? ならば貴様から連鎖すればよい。とぼとぼ歩く。新世界より。ドボルザークに会いにいく。現実描写。現実描写。これが現実だ。核分裂。ブラックスワンに飛び込んで、頭から真っ黒になる。ここでやっと視覚が出てくる。それまでは盲目だったのだ、何も見えないままに歩いていた、帰るのが億劫だったのだ。とか言って実はどうでもよい。私は詩人ではないですか、さあ知りません。ショスタコーヴィチ、ショスタコーヴィチ。リフレインは繰り返す、リフレイン今日は日曜日、同語反復。散々批判されて、もううんざりだ。帰り道がない。修正しながら、次の連へ。
さあいってらっしゃい見てらっしゃい、さあさあ。さあさあさあ。何から書き始めればいいんだ、何も書かなくてよいのだ、しかし何も書かなくてよいのだと書いている、これはいったいどうしたものか、バリー・ユアグローの短編を読んでいる。川端康成全集を読んでいない。カワセミが翡翠のように輝いている、それはまるで奇跡だ。青汁を顔にぶちまけた、ような朝で、顔で、踏切だ、好きです結婚してください、だが諺。じゃない断る、クナの木を崇める全体性の神、クナッパーツブッシュ、ダミアン。ダメだ見ないで、聞かないで。ここで連が閉じる。
あなたは私がどこにもいないと思っている(梶浦由記「Nowhere」の歌詞より引用)、これが私の絶筆です、と 哀れみとおそれを引き起こす、それがカタルシス 瞳を逸らさず見つめてよ(梶浦由記「Nowhere」の歌詞より引用) 繰り返される引用符、 俺、突然失明しちゃったんだよ、 行間を凝視するうちに、
「屋久島」
世界遺産の聖なる、アウフヘーベン、 弁証法の、秋 飽きがくる、春 ディスコ・キッドを聞き流し、 聞き泣き、瞬きなき、 マバタキナキ、キナキタバマ、 と秋だった、 弓に出てきた、夢、 そして世界、それらすべてが死語、 語られる、
夢という言葉が死語になるとき、 鶏の電話機との性交が成功する、 我々が何かを語ろうとする度に、 鶏はのたうち回り、歓喜の声をあ げ
憚れる、母がれる、幅がレール、 他者の承認の悲鳴の姫の声の愛の波動砲の電気のウナギのかば焼きの磁場の影響の大きさの中の箱庭のサディズムの露出の尊敬の孫権の帰結の赤血球の表面の赤の茶のしずくの打ち上げの席の隣の芝生の青さのリストのブラックジャックのブラームスの固有名詞の固形物の地球の霊魂の悪意のニューヨークの交響曲の窃視症の虫歯の地獄の冥土インジャパンの選手生命の絶たれた詩。
contact、contract 交信の契約、
so as to、 ~するために、 そう、明日、 綱渡りをする前の緊張がこれだ、
「表面的な不平等について語るとき、それと同時にわれわれはもっと深い何かについて語っているのである」(シュラミス・ファイアストーン)
ねちょねちょ。ねちょねちょ。 よちよち。予知予知。 吐き出したワインの塵芥。 火の石、炎の意志、が転がっている、 ティラミス、粉、
私は綱渡りを始める、私は私であることのために私の上を歩く、彷徨うように、ぶらり傍聴記、のたり、へたりと歩く、歩くということは夢のようなものだ、催しだ。吐き気を吐き出した、気分が楽になる、その後にそして、と続く、次の岩に続く、ならぬ違和、そして伝説へ、捧げられた神の目の向こう、婿を呼び寄せて集まる、かつてイエスであったがノーだった、が続いた、クリストファー・ノーラン、私は走らない、歩く、ガテン系の仕事がしたい、餓死体、がしたい、訳じゃない、が点、計算済みの珪酸、佳作、寡作、紙の上に書かれたものはみな同じ、ガストン、トンカツ、一歩一歩踏み倒し、踏み出す、ステップを捨てる、ステッキを捨てるとはこのこと、否捨てない、去なす、テナイ、解体だ解体、なんのために書いているんだ、なんの民に書いているんだ、誰のために、ハウメニー、書いていない、海底ない、水産の闇は深く、深い、放射能汚染、アテナイが空を飛ぶ、宛無い、そろそろか、ぞろぞろか、そぞろ歩き、もうやめよう。闇だ! やめだ。誠氏ね、言葉が世界を殺した、スパークした、オウバアキル、行く当てもなく彷徨いながら、バシュラールの修羅場ある、いやない、そんな場所へと向かう、
No Ginger。 しょうがない。
阿修羅ガールの手先は意外と器用で、せんずりから生姜のすりおろしまでなんでもそつなくこなしていた、そんなことをふと思い出した、そしてふと笑った、笑った拍子に落ちた、落下した、命綱に引っ張られて引き上げられた、落下した後の記憶がない、さあ集中せよ、徒歩に、綱渡りに。
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最終更新日
2016年02月20日 08時56分16秒
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