こいつはご承知のとおり、潰れたレストランでね、なんのことやらさっぱり、
もうだから、そのために、用事は無用でなくもあらざるような気心の気ままな無形の――ね、
・・・新しいものだけじゃなく新しい場所が好きだし行こうかと思っている、とオーナーはざっくばらんに言ってね、
発症する瞬間にギロチン、でも、鍵をあけっぱなしで、売りも出さずに、このまま休業状態、一週間前のことだよ、まだ日が浅い、
ごらんのように、外の空気をどんなに長いこと通して、そこから肺に入れてやっても、
煙草を吸えば汚れるだけでね、そのうち、窓が割られる、落書きされる、シェフも困ってるって、身の振り方、でも、
写真撮映造形と同じでね、くらげ、なまこ、うに、だね、I told you I don't know...
――感情を感じない、ひとつではなく二つ以上のものの集合体が、レストラン、
でも、記憶のリアルと現実と、外と内側とで、I should not know you if I met you in the streets...
物理法則は蘇る――、 共に過ごした日々は、今も心の中に生きている、ということかな、
喜ばしいと脳が定義するところの感情を持てずそれどころか気持ちの中の喜ばしいとは反対に位置する、
巨大な空間は印象が悪い。けれど、こうしてみると、そうだね、コックが規格化された玩具のように思えるが、
各々が一つ確かなものを持ちながら退出する――内外の不一致をあざわらうかのように・・・ね、
でも前もって用意しておくよりは、きわめて小さな水蒸気ですよ、いわば、ね、
そんなことは目に見えないことですがね、民主主義、アメリカという国、多種多様、
フロンティアの精神、と思いますよ。リスクテイクできなくなっていく、前ならね、まだね――明るい・・、
たとえば、リーマン・ブラザーズという投資銀行が、30度を45度、45度を60度、60度を90度にする、結果――ね、
金融ショック、世界の経済の中心がやはり何といってもアメリカでということで、
納税者にツケをまわしたんだけど、迷惑するのは、大きなものではなく、
小さなものだ――ね・・蟻のようなわれわれが駄目にし、そしてその駄目のツケを払う・・
これがEarth Hourのイヴェントだったらいいのにね・・、もう、戻らないよ――
ああ、悲しいのかな、I know how you feel, but it's over...それでも不思議な、思い出・・
Cupcake×kamome Studio
原画サイズ/特大サイズ
詩とArt_Works:
塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: Cupcake