内向的で内気な弱い花だけど、
ふとした拍子に、
人の頭にも無自覚にあったような幻想画ではないか、
という空想に巻き込まれる。
機械的な日常の中では取るに足らないものが、
繩文や弥生土器にみるような長い長い知識の胎内期では、
ひとつの芸術たりえていた。
無限に深いもの、無限に強いものとして。
触感を思う。ある日こうした物を踏んでいたのかとそぞろ思う。
人間を取り巻く植物、家、道具、衣服等々の細かな形態が、
遂に人間の希望を達すること能はずか?
原画サイズ/特大サイズ
詩とArt_Works:
塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a