triangle
長い空白を感じるぐらいまで、遠い記憶を掘り返してゆく。
正三角形の長さの等しい三点によって成立しているように、
その一つは貧窮、その一つは破壊、その一つは自由。
でもどこかぼうっとうるんだ眸ざし。
梅の古木が障子にうつしだされている朝、
チューイング・ガムを噛んでいるような、うさぎが、
飛び出す。
思い出す・・漣のうえに、
小さい舟や鰯籠を浮かべていた、湯堂湾。
原画サイズ/特大サイズ
詩とArt_Works:
塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO
画像素材: イラa。写a