記憶と時間、この陽のまどろむ場所に、
また【日常】が始まる―――。
幾つもの思い出が浮かんでは、
泡沫のように消え―――た・・。
、、 、、、、
あなたの紅茶をいれマドレーヌをひたそう、
“失われた時を求めて“
かけはし
天使の昇り降りする雲の梯―――、
不思議な力、抵抗できない糸で引き寄せられ、
今までのことがお芝居のように思える、
(そ れ は 、 置 き 去 り に さ れ た 、)
泣いて怒って笑って、
嘘をついて、人に優しくして、
―――ただ、そういうもの、
―――そういう憧れの特異な混沌の展開のはざまで、
―――「発言」や、「人に対する付き合い方」とか・・。
いずれ流れゆく、影のうつろう場所に、
底の石が見えている、
「満たしたかった・・
「いつか触れた感覚やあの胸の昂ぶりを・・
「―――ボクラハワスレテユクイキモノ、
―――何かが働き、何かが苛立ち、
何かが思い悩み、何かが傷む、
・・・・・・そしてまた、時間の断片を宝石のように、
拾い集めるだろ―――う・・。
、、、、、 、、、、、、、、、、、
いつかのプルーストが紅茶とマドレーヌの秘密をしたためる、
(人間は冷ややかなその輪郭の線の中に美醜をかかえている、
(そして人間はまたその中に善悪の秤をかかえている、
百年前も一千年前も変わらない、
これから百年先、一千年先がやってきても変わらない、
―――詩は僕等のもう一つの顔なんだろう・・
(所有すること)―――(共有すること)
―――そういうこと、
―――ただ、そういうこと・・。
―――生温かいものが、うつぶせになった、
この箱の中に、暗い時間の海がある、
ストロベリーの甘やかな香りで、
(ほ ん の 少 し 改 ま っ て 、)
いまは、唯、
この記憶と時間のテーブルに、
(し め つ け な が ら 、 は げ し く ゆ さ ぶ る ・・、)
言葉のアンカーをいれ、
祈り・・・・・・・・・、
“失われた時を求めて“
ろうぎ
星や月が昇る螻蟻の町・・・。
シネマの溶暗のように薄らいで時間をエスケエェプする・・。
幾つもの思い出が浮かんでは、
泡沫のように消え―――た・・。
、、 、、、、
あなたの紅茶をいれマドレーヌをひたそう、
「時は、いま―――」
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月16日 21時45分00秒
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る