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詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

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2018年02月28日
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詩:kaz.さん
ツイッター:kaz. @yuichiminami

 

 

Cuge Lanty】空花乱墜【クーゲ・ランツィ】

 

メタボは激怒した

自分のために

メタボは走った

自分のために

それがバスの中から見えた

赤ん坊の手が窓ガラスに触れ

窓ガラスがその熱で結露する

柑子色の外套は重たく

赤ん坊にのめり込んでいる

僕は新たな会社を立ち上げる

社訓は自由と想像

自由に想像するだけで金が入るという

想像するだけで身の毛もよだつような仕事だ

逆巻く炎の精霊に

僕は僕らの神曲を聞かせる

炎の精霊は僕らに自由の火を与えてくれる

それは原発の火

原発のある土地は儲かる

だがしかし眠い

このカラクリをどうすればいい

意味がわからないと言い続ければいい

意味がやわらかいと言い続ければいい

月のようにやわらかく

カルヴィーノのようにやわらかく

僕は『柔らかい月』という短編を思い出している

歌だ

草球に手を伸ばしてそれを手に取るように

ようにの意味がなくなるように

海石榴【つばき】の花を咲かせよう

にも鳴って鳴って鳴りまくろう

マクロス愛を覚えていますか

覚えていますが忘れました

その意味を

ABC殺人事件のときに封じた

あの悪霊のように思い出してしまう

走れエルキュール・ポアロ

走れポアンカレ

走れ走れマリー・アントワネット

さあさあ皆さん幸せですか?

幸せでないなら

し※1

ずかにしてください

Le Mansすなわちル・マンド

の塩

に行く

塩湖ウユニウユニ・チャーム

ポイント喪失で騒々しい汗を

やるか、やらないか、やはり

このカラクリをどうすればいい

星々が落ちてくるように

僕らの胸元には雨がふりつむ

「ふりつむ雨は散文となって

我々の生活を横たえさせるのだ」

by西田幾多郎

なんちって

散らした配ったチラシに書かれた言葉の

足りない日々に震える「我々」の

は止んだ

晴れてきた

晴れの日差しも散文だ

散文的な、あまりに散文的な

日差しが久しぶりに空を見上げられて

くらりクラリネットと眩暈がする

ところでメタボはどこへ行ったのだろう

いつの間にか相当な距離ができてしまった

怖いものもただ怖いものそのままの姿と見れば詩になる。凄い事も、己れを離れて、ただ単独に凄いのだと思えば画になる。失恋が芸術の題目となるのも全くその通りである。失恋の苦しみを忘れて、そのやさしいところやら、同情の宿るところやら、憂のこもるところやら、一歩進めて云えば失恋の苦しみそのものの溢るるところやらを、単に客観的に眼前に思い浮べるから文学美術の材料になる。(夏目漱石『草枕』より)

appearance、抱っこしてあげるから

大丈夫、悪いようにはしない

愛してる、のかもしれない、

愛してしまったのかもしれない、

蒼空に遭遇する装具、

バイオリズム、

寄ってたかってお手を拝借※2

今朝の東京FMで、震えるような声が聴きたい

ラッセルが走る、

着替えて出かける、

歓声の中で、絶賛

支離滅裂に支離滅裂を極めたインテル、

あっ、あっ、入ってる!

Isn't there such a store?

まあないと言えばないわな

わたわたわたし、わなわな震え、

ららぽーとららラッセル

ライオンズマンションだ!

宣伝効果を狙え!

伝説的に珍しい晴れ間だ!

梅毒に冒された土を踏み

テロメラーゼ活性を高めるのだ

痺れるぜ! 英語だ!

――その後、

描写力の高められた楓溪【もみじダニ】が映し出され

梅屋敷に僕は到着する

大丈夫か、大丈夫だよと

返す声も遠く、瞳はひとりごちて、

が出ちゃう、女の子だもんと

言った日からずっと気になって

不安だったんだよね

 

 

1初音ミク『こちら、幸福安心委員会です。』の歌詞より部分引用。

2Mrs. Green AppleStaRt』の歌詞より引用

 

 

 

 

 







最終更新日  2018年02月28日 07時25分29秒
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