大文字の見える部屋から

2009/10/17(土)07:49

手話でビートルズ

 相変わらずイベント盛りだくさんの娘の学校。今週は楽器演奏のデモンストレーションが行われました。というのは、課外活動のスクール・バンドの申込者が少なく、学校所有の楽器が誰にも使われずにいるのはもったいない。1学期につき50ポンドという部費は、プライベートでレッスンを受けることを考えたらずっと安いはず。だから、このデモを見て入部を考えてくださーーーい!・・ということらしい。  で、約束の時間に講堂に入ってみると・・もう始まっていた。しかも、保護者は私一人だった・・・また、お手紙を読み違えたのか???(あとで数人のママさんが来たので、間違ってはなかったらしい)  いやぁ、てっきり数少ないブラバン部の生徒が演奏するのかと思いきや、プロの演奏家の方々ではないですか。ピアノ、金管(×2)、木管(2名にリコーダー類ずらり)、ドラムス、アコースティックギター・・。私が入室したときは、ホルンで「スターウォーズ」のテーマ曲が奏でられ、この曲がなんだかわかった人は?の問いにハイハイハーーーイ!!と子供達が元気に挙手しているところだった。  次はピアノ。「スターウォーズ」「ハリーポッター」「エリーゼのために」などをメドレー曲にアレンジして、子供達の心をつかむ。そしてピアニストが楽器の説明をした後「誰か、ボクと一緒に弾いてみたい?」と言うと、またまたハイハーイ!と100人ぐらいの児童が立候補した。中から選ばれた1名がピアノの前に座り、「ド・レ・ミ」と並んだ3つの音と押さえる指を教えてもらう。ワン・ツー・スリー・・  ! ! ! !  生徒はたった3つの音を適当につらつらと弾いてるだけなのに、ピアニストの伴奏がつけられるとなんともロマンチックで胸がキュンとする「音楽」になったのだ。まるで、魔法!!!なんて素敵な音の会話なんだろう!!!  そして、リコーダー類の説明と演奏が終わったあとは、クラシックギター。この学校の制服を着た少女と、元ヒッピーかと思われる男性。二人で1曲奏でた後、ギタリストの男性がポロンポロンと有名な曲の一説を弾いて、クイズ大会。じゃぁ、この曲はどうかな?まるで囁くようなピアニッシモで奏でられた曲に、反応する児童たち。「イエローサブマリン」だ。おや、この曲が好きなんだね、じゃぁ、みんなで歌おうか?イエーーース!!  ジャカジャカジャカ・・とイントロが始まり・・  あぁ、またまたびっくり!!!  全校生徒が大きな声で、そして手話も交えての大合唱!えっ、いつ練習してたの!????雰囲気に圧倒されてしばらく呆然と見とれていたが、おおっ、これは参加しなくちゃもったいない。私も生徒たちの手を真似しながら一緒に歌った。  帰り道は、もちろんイエローサブマリンを娘と歌いながら、お手々も歌いながら。手話はミスター・エドワード(校長先生)と練習したんだって。いい経験をさせてもらったね。えーちゃんも、何か楽器をやってみようか。クリスマスにもらったピンクのギター、学校で練習してみたい?  と、これが水曜日。そして金曜日はインドの祝日を紹介する集会。校長のインド神話の朗読にあわせて、10人ほどの児童が寸劇をする。そして校長のピアノにあわせて全校生徒の合唱。あぁ、先週から英語で曜日をつぶやいてると思ったら、この歌だったのか。集会後に校長先生のところに行って曲名を質問したら、歌詞と楽譜をササッとコピーしてくださった。じゃ、おうちでも練習しよう。  えー、明日の土曜日は、またまた集まりがあって、学校でみんなでお茶を飲む・・・?半時間でいいから家族で出席をとお手紙に書いてあるけど、今回は用事があるのでちょっとパス。さて、来週は何があるんでしょ?(なんか、常にバカンス気分のこの学校。英国で普通ですか?今学期だけ集中??楽しいけど勉強のほう大丈夫っすか???)  

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る