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カテゴリ:自然
最近、よく耳にする「ジオサイト」 「ジオサイト」とは、ジオパークの中での見学場所を指します。 ジオパークを日本語にすれば、 「大地のなりたちや地形、地質をテーマにした自然公園」の一種と言えます。 ジオサイトの多くは、素晴らしい自然景観 (地形)や地層、岩石、湧水、温泉、化石などが存在する場所にありますが、 人々の歴史的遺産や文化遺産なども対象に含めます。 なお、一つのジオサイトの中に、 地形・地質に加えて、歴史や食文化等、複数の 見所が含まれている場所もあります。 (写真は、堂ヶ島「宿よりお車で約7分」亀岩 堂ヶ島遊覧船乗場すぐ 南から来た伊豆 伊豆半島は、地学的に極めて特異な場所にあると言われています。 地球の表面はプレートと呼ばれる 暑さ数十キロから百キロの岩盤で覆われています。 日本付近には四枚のプレートが折り重なっており、 伊豆半島はフィリピン海プレートの北端に位置しています。 伊豆半島は、かつて南洋に浮かぶ火山島(一部は海底火山)でしたが、 60万年ほど前本州に衝突し現在の形になりました。 そのため、伊豆はジオサイトが各地にあります。 (小山真人著「伊豆に大地の物語」より) 西伊豆のジオサイト 西伊豆の地学的な特色は、 海底火山時代(およそ2千万年前から2百万年前まで)の 地層が広く分布することであり、それらの断面があちこちの崖で観察できます。 また、伊豆半島で最も古い地層として知られる 仁科層群(2千万から1千5百万年前)も、このエリアだけに分布しています。 黄金崎ジオサイト 夕陽で黄金色に染まる美しい崖で有名な黄金崎海岸と その周辺に当たります。 この崖の地層は海底火山の噴出物ですが、 後の温泉水や地熱の作用によって変質・変色したものです。 (県指定天然記念物)
堂ヶ島・仁科港ジオサイト ここは、伊豆半島ジオパーク全体として見ても白眉と言える場所であり、 世界的にもまれな海底火山の美しく多様な地層断面が観察できます。 また、堂ヶ島海岸の崖には、海底火山の噴火にともなう水底土石流と、 その上に降り積もった軽石・火山灰層(白色砂質凝灰岩)が見られます。 この崖には、波がうがった洞窟(海食洞)の「天窓洞」もあって大変貴重です。 南の仁科港付近の海岸では、同じ土石流のほかに海底を流れた溶岩も観察できます。 ジオサイトを知る事で また違った伊豆が見られますね
今回、堂ヶ島遊覧船で普段 陸から見られない ジオサイトを楽しみました ほんと、見る価値アリ必見 千貫門クルーズ・島めぐり・堂ヶ島クルーズの3コース 千貫門クルーズ(*^O^*)/オススメ 中国の水彩画で見られる風景が楽しめます。 詳しくは、コチラ
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