「みんなで考える地震・津波に強いまちづくり」をテーマに14日に東北福祉大学で開催された。会場の「
けやきホール」は、東北福祉大学の音楽堂。1000名を収容できる立派なホールだ。プロのピアニストがレコーディングに使用するほど。母校だが、自分の現役時代はなかった。うらやましい。今回のフォーラムでは、パネリストとして参加させていただいた。恩師の小松洋吉教授がコーディネーターを務められ、先生らしく話題を盛り上げていかれる。来場者へのサービスを忘れない。自分は、1.災害時にラジオが果たす役割、2.新しいコミュニティの枠組みでの共助活動、3.4月1日からはじまる「ワンセグ」放送と災害情報、加えてトランシーバーを使った地域内での情報のやりとりについて提案させていただいた。同じくパネラーの河北新報の太楽記者が「阪神淡路、新潟中越の地震と宮城県沖地震には大きな違いがある。宮城県の場合は唯一、備えることができる地震」と指摘。その通りだ。だからこそ、それぞれの立場からの問題提起をしながら、課題を1つ1つ確認する、このような機会が大事だ。小松教授は、「行動につなげなければ意味がない。自分からはじめられることに手をつけよう」と締めくくった。
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