金曜日のブログでは、オススメレストランと交互に、いずみ会計の顧問先企業の魅力的な活動のレポートを掲載しています。
今回レポートしたのは、東京都港区にある光和合金株式会社さんです。1952年に創業し、日本の高度経済成長とともに歩んできたメーカーさんです。
お話は代表取締役の高野社長にうかがいました。
■熱帯魚の水槽用ヒーターから道路の融雪装置まで
-御社の事業について
高野氏「当社は大きく3つの事業の柱があります。1つは電気抵抗合金の製造・販売。もともとこの会社は、先代社長がヘアドライヤーの中や電気コンロに使われているヒーターの材料を販売するために創業したんです。」
-大雑把に言うと「暖めるもの」なら何でもござれ、という感じですね
高野氏「小さなものでは熱帯魚の水槽に入れるヒーターなどの材料になっています。逆に、駅前や歩道橋の融雪装置の材料などは大掛かりなものですね。道路の中にヒーターの電線を敷き詰めて雪を溶かすしくみになっています。これは高速道路の出入り口付近や踏切の手前などの凍結防止にも使われているんですよ。」
■取引先がビッグになるジンクス?!
高野氏「事業の2つ目の柱は電気製品の製造・販売です。最近では輸出業務も行っています。」
-輸出業務について
高野氏「主に韓国にある電車メーカーに、日本製の電車の部品や材料を輸出する業務です。実はこの電車メーカー、元々は電力型抵抗器を作ってもらうために設立した合弁企業なんです。最初は数人規模の企業でしたが、今では従業員500人を超える電車メーカーになりました。この会社のほかにも、当社の取引先はビッグになる企業が多いような気がします(笑)。」
■主力商品はコンパクトで高性能な電力型抵抗器
高野氏「これから最も力を入れていきたいのは、もう1つの事業の柱である電気抵抗器の製造・販売です。」
-電気抵抗器ってどういうところで使うものですか?
高野氏「イメージしやすいもので言うとエレベーターや立体駐車場のモーターの制御に使われています。他にもバッテリー充放電や溶接機などにも使います。エレベーター会社をはじめ、電源メーカーやバッテリー関係の企業への販売が多いですね。」
-御社のイチオシ製品は何ですか?
高野氏「電力型抵抗器『コイルオーム』が主力製品です。抵抗帯自体が空冷翼の役割を果たしているので放熱がよいのが特徴です。コンパクトで耐震性に優れ、10アンペア以上の抵抗器であれば、機能・価格でこの抵抗器に勝るものはないと自負しています。DBR(ダイナミック・ブレーキ・レジスター)に最適なので、使っていただきたいですね。」
これが実物です。主婦の感覚だとサランラップを一回り太くしたような大きさです。
■いずみ会計に一言!
高野氏「正確な会計処理をしていただくとともに、タイムリーに税務的・会計的な助言がいただけます。おかげさまで、営業や販売に注力できて助かっています。」
(取材協力:ライター山崎実由貴)
■光和合金株式会社
【住所】東京都港区芝大門二丁目十三番四号
【TEL】03 (3436) 5661(代表)
【FAX】03 (3436) 1589