「協会けんぽ」「社会保険事務所」を装った詐欺に注意
【質問】「全国健康保険協会職員」と名乗る人物が訪問し「委任状を取りにきた」と言って、委任状らしき用紙へ署名・捺印を求められました。役所からそのような訪問があると思わなかったので、とりあえず担当者不在ということでお引取りいただいたのですが・・・【回答】全国健康保険協会(通称:協会けんぽ)が、「全国健康保険協会や社会保険事務所職員を装った詐欺にご注意ください 」という注意喚起を促しています。不審な訪問や電話があった場合は、用途不明の文書への署名・捺印やATMの操作を行ったり、個人情報を教えたりすることはせず、管轄の全国健康保険協会支部へお問い合わせください。 ご質問の件については、詐欺の可能性が高いと思われます。 全国健康保険協会では、「全国健康保険協会や社会保険事務所職員を装った詐欺にご注意ください 」という情報を出して注意を喚起しています。 同協会では、以下のような例が挙げられるとして、具体例を紹介しています。<不審な訪問>「全国健康保険協会職員」と名乗る人物が訪問し、「委任状を取りにきた」と言い、委任状らしき用紙へ署名・捺印を求められた例。<不審な電話>「全国健康保険協会職員や社会保険事務所職員」と名乗る人物から、以下のように、医療費をATMにて還付する等の話を持ちかけ、ATMへ行くよう指示された例。→「過去5年間に遡り医療費を返納する」 →「社会保険事務所より5年分の医療費の返還があるので(32,000円)、ATMに行き、指定された0120よりはじまる電話番号にかけて指示に従うように」 →「医療費の還付分が4万円あるが、通知を送っているが未だに申請がなく、時効が成立してしまうため、電話にて手続きをしたい」 →「ご主人の高額療養費の返金(48,000円)がある」 同協会では「医療費等の還付について、電話でコンビニエンスストアなどのATMの操作をお願いすることはありません」「不審な訪問や電話があった場合は、用途不明の文書への署名・捺印やATMの操作を行ったり、個人情報を教えたりすることはせず、管轄の全国健康保険協会支部へお問い合わせください」と注意を促しています。★いずみ会計事務所へのご相談は>>コチラから