仙台市泉パークタウン在住の2ch愛好者が生活と政治を考えるブログ

2016/10/30(日)08:59

石巻市立大川小の人殺し教員を先生と呼んで同情する天声人語

東日本大震災から考えたこと(34)

以下、朝日新聞デジタルからの引用です。 (引用開始) 東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県の石巻市立大川小学校をめぐる訴訟で、学校側の過失責任を認めて児童23人の遺族に総額約14億3千万円を支払うよう市と県に命じた仙台地裁判決を不服として、市は仙台高裁に控訴する方針を固めた。県も控訴の方向で検討している。市幹部が28日、議会関係者に控訴の意向を伝えた。 亀山紘市長は28日、記者団に対し「今回の判決で(死亡した)先生方に責任を負わせることはつらい。学校の防災教育にも大きな影響を与える内容で、今後のことを考えて控訴する」と説明。村井嘉浩知事も「市の対応を見守りつつ、慎重に判断していく」とのコメントを出した。 (引用終了)  何ともあきれた話で、「責任を負わせることはつらい」として控訴するようなことでは事実関係において争う余地はないと告白するも同然で、こんなクズ市長を辞めさようとしないようでは石巻市民のレベルが問われます。  「学校の常識は世間の非常識」という言葉が示す通り、学校には少なからぬ非常識が横行しています。ただそれは学校だけの問題ではなく、学校の非常識を改めさせようとしない住民や行政の問題でもあります。今回の石巻市大川小、歴史を遡れば1983年に日本海中部地震による津波で児童13人が犠牲になった事態も、「地震の後には津波が来る」という常識を学校関係者がわきまえていれば防げたはずです。子供たちの死を無駄にしないためには学校および行政にしっかり責任をとらせるしかありません。  提訴した保護者各位には深甚なる敬意を払いたいものの、26日に仙台地裁前で「学校・先生を断罪」という勝訴報告の紙が示されたことには割り切れなさを感じました。(大川小学校)←をクリックすると写真が出てきます。職務中にきわめて重大な過失に及んだ教員を「先生」と呼ぶ必要はどこにもないと思います。事態の重大性を考慮すれば、「学校・教員を断罪」で十分でしょう。教員は蔑称ではなく職名です。  あきれて二の句が継げなかったのは10月27日の朝日新聞天声人語で、以下のようなくだりがありました。 (引用開始) 亡くなった大川小の先生たちの無念を思う。命を預かり、守るという学校の責任はあまりにも重い。先生のできること、地域のできることを考えたい。 (引用終了)  特に難しく考える必要はなく、公立学校教員には公務員としての分際をわきまえさせて「やるべきことをやる」「余計なことはやらない」ことを徹底させるだけで十分でしょう。  「教員のサラリーマン化」を嘆く向きはあるものの、並のサラリーマンレベルに達していない教員が少なくありません。サラリーマンが取引先で暴力沙汰に及べばまずクビでしょうが、教員が生徒に暴行を加えても滅多にクビは飛びません。教科書会社から現金を受け取ったとされる教員はおとがめなしです。石巻市立大川小の生き残り教員も復職しています。  「学校の常識は世間の非常識」を変えるには、携帯電話とメールの普及した時代に運動会開催に当たって早朝に花火を打ち上げるような小さな非常識、小さな頑迷固陋からやめさせていくべきです。きょうび平気で元号を使い続けるような学校が自発的に変わることはほとんど期待できませんので、外部から圧力をかけるしかありません。   朝日新聞はしょせん「社会の木鐸」気取り、読者の「先生」になりたがるだけの新聞ですので、大川小で児童を避難させず大量の犠牲者を出した人殺し教員にも同情したのでしょう。きょうび学校の教員に「先生」の肩書きをつけて報道する朝日新聞記事を読みますと朝日の体質がよくわかります。以下、ネットで拾った朝日新聞記事です。  (引用開始)  逆さにした紙コップに益田先生が低い声を吹き込むと、コップの底に乗ったモールの「ヘビ」が踊り出した。  「アー!!」。高い声にすると、さらに激しく踊る。  「低い音と高い音、どっちが振動数が多いか、もうわかったよな?」  先生は「科学パフォーマンス」を採り入れた理科の授業に定評がある。現在は教頭だが、1年生に「音の伝わり方」の特別授業をした。 (引用終了)  教員を教員であると言うだけの理由で先生と呼んで有り難がる感覚は保守派の専有物ではなく、えせリベラルの朝日新聞も共有しています。  以下も朝日新聞記事で、登録などせずとも結論は見え見えの出来レースのような記事です。 (引用開始)  84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校の津波災害で、負い目を感じながら生きる遺族がいる。教え子を守ることができなかった、教職員の親だ。(中略) 震災の年のお盆。二人は13人の教え子の自宅を回った。「守れずに申し訳ありませんでした」。最初の家で声を絞り出し、両親に頭を下げた。ののしられても仕方ない。そう思っていると、思いがけない言葉をかけられた。  「お父さん、お母さんも、大切…こちらは有料記事です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。 (引用終了) にほんブログ村 にほんブログ村 マンション(居住者) にほんブログ村 

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