力力地面の下で地表を支えている巨大なドラゴン。 地上には、ストーンヘンジがある。空はラベンダー色をしていて、いつもと変わらない穏やかな朝を迎えている。 この地上の平穏は全て、このドラゴンによってもたらされているのに、それに気付く者は誰もいないのだ。ドラゴンはその力をひけらかすこともせず、ただひたすらに、片手(片足?)で地面を支える。この支えの上に何があるのか、ドラゴンはもしかしたらしらないのかもしれない。 その手と地面が接する部分は光を放ち、暗いはずの地中を照らしている。その光は、太陽にも似た柔らかいオレンジの光。 地上と地中の違いが何だか切なくもある。ドラゴンは何を思い、地表をささえているのだろうか? 目に見えるものだけが「力」ではないのだと。存在するためには常に何かの影響力を受けているのだと思う。 カードの印象は、平和・平穏、無欲であり意志力。力とは相手を打ち負かすものではなく。相手を慈しむことなのだと。 |