気まぐれ*旅の日記帳*

2010/05/21(金)18:33

【ウィーン旅行記】ベルヴェデーレ宮殿

旅行(ウィーン)(20)

シェーンブルン宮殿から地下鉄U2でカールスプラッツ駅へ。  ここまでの日記は→こちら ここはU1、U2とU4が通るターミナル駅です。 地上には大通りを渡る横断歩道が無いので、 移動はすべて地下道経由となります。 とは言っても新宿や大手町、梅田などの地下街に比べたら はるかに規模が小さく、ご覧の通り地下部分も浅いので、 日本人だったら楽勝だと思われます。 ベルヴェデーレ宮殿はここからトラムで向かうのですが、 その前に国立オペラ座(シュターツ・オパー)に寄ります オパー方面の出口 地上に上がれば、 すぐにシュターツ・オパーです。 滞在中は「カルメン」や「トスカ」などの上演があったのですが、 早い時期にソールドアウトでした、遅かった オペラ座の一つ隣ブロックに、 ホテル・ザッハーがあります。 そして面白いことにザッハーの前には、 スターバックスが カフェ文化のウィーンのど真ん中で営業中。 さてホテル・ザッハーでは、 ザッハ・トルテとメランジェを 美味しかったです このあたりはショッピング街にもなっています。 そこでロクシタンを発見 ここで家族に頼まれたものを購入。 そしてシュターツ・オパーの前からトラムDに乗り、 ベルヴェデーレ宮殿へ ベルヴェデーレ宮殿の上宮です。 20世紀のオーストリア絵画を展示した美術館になっていて、 特にグスタフ・クリムトのコレクションは世界最大だそうです。 ここでは上宮+下宮のコンビチケットを購入、 ウィーンカード割引で10.50ユーロ。 「美しい眺め」の意味を持つヴェルヴェデーレ宮殿。 オスマン・トルコ軍を撃退したオイゲン公が建てた離宮で、 現在は上宮・下宮とも美術館となっています。 特に上宮の所蔵は圧巻で、 クリムトの代表作「接吻」やエゴン・シーレの「死と乙女」 ココシュカなどウィーン世紀末の作品を中心に納められていました。 この旅行を通して絵画や美術品をを浴びるように見たのですが、 ここのクリムトがなんと言っても一番印象深かった 実際のクリムトの絵画は色が淡くて、とても繊細、 しかも若い頃の作品は「まとも」で驚く。 ピカソもそうだけれど、端正な絵も描ける方だったのですね。 内部は撮影禁止なのですが、数々の名画をほんとうに至近距離で鑑賞でき、 絶妙な色遣いやタッチを間近に見ることが出来ます。 まさに手を伸ばせば触れられる距離で、囲いなども無く、 所蔵する側と鑑賞側の信頼関係で成り立っています。 上宮を出て、下宮へ行く途中で振り返ったところ。 下宮にかけてはゆるやかな下り坂になっていて、 その間に噴水や美しい庭園がありました。 下宮です。 こちらはオイゲン公を中心とした展示ですが、 そもそもこの方をよく知らないのでさくっと見ただけ そして下宮の出口から出てトラムの駅へ 最寄り駅はUnteres Belvedere(ベルヴェデーレ下宮)になります。 ここからトラムで郊外の中央墓地へ ベートーヴェンやシューベルトなど音楽家の眠る墓地をお参りしてから ウィーン旧市街へ戻る予定です、つづく。

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