気まぐれ*旅の日記帳*

2011/12/09(金)18:31

【アテネ旅行記】ああ、ダフニ修道院

旅行(アテネ)(15)

ケラミコス遺跡を高台から眺めた後、 ダフニ修道院へのバスに乗るためエレフテリアス広場へ ケラミコス遺跡にストで入れなかった日記は、こちら ダフニ修道院は世界遺産に登録されているビザンチン様式の教会ですが、 ここもアテネの遺産にもれなく長期改装中で、 わざわざ行ったのに入れないことも多々あるそうです。 なのでホテルでの朝食後クラブラウンジのスタッフに確認したところ、 すぐに調べてくれて「毎日空いているようだから大丈夫」とのこと。 ギリシャで物を尋ねる時は3人に聞けという掟があります。 それだけいいかげんな人が多いということらしいです。 でもクラブフロアのマネージャーが言うのだから間違いないだろう、 ということで行ってみることにしました。 ああ、何故ここで3人に確認しなかったのか、 悔やまれます。。。 さて、エレフテリアス広場に着きました。 驚くことにこの広場は中華街と化していました。 この後ウィーンにも行っているのですが、 ウィーンの街角も中華街化が着々とすすんでいました。 周囲の景観をまったく無視したド派手な看板の嵐に しばし呆然とたたずむ。 アテネの中国系の店のほとんどは偽ブランドショップで、 なるほど偽物売りの黒人さんはここで仕入れるのね、と納得。 偽物売りの日記は、こちら ダフニ修道院行きのバスに関しては渡航前に綿密に調べおきました。 A16、B16とΓ16(ガンマと読みます)が該当バスです。 バス停にいたのはΓ16で念のため切符売りのおじさんに 「ダフニ修道院へ行きますか?」ときいたら 英語がよくわからないらしく携帯で運転手に連絡を取ってくれました。 しばらくしてごく普通の私服姿の男性がやってきて 「一緒にダフニへ」と言ってくれたその人が運転手さんでした。 事前調査のA16とルートが若干違っていてあせっていたら、 「さぁ、ダフニに着いたよ」と教えてくれたので助かった 教えてくれなかったらわからなかったと思う、 この間30分弱で意外に近かったです。 降りたところはダフニ修道院の一つ前の停留所でしたが、 何とかききながらも入口に到着 Monastery of Dafni しかし扉はしっかりと施錠されています。 開けようと扉をガシガシと鳴らしていたら、 奥の建物の窓が開いて1人の女性が顔を出して言うには、 今日は休館日、開いているのは火曜日と金曜日よですと 今日は土曜日。 こうして無情にも窓は閉められたのでした ううっ、インターコンチネンタルめ、 毎日開いていると言っていたのにクローズじゃないか でも3人に確認しなかった自分も悪い 明日はイスタンブールへ移動なので諦められず、 また扉をガシガシと鳴らすと先ほどの女性が呆れてやって来ました。 インターコンチネンタルからもらったペーパーを見せながら、 「ほらここに毎日オープンしていると書いてあるし」と交渉するも、 オープンしているのは2日だけとの一点張り。 どうやらこの女性は工事関係者のようでした。 仕方がないので「修道院の全景が見える場所を教えて」 ということで教えてもらった場所から撮った写真です。 ああ、ダフニ修道院。 あの建物中に世界遺産のビザンチン様式のフレスコ画やモザイクが。。。 こういう場合必ずリベンジを誓う私ですが、 アテネに行くことはもう無いと思う。 あまりにも社会情勢が悪すぎる。 しかも良くなる見込みは残念ながら当分無いであろう。 こうしてとぼとぼと元来た道を戻るのでした。 それにしても帰りのバスがなかなか来ない ダフニ修道院前のバス停 MONI DAFNIOY 昨日までストだった影響なのか、 20分待ってようやく来たバスにとりあえず乗ってみた 行き先は該当番号ではない845番バス、つづく。

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