2011/12/09(金)19:22
【アテネ旅行記】ベナキ博物館からシンタグマ広場
ダフニ修道院からアテネ市街へバスで戻ることにしました。
ダフニ修道院に入れなかった日記は、こちら
修道院前のバス停 MONI DAFNIOY
バスを待っていたのですがなかなか来なかったので、
最初に来た845番のバスに乗ってしまいました。
アテネまでは東へほぼまっすぐの道なのですが、
バスは途中で右折してしまいそのまま一向に曲がる気配がない
このままではどこへ行くかわからないのであわてて下車
降りたところは「T.E.I. PEIRAIA」というバス停でした。
道路の反対側へ行きバス待ちしている人に、
とりあえずメトロの駅へ行くバスがあるか聞いたところ、
親切に教えてくれました。
教えてもらったバスでしばらく行くと、
メトロのライン3の終点エガレオ駅(EGALEO)に無事到着。
ちなみにバス停の名前は「ESTAYROMENOS」でした。
あとから調べたところによると、
845番バスはピレウス港まで行くらしい。
ピレウスは紀元前490年に建築されたアテネを守る軍港で、
そうと判っていればバスの終点まで行ってもよかったかもしれない。
でもギリシャ語が読めなかったし、
バスの行き先はどう見てもピレウスでは無かったし。。。
さて、エガレオ駅の前にも正教会の教会がありました。
中は立派なビザンチン様式の教会でした。
ここからメトロへ乗ってモナスティラキ駅へ
お腹が空いたのでタベルナが立ち並ぶ通りを歩きます。
このあたりはアクロポリス帰りのたくさんの観光客が通るので、
俗に「ツーリスト・トラップ」といわれる呼び込みの激戦区です。
でも今日はアクロポリスも48時間ストライキでクローズ
見上げると無人のパルテノン神殿がむなしくそびえてます。
Dia Taytaというタベルナのウェイターさんが感じが良かったので、
入ってみることにしました。
Dia Tayta
典型的なギリシャ料理だそうです。
すべてのお料理にチーズが入っています。
グリーク・サラダはチーズと野菜をかき混ぜてしまった後です。
Dia Taytaは昨日行ったタナシスより美味しかった
ここからまたメトロ・ライン3に乗って、
2つ目のエヴァンゲリスモ駅(Evangelismos)へ
国立美術館やビザンチン・クリスチャン博物館の最寄り駅ですが、
ここも48時間ストライキ中なので閉館です
民間の博物館はスト中でも関係ないのでベナキ博物館へ行ってみました。
故ベナキ氏のコレクションで彫刻や絵画、イコンなどが所蔵されています。
Benaki Museum
ここのミュージアム・カフェが落ち着いていて良かったです。
テラス席から国会議事堂からアクロポリスまで見渡せました。
ここでゆっくりとくつろいでからシンタグマ広場へ
広場のど真ん中にはアフリカ系の黒人が
偽ブランド品を並べたお店がたくさんありました。
国会議事堂の方に眼をやるとたくさん人が集まっていました。
時計を見るとちょうど5時だったので急いで無名戦士の墓へ
ちょうどの時間に衛兵の交代式があるのです。
最後の方を見ることが出来ました。
衛兵が交代し終わったら写真撮影の許可がでますので、
観光客が一斉に衛兵の元へ駆け記念写真を撮ることが出来ます。
大規模ストライキがなければこんなに平和なんですね。
こうしてアテネの2日目はシンタグマ広場で終わりです。
ここからトラムに乗ってホテルへ。
インターコンチネンタル・アテナウム
ああ、やっぱり落ち着くなぁ。
インターコンチネンタルの詳しい日記は、こちら
明日はイスタンブールへ移動なのでパッキングです。
香水や化粧品などのたくさんの液体物を免税手続きしたものの、
どうやって空港の税関まで持って行くのか? つづく。