2015/09/08(火)09:18
【マカオ世界遺産を巡る6】鄭家大屋から媽閣廟へ
ギアの灯台から歩き始めた世界遺産めぐりもいよいよ終盤をむかえ、
ついに最終章となります。
聖ヨセフ教会から龍嵩正街に戻り高樓街を経て、
最初の十字路を右折すると鄭家大屋がありました
26.鄭家大屋(マンダリンハウス)
マカオで活躍した豪商・鄭氏の屋敷だそうですが、
屋敷内部の展示品や家具などの調度品が少なかった
マラッカやペナンの大富豪の屋敷を見てしまうと物足りなく感じますね。
また高樓街に戻ると小さな広場が見えてきました。
リラウ広場です。
27.亞婆井前地(リラウ広場)
大きなカジュマルの木が日陰を作っていて、
地元の方々がくつろいでいました。
正直「これが世界遺産?」と思ったのですが、
マカオで最初にポルトガル人が住みはじめた歴史的に重要なエリアのようです。
地球の歩き方によると「リラウ」は「山の湧水」とのこと。
広東語表記でも「亞婆井」となっているのでここに水源があったのでしょう。
そのまま道なりに進むと、
個人的に一番行きたかったお店が見えてきました。
マカオ唯一のポルトガルタイル「アズレージョ」の専門店、
西美斯國際貿易有限公司です
西美斯國際貿易有限公司 Simex-International Trading Ltd.
アズレージョについてはまた改めて詳しく書きたいと思います。
詳しい日記は、こちら
さて次は港務局大樓へ
28.港務局大樓
ここは外から見るだけ。
マカオでは珍しいイスラム様式のアーチ建築が印象的でした。
そしていよいよ世界遺産全制覇のゴール地点を目指し、
媽閣斜巷を下って行きます
29.媽閣廟
航海の女神「阿媽(アマ)」を祀ったマカオ最古の中国寺院だそうです。
中国人観光客はマカオに来たら必ず訪れる場所らしく恐ろしく混雑していました。
飛び交う中国語の喧騒がすさまじいです。
30.媽閣廟前地(バラ広場)
見よ、この人、人、人の混みようを
広場の美しい石畳(カルサーダ・ポルトゲーザ)もよく分からず
こうしてギアの灯台から始まった世界遺産めぐりも、
媽閣廟のあるバラ広場で無事に終わりとなりました。
10時前にマカオに上陸して約4時間で全制覇したことになります。
さすがに疲れました
この時は地球の歩き方頼りに歩いてとりあえず写真を撮るという繰り返しでしたが、
こうして日記を書くことによりマカオの知識がより深まったように思います。
今度はマカオに宿泊して朝の人が少ない街並みや、
夜の美しくライトアップされた建物などを見てみたいですね。
翌年再び訪れた時の日記は、こちら
この後はマカオ半島から橋を渡ってコロアネ島へ行きます、つづく。