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カテゴリ:産業カウンセラー
スコトーマは元々『眼科医が使う医学用語』として使われていた。身体の構造上、神経の束に遮られて『視覚情報として認識できない箇所』がある。この『盲点となるポイント』を眼科医はスコトーマと呼んでいた。
近年ではこの言葉が心理学やコーチングなどでも持ち入れられるようになった。心理的盲点で定義するスコトーマとは人が無意識的に見落としてしまう盲点のことをいい、脳は『自分にとって重要な情報』しか取り入れず、『重要性の低い情報』を必要のないものと判断して全て削ぎ落とし、重要な情報だけを処理する機能がある。 極端にいえば脳は『自分にとって重要な物』だけ認識するようにしており、重要性でないと判断し、削ぎ落とされてしまった情報がスコトーマともいえる。 逆に言えば、すべての情報を認識して処理していたら脳がパンクしてしまう。しかしながら、そぎ落とされた情報の中に貴重な情報があり見逃していることも少ないということかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.21 03:59:03
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