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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2014年01月10日
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カテゴリ:文鳥動向の備忘録

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説明札をもらったので・・・

 そんなわけで、正午、白文鳥♂探し作戦を発動した。
 うむ、白文鳥は「シロブンチョウ」と私は読む。「ハクブンチョウ」という読みも昔からあって、間違いとは言えないが、言葉としては「シロブンチョウ」と読むのが自然と言える。理由は前にも書いたと思うが、桜文鳥は「サクラ」と訓読みし、既に存在しない並文鳥も「ナミ」とやはり訓読みしていたので、白も「シロ」と訓読みしないと、呼称としてバランスが取れなくなってしまうためだ。
 などと、どうでも良い話は置き捨て、分厚いダウンジャケットで重装備し、寒風が吹く中、バスで川口駅方面に南下。途中の第二庁舎前で降車して、幸町のふじのいち商店街の
日の出屋ペットショップ。店先に文鳥その他のカゴが並んでいて、寒風にふるえていてかわいそうであった。透明のビニールシートを寄贈したくなったが、ともあれ文鳥たちを見て回る。
 ・・・ところで、最近の飼い主の中には、このように真冬の店先に文鳥その他の小鳥を出しっぱなしにしていることに、嫌悪感を抱く人も多いのではなかろうか?しかし、古いお店ほどそれを『普通』としていて、特に問題なく昔から行ってきた伝統の展示方法なので、他人が意見をしても改まるものではない。文鳥や十姉妹、セキセイインコは、外展示で問題無しと、断定していて、それでやってきた歴史が厳然と存在するのだ。もちろん、老舗でもそれを不適当とするお店もあるし、当然ながら、私は、やめておいたほうが良いと思っている。少なくとも北風が強く吹く時は、風よけを考えない方が不思議で、これでは体調を崩して展示中に斃死する確率を増してしまうだけだとも思っている、それが昔から行われている事実を知っているので、さほど嫌悪感は持たない。悪しかれ『普通』なので、「昔ながらだな」と思うだけである。
 さて、そんな中、白文鳥はいた。しかし、「白文鳥オス7000円」とある札のカゴには、いない。白文鳥がいるカゴには、値札その他は無い。つまり、このお店におけるオスの白文鳥の値段はわかるのだが、それがいるのかいないのかわからない。仕方がないので、こちらで判断したところ、2羽ほどいた白文鳥は、どちらもメスのような印象であった。次へ行く。
 目の前に迫る大きなショッピングセンター『アリオ川口』へ。一階のペットショップ、ワンラブは、その名が示す通り犬に重点を置いたお店だが、小鳥も取り扱っているらしいことを、事前に察知したので、一度確認しておこうと思ったのだ。奥まった別室に小動物の生体が展示されており・・・、文鳥は、白文鳥1羽、それもオスと表記されている↑。「出生地静岡県」「誕生日2011/11/頃」、写真は2羽の姿となっている。してみると、2012年の秋頃にペアでこの店にやってきて、昨年中に相方だけ売れたのか、不幸にして亡くなってしまい、売れ残り、運動不足と張り合いの無さで、ボンヤリノンビリになってしまったのだろう。姿はそれなりに美しいのに、何しろ活気が無く、眠ってばかりなのだ。せっかくなので、連れて帰りたかったが、いちおう「キープ!」と頭に刻印して、次へ。
 川口駅から京浜東北線を1駅、赤羽で埼京線に乗り換えこれも1駅、十条に到着。アーケード商店街をずんずん歩いて、途中を右折して関和鳥獣店。どんどん中に入って、店主のおじいさんに視線を向けることもなく、黙って小鳥たちを見て回り、文鳥は、シルバーペアと桜文鳥2羽と、5、6羽のひとりエサになりたてくらいの白と桜のヒナだけであるのを見てとった(5500円と値札にあったように思える。ヒナの値段としては割高に思える人もいそうだが、ひとりエサになるまで育ててもらっているものと考えれば安いとも言える。白文鳥のヒナ、かわいいので連れて帰りたかった・・・)。ここで初めて、店主のおじいさんに向かって、「白文鳥のオスはいませんか?」と尋ねる。それに対するお答えによれば、年末まではかなりいたが売れてしまい、今は珍しいことに桜文鳥のメス2羽だけになっている。しかし、白文鳥のオスは在店しているのが普通で、すぐに入荷するはずなので、予約すれば入荷の際に電話する、といったことであった。
 どうやら間が悪かったようだ。このお店を本命とする者としては(それにしては、この態度はどんなものかと自分でも思うのだが・・・)、残念無念だが、今回は「キープ!」がいるので、予約の件には触れずに、「また(文鳥探しの際に)来ます」と社交辞令を残して戻る。

 川口そごうで、夕飯用の崎陽軒のシュウマイ弁当と、明日のお昼用にポンパドウルのパンを買う。どちらも横浜市の名物なわけだが、なぜか埼玉県川口市のデパ地下に二つとも売っている。なお、この旅に出るたび思い出してしまう人もいるらしいこの有名なシュウマイ弁当750円は、シュウマイなど大したことはないのだが、添え物が結構いける。やたらしょっぱい鮪の照り焼は好き嫌いがありそうだが、味のしみた筍煮は侮れないし、なぜか存在するあんず漬けは、いつ食べれば良いのかタイミングがわからないのだが、甘酸っぱくて気が効いている。従って、数年に一度は食べたくなる(つまり数年食べていなかった)。
 早足にずんずん歩き、再び『アリオ川口』。ダウンジャケットの保温効果は強力で、なんやかやと結構歩いているため、汗をかきヘロヘロになりながら売れ残り君を購入する。店員の優しげな若者♂は、以前文鳥を飼っていたそうで、この白文鳥を見ると思い出すのだそうだ。彼の話によれば、やはりペアで入荷し、一方は売れたらしい。確認書の類にサインをさせられたが、性別の保証はしないそうだ。そう言われると、さえずるのを確認したくなったが、この顔でメスなら珍重すべきなので、構わず代金を支払い、その売れ残りっ子が入ったボール箱を使い捨てカイロを仕込んだカバンに入れ、すっ飛んで帰る。
 もう本当にくたびれつつ、15時30分帰宅。カゴを準備し、体重を測定する。箱入り状態で48g、空箱24g、となれば24gだ。体格のわりに軽量なのは、運動不足で筋肉が少ないからだろう。しばらくは、まともに飛べないかもしれない。・・・確かに鈍臭い。驚いて身動きが取れなくなってしまった。その白文鳥の姿を撮影し、「リオ」と呼ぶことにした。アリオで買ったからである。
 リオ君は、オスらしいなかなかの美男子だが、今のところチュンともキューとも鳴き声を発しない。エサも水も飲んでいないようだ。隔離部屋(仕事部屋)は、ショッピングモールの店内より寒いと思うが(寒ければ保温器に寄ってね)、明日の朝、朝日を浴びて元気が出てくるのではなかろうか?どういったさえずりをするのか、楽しみだ。

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ヘタレているリオ君

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男前なリオ君(でもすでに2歳)

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既に黄昏ているリオ君






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Last updated  2014年01月10日 23時00分38秒
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