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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2016年11月07日
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カテゴリ:動物愛護法関連

安定する脚の位置を探し当てたらしいイッツ

 エサ場にも水場にも近いこの位置↑が落ち着くらしい。水飲みの水は天井に設置されたヒーターで温められているので、案外暖房効果もあるようだ。たくましいので、安心させられる。
 ヒノは他の文鳥たちを寄せ付けない。正確に言えば、なぜかノコリにだけにじり寄っていくが、他の桜文鳥が近づくと追い払い、白文鳥が近づくと飛び退いて離れる。総じて、孤高と言える。心を開く日が来るのか、今しばらく、様子見である。

 そして、勘弁してくれと悲鳴が聞こえる気もするが、昨日の続きである。
 インコ類、正確に言えばオウム目の鳥たちは、300種類ほど存在しており、飼い鳥となっているものだけでも、小型のセキセイインコから大型のヨウムのようなものまで幅広い。したがって、インコ類の知識だけでも、それが十分に備わっていれば、よほど博学と言えると思う。しかし、今回の件に限れば、小型のセキセイインコについての知識不足を露呈している。もし、その認識が深いものであれば、飼育種のコキンチョウを見て、保護すべき野生種と安易に混同するはずがないのである。
 で、ようやく、野生種と飼育種が学問上同種でも実際はまったく異なる例の真打ち登場だ。セキセイインコさん。この飼鳥として最高の人気を誇る小鳥は、ご承知のように、原種からの品種改良が盛んに進んで、色も形も多様なバリエーションを持つようになっており、そうしたバラエティーの豊かさが、魅力の一つにもなっている。
 ところで、オーストラリア大陸で群れて飛び回っている野生種のそれとはかなり違った外観になっている飼育種が、やはり、オウム目インコ科セキセイインコ属セキセイインコ、学名Melopsittacus undulatusとして、野生種と同じ種に分類される存在であることは、「専門家」なら当然、ご存知のことかと思う。であれば、コキンチョウを云々した「専門家」氏の理屈では、野生のセキセイインコが、万一絶滅危惧種になった場合、日本その他世界のセキセイ愛好家の元で暮らしているブルーやルチノーやオパーリンやジャンボや羽衣たち、そうした野生には存在し得ない飼育種が保護対象とされて、飼い方などろくに知らない公共機関のお役人や、どういった権限があるのか不明な民間団体に連れさらわれてしまうことになる(の?)。それが現実的か、また論理的か、さらに科学的か、自ずと答えは明らかなものと思う。
 ついでに、飼鳥としての歴史はセキセイやカナリアに引けを取らない大型インコが(カリブ海の海賊の肩に止まっているぞ!)、飼育種として野生種から分離出来ずにいる理由を、お考えになったことがあるだろうか?私も深く考察したわけではなく、今現在、テキトーに思いつくまま書いているが、普通に考えれば、根本的な要因は性成熟年齢の相違かと思う。簡単に言えば、1年未満で成熟し繁殖し、しかも多産の種類は、品種改良がしやすいのに対し、大型インコではそれが難しいからだと思う。例えば、ほ乳類にしても、犬はめまいがするほど品種改良が盛んで、覚えるのは不可能ではないかと思えるほど多くの品種が存在しているが、一方で古代から人に使役されているにもかかわらず、象の品種改良は聞かない(飼育下での繁殖もいまだに難しい)。
 人間には新奇なものを好む性癖があり、いろいろなものを集めたい蒐集癖もある(もちろん個人差は大きい)。品種改良には、自分好みの姿に近づけていく楽しみがあり(「デザインする」といった表現もあるようだ)、新たな姿を生み出す達成感もある。もちろん「断然桜文鳥派」の私には、そういった方向の願望は薄いが、そうした人の欲望により、品種改良が行われているのは事実であり、それも実に盛大に行われていることを、認識しないわけにはいかない。そして、そうした人々の欲望を叶えるのに、あっという間に成熟し、しかも子孫をたくさん産んでくれる生物は、実に好都合に相違なく、そうした需要があるために、カナリア、セキセイなどの小鳥や、犬や猫などは、野生種とはかけ離れた姿に変貌してしまい、野生種が絶滅危惧になろうと無関係な存在になっている。もはや人為的環境下で完結する話なので、野生動物の進化を大命題とした、分類学上の同一種の範疇か否かや、野生種の保存とは、全く無縁な存在となっていることを、そのようにした当事者である人類は認識しなければ、無責任になるだろう。

 鳥類の場合、実際に飼育数が多いのは小型種なので、一般的な活動を行う場合、知識の軸足は小型種に求めなければ、結果的にミスリードに終わってしまう危険性があるかと思う。「インコはみな一緒、小鳥はフィンチでも何でもみな可愛い」と、同一視した連帯意識も必要なことだが、それぞれに違いがあり、違いがあるからこそ、それぞれに素晴らしいのも、また真実ではなかろうか。こうした種の違いを常に意識することも、知識を吸収する際に必須の心がけだと思う。大型インコのスペシャリストで、インコ全般、さらにはフィンチ類を含む専門家を志す方々には(もしくは、小型種の飼い主にもかかわらず、大型種の飼育から生まれた価値観の影響ばかり受けてしまい、小型種飼育の伝統的価値観と相対化することができない初心者)、大型種での知見に流されぬように、この機会に、「イメージしてみて、セキセイインコが絶滅危惧種だと。やってみれば簡単でしょ?」と、ジョン・レノンのごとく唱えていただければと思う。







Last updated  2017年01月16日 14時18分44秒
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