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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2017年06月18日
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 以前より気になっていたことの一つに、「桃太郎公園」がある。幼児期を過ごした神奈川県横浜市南区井土ヶ谷中町にある小さな公園で、セミを捕りをしたり、近所のお兄ちゃんの天才的ブランコ技に感嘆して見守ったところなのだが、そこに2メートルほどの桃太郎像とされるオブジェがあり、なぜそのようなものが存在するのか不思議だったのだ。
 それで、今日、文鳥のヒナに給餌しながらテレビを見ていたら、高田純次さんが東京の人形町界隈を散策していて(再放送)、そこの小学校がモダンで素敵だ、といった風な感想を仰っていたのを聞き、引越しのため2ケ月しか通わなかった井土ヶ谷小学校は当時まだ木造で、モダンなのよりあのような風呂の焚きつけに使いたくなる校舎の方が、印象に残るものだけどな、と思ったところで、桃太郎公園を思い出し、年来の疑問を調べたくなった。

 正式名称を『井戸公園』とわかった。しかし、桃太郎像については、何時いかなる理由で設置されたかわからなかった。地域情報サイトの方が、わざわざ行政に尋ねられているのだが、結局不明とされていたのである(『はまれぽ』)。
 土木事務所によれば、「1952(昭和27)年に桃太郎が上大岡から南区の鶴巻橋にやってきて、その後公園整備があった1968(昭和43)年に鳥井戸公園に移設された、という説がある」そうで、それが事実としても(具体的なのでおそらく地元民から聞き出した「事実」)、昭和20年代には存在して転々としたことがわかるだけで、そもそも上大岡のどこで誰が何時何のために作成したのか、起源については何もわからない。

 そこで、とりい=鳥居と桃太郎なら「桃太郎神社」だと連想し、ネット検索してみた。すると、愛知県犬山市に桃太郎神社は実在し、その一帯は桃太郎公園と呼ばれ、似たようなペンキ塗装のコンクリート像が境内にた~くさんあるのを発見した!
 これはもう、無関係なはずがあるまい。この一部マニア(薄っすら以前に側聞していたようにも思える)に知られた桃太郎神社のオブジェを制作したのは、浅野祥雲という人で、ウィキペディアによれば「作品は中部地方を中心に800体近くが現存しており、ほとんどが身長2メートル以上の人物像(仏像)で、コンクリートの表面にペンキで着色され、一箇所に集中して林立することが特徴である。リアルさ・稚拙さ・ユーモラスさをあわせ持った作風で、一度見たら忘れられない強烈さから一部で人気を博している」とあり、その特徴は、そのまま鳥井戸公園の桃太郎像に当てはまる。
 もし、浅野祥雲作のコンクリート像であれば、わざわざ関東にまで持ち込まれ現存する貴重なものなのではなかろうか?この際、『ぶらタモリ』にネタとして提供し(『タモリ倶楽部』で取り上げたことがあったそうなので・・・)、優秀なNHKスタッフ諸氏を通じて浅野祥雲研究家の大竹敏之さんにご鑑定をお願いして欲しいものである。夜見ると気味悪いとか、平板な感想でお茶を濁さず(コアな人気があったりするんですよ!)、何となくこの記事を目にしてしまった井土ヶ谷の地元民には、自分の住む地域のため、この際頑張って頂きたい。

 上大岡に移り住んだ犬山市出身の人がいたのか。転々とする中で、お供とはぐれてしまったのか。いろいろ桃太郎さんに尋ねたいものだ。





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Last updated  2017年06月18日 17時53分24秒
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