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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2018年05月26日
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カテゴリ:文鳥動向の備忘録

​​水浴びするウチのマサルことフクちゃん​​

 ​週刊文春​が事件のあった試合後の日大アメフト部監督内田氏のオフレコ発言を報じている。その中で関西学院大学の鳥内監督のコメントに対し、「よく言うよ、何年か前の関学が一番汚いでしょ」などと発言していたので、一言申し添えたくなった。
 このような酔っ払いのバカ発言を報道されては(「カンサイ」と連呼したり、篠竹の弟子のはずだが、相手を尊重する武士道精神はゼロだな)、知らない人はどこのチームもやっていることと誤解し、アメフトに対する偏見につながってしまうのではないかと危惧する。アメフトを知らない人、アメフトの指導者でありながらアメフトのことがわかっていない人、そうした人たちには、アメフトにおける相手の虚をつく賢い、あるいは狡猾とも言えるゲームプランの構築と、相手の選手をつぶすことを目的とした犯罪計画の区別がつかないのかもしれないが、当然まったく別物である(このような発言をする人物の師匠こそ、故篠竹幹夫であり、その人が生前具現化していたアメフトへの『情念』、良くも悪くも前近代的なそれを現在の日大アメフト部は受け継いだはずだが、『情念』の良い面は形骸化して悪い面ばかり負の遺産として残ってしまっているように思えてならない)。驚きを禁じ得ないことに、日大のアメフト部の指導者たちにはインテリジェンス(情報を判断して行動する知性)が欠落していて、バーバリズム(直観的な野蛮性)のみを重視し、現代アメフトの常識が通用しないようなので、この際、相撲取りだった日大理事長の奥様が経営されているというちゃんこ屋に集う機会も多かった彼らには(​ジャーナリストの伊藤博敏さんのブログ​)、両者の違いを相撲に当てはめて説明しなければならないのかもしれない。​
 例えば、突き押し相撲を得意とする力士が、顔を赤らめ鼻ふくらまして「はっきょいきょい!」としきり線に腕をついていたら、これはもう思い切り突っ込んでくるのは間違いあるまい。さらに、その力士が猛牛のように頭を下げて突っ込む過去の取り組み内容を知っていたなら、その行動はより明白と言えよう。では、その意図を察知したら、どうすれば良いだろう?もし、段違いの実力差があれば、特に何もせず、その当たりを無造作に受け止めてしまうかもしれない。また、立ち合いの速さでその猛牛力士に劣れば、わかっていても避けられないかもしれない。しかし、可能であれば、普通に身をかわすはずである。勢い込めて突っ込んできた猛牛力士に対し、「オーレイ!」と闘牛士が赤い布(ムレータ)を翻し身をかわす如く正面から消えてしまえば、あわれ猪突するだけの猛牛は目標を失って前のめりに倒れてしまうことだろう。
 横への変わり身は、正面からのぶつかり合いを望む者にとっては、まさに「きったねえな~」である。顔に泥をつけて情けない顔になりながら悔しがることになるはずだ。しかし、身をかわすのも相撲だ。そして、その突き押し相撲の力士が賢ければ、いつもいつも牛のようにあしらわれたりはしないだろう。身をかわす隙も与えぬほどの踏み込みのスピードを身に付けたり、相手が身をかわすか否かを判断し一拍置いて移動した相手の側面を突く判断力に磨きをかけたり、スピードよりパワーを重視して頭を下げず胸元を見続けて突くようにスタイルを変更したり、勝てるように対応していくはずである。つまり、デブの裸踊りと誤解されることもある相撲にも、虚々実々の駆け引きがある。そしてそのような個々の駆け引きをチームの集団同士で行うのがアメフトなのである。相撲で相手の目論みを読んで対処するように、そのプレーにおける相手のアサイメントを潰す、そのゲーム全体での相手のゲームプランを崩壊させる、それがアメフトなのである。
 では、実力のある力士が、優勝するのに邪魔なライバルを、早めに潰してしまえと、勝負がついた後にダメ押しして土俵の下に転げ落としたり、練習の申し合い稽古の際に意図して負傷させようとしたらどうだろう?それは「きったねえな~」では済まない計画的犯行に他なるまい。そのような者に相撲をとる資格がないことは、不思議と的外れな解説が話題の舞の海秀平氏の大学時代の恩師である日大の田中英寿理事長であれば、万々承知のはずである。ところが、その理事長と一緒にちゃんこ鍋をつついていた子分たちが、ダメ押しよりひどいことを、事もあろうに教え子である学生に強要した疑いが濃厚となっているのが、現状だ。他人事として誤魔化そうなどとせず、今さらでも、しっかり認識して、相撲部の監督の際は行っていたであろう正しい指導力を発揮して頂きたいものである。
 ところで、繰り返すが、日大アメフト部は廃部すべきだ。もちろん、部員諸君には気の毒なのだが、存続しても気の毒なことにしかならないので、早急に解散して別の道を開いた方が、結局彼らのためになるかと思う。もし無理に存続させても、まずそのためには、現在のコーチ陣はすべて免職させ、「田中ファミリー」のアメフト関係者はすべて大学から放逐しなければなるまい。それが可能でも、学内手続きに時間がかかり、すぐに正常化するのは不可能なはずである。それをクリアしても、いばらの道が待っている。想起されるのは2007年部員に大麻汚染が広まっていたのが露見し、それまで黄金時代を築いていた関東学院大学(こっちも「関学」なんだからね!)ラグビー部の凋落である。日本ではアメフトよりずっとメジャーな大学ラグビーで一時代を画していた関東学院だが、この不祥事により一気に弱体化し、大学挙げて復活の努力が重ねられているものの、いまだ二部校の位置づけに挙げてに甘んじている。このように、一度評判が落ち信頼を失えば有能な学生は集まらず、施設などは全盛時代同様で充実していても、元のような強豪ではあり続けるのは至難で、何年も、十数年も、何十年も、低迷する覚悟が必要なのである。
 さらに今回のケースでは、試合する相手がいなくなったり、自分たちがハードタックルが出来なくなってしまうことも、しっかり認識しておいた方が良い。死に追い込みかねないような凶状持ちの集団と見なされていては、誰も試合はしてくれない。また、巨大な膿を出し切って試合が出来るようになっても、非難を気にしてタックルが甘くなれば、もはやまともな試合は出来ない。つまり、気の毒ではあるが、もはや通常の部活動は不可能なのである。したがって、今までのように戻れるなどとは考えず、連帯責任の理不尽さを味わうのもチームとしての在り方だと覚悟して(勝利の喜びをチームの仲間と味わいながら、苦境になれば俺は無関係などと個人主義を主張するなど、身勝手である。チームが責任を問われるのなら、それに所属する者は皆同様に責任を負うのが当たり前である)、頑張って頂ければ思う(転校しやすいようにするなど選択肢を用意する配慮は有って良いかと思う。しかし、仲間を置いて逃げたような気分になるかもしれず、メンタル面でしっかりサポートする必要があるだろう)。

 ところで、ウチのフクちゃんは何をしてもかわいい。フィギュアスケートのロシアの女の子に送られた秋田犬の子犬にもひけをとらぬ。
 例のワンコは女の子だが、勝、の意味で「マサル」と名付けるそうで、執拗に男の子の名前だと言い募る日本のマスコミがいて、古いな、馬鹿だな、と前々から思っていた。「マサリュ」などと発音すればかわいいし、「マーシャ」にもなるので、ロシア語的にはたぶんOKであり、だいたい男性名の女性名のと区別する方がおかしい(ドイツ語の専門家か?)。以前、徳川家康とか戦国武将がみな美少女キャラになっているゲームか何かの宣伝を見て腰が抜けるほど驚いたが、気づけば電車や戦艦が美少女キャラになっていて(我が最寄り駅、埼玉高速鉄道も女性キャラ化していた・・・)、日本のおそるべきサブカルチャー(とは最近言わないのか?)では、男性名と女性名の倒錯どころか何でも有りなのである。
 とりあえず、今度機会があったら、文鳥の名前の候補に「マサル」を入れておこう。





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Last updated  2018年05月27日 12時31分25秒
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