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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2020年11月26日
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カテゴリ:文鳥動向の備忘録
​ホモ型で奇形だが徐々に成長​

 ディエゴ・マラドーナが亡くなった。選手としては大天才だったが、人としては欠陥だらけの人物であった。
 ところで、サッカーの偉人が凡人に劣っても、別段不思議には思わないかもしれない。もしかしたらその感覚は、学校生活での経験上、体力に優れ運動が得意な子には、勉学が不得意な子が多かった、といった印象を持つ人も多いからなのかもしれない。
 ところが尚のこと不思議なことに、音楽などの芸能の価値に恵まれた人が、政治思想についてごく個人的な、はっきり言えば、アホな書生論のようなことを言っても、得てして人は耳を傾けたがる人が多いのはなぜだろうか?例えば、ノーベル賞物理学賞を受賞したその学問分野における権威が、政治向きの意見表明をすることもあるが、当然のことのようにして有難がる。
 傑出した天才は、得てしてその得意分野以外は凡人に劣るものであり、それは運動であれ学問であれ同様であろう。勘違いすべきではない。
 天才と言えば、一昨日、「NHK新人落語大賞」を(途中から)観て、審査員のコメントに感心したことを思いだした。
 熱演する「新人」落語家さんについては、春風亭ぴっかり☆さんしか知らなかったが、ずいぶん上手になっているので、天才とは思わなかったが、感心した。以前、この人が何かの折に落語をしているのをテレビで見たのだが、その噺というのが、師匠のこちらは確かに天才の春風亭小朝さんの新作で、確か吸血鬼の女の子が江戸のお店に勤めて、店先でコウモリのように逆さにぶら下がっているとか何とかいうしょうもない話であった。そのような話を真面目に創作して平気でやってしまうから天才なのだが、よりによってこんなものを師匠から受け継いでしまう弟子も弟子と言えようか。
 で、大賞の栄冠に輝いたのは存在を知らなかった笑福亭羽光さんで、自分で考えた新作を落語大賞で演じてしまう根性は立派であった(新人なのだから「古典」をうまく演じるだけでなく、何か挑戦して欲しいのだが、羽光さんの挑戦は暴挙すれすれと言えた)。
 落語の方は、本人曰く「SF小説のメタ構造」なのだそうだが(​記事​)、私はインドの叙事詩と同じだと思って感心して聞いていた。文学的に言えば枠物語、本筋の話の中に、夢の話とか会話でのたとえ話の形で違う物語が入り込む構造で、インドやアラビアの古典文学は、これが多重になって実に複雑なものとなっているのだ。つまり、新しいようで古くからあるわけである。
 古代から存在する物語の手法を落語に導入する天才が花開くのを期待したい。

 そして、我が家で天才を期待しているのが、チビ太である。すでに28gもあるのでチビではない。羽毛もかなり生えてフカフカになってきた。脚は不自由だが、羽ばたくことは出来そうで、飛べるかもしれない。
 ・・・きっと何か恐るべき才能を隠しているに相違ない。今後を見守りたい。





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Last updated  2020年11月26日 23時38分02秒
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